著者は、令和2年92歳で逝去された。
彼は、大東亜戦争を日本軍人として、朝鮮戦争を韓国軍人として戦かった。
そして、二つの国を愛してやまなかった国士であった。
世の中は、激しく転変したが変節しなかった。
道徳的、能力的あらゆる面で日本人が一番優れている。自信を持って東アジアのために活躍してもらいたい。これは、彼の信念であった。
東アジアで日本のみが、唯一西欧「近代化」に成功した。
異文化・異文明を導入し工業化に成功したのは、奇跡であるに等しかった。
彼は、二つの国の軍人として戦った。
そこにあるのは、育ててくれた国家への愛であった。
日本人は、目覚めよ。自信を持ってアジアのために活躍してもらいたい。
そして、韓国人は歴史を直視せよ。そして、誇りを取り戻せ。
このような人がいたことを知れば、世の中も捨てたものでない。
元韓国空軍大佐が語る 日本は奇跡の国 反日は恥 単行本(ソフトカバー) – 2021/9/21
崔 三然
(著)
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日本よ、目覚めよ。
韓国よ、歴史を直視せよ。
大東亜戦争を日本軍人として、
朝鮮戦争を韓国軍人として戦った
祖国韓国を愛し、日本を愛してやまなかった
「韓国のサムライ」の日韓両国民への最後の警鐘
道徳的、能力的あらゆる面で日本人が一番優れている。
自信を持って東アジアのために活躍してもらいたい。
惜しまれつつ2020年92歳で世を去った「真の国士」の遺稿を再編
日本人は誇りを失うな!
韓国人は誇りを取り戻せ!
●日本を「一等国」たらしめているもの
●旧日本軍少年飛行兵に入隊し学んだこと
●少飛出身者が韓国空軍創設に果たした役割
●「北朝鮮のスパイ」文在寅政権に明日はない
●韓国左傾化のターニングポイント「光州事件」
●朝鮮半島は日本の安全保障の基軸を忘れるな!
●日本はスパイ防止法・国家諜報機関設立を急げ
●「空の女神」藤田多美子鎮魂の秘話
目次
[特別寄稿]崔三然氏著書刊行に寄せて 伊藤 陽一(慶應義塾大学・国際教養大学名誉教授)
はじめに
一章 日本は「おとぎの国」である
日本は侵略戦争をしていない
日韓問題を懸念する
私が講演活動を続けてきた理由
日本の「路線バス」に驚いた
日本人の気質を象徴する鉄道網
河川敷を眺めてみると
日本の潜在能力
日本もアメリカも「マニュアル社会」?
日本を「一等国」たらしめているもの
「匠の国」「こだわりの国」日本
現在の日本と未来
二章 「少飛魂」と韓国空軍
少年飛行兵を志す
東京陸軍少年飛行兵学校へ
大分教育隊での思い出
飛行技術の話
終戦と除隊、そして帰国
母方の叔父の思い出
父とその後
韓国空軍に入隊する
朝鮮戦争
「少飛」あっての韓国空軍
韓国軍の節目、メイド・イン・コリアへ
三章 韓国の危機は日本の危機
朝鮮半島は日本の安全保障の基軸であった
朝鮮半島の宿痾の源泉は何か
今も変わらない日本安全保障への朝鮮半島の重要性
朝鮮半島に関わる日本の安全保障への提言
スパイ防止法及び国家諜報機関の設置が急務
北東アジア戦略的環境の変化
日本の安全保障
四章 日韓に横たわる問題の本質
日本を正当に評価できない韓国
徴用工・慰安婦の真実
在日韓国・朝鮮人に物申す
光州事件
『元韓国陸軍大佐の反日への最後通告』
韓国における兵役逃れとモラルの低下
日本が朝鮮にもたらしたもの
日本人は悪いことをしていない
戦勝国史観から脱却せよ
権威と権力の分離
世界に冠たる日本の特色
世界は日本をどう見ているか
日本の地政学的環境と生存戦略
日韓は今後いかにあるべきか
五章 赤化韓国に未来はない
現在の韓国は忘恩の反逆者
赤化韓国の目指す道
北朝鮮の目的はすべて「赤化統一」のため
「アメリカ出ていけ」と韓国が言えない事情
アメリカを追い出すための反日
赤化大統領を追い詰めろ
アメリカにも問題は多い
文在寅政権は長くないが……
六章 「空の女神」藤田多美子鎮魂に寄せて
人柱になった乙女
「大空の女神」との再会
「誉の大和撫子」
おわりに
[特別寄稿]崔先生のようになりたい 村田 春樹(今さら聞けない皇室研究会・顧問)
[解説]崔三然氏が訴えたかったこと 佐伯 浩明(元産経新聞政治部編集委員)
刊行に寄せて 崔 鶴山(慶應義塾大学非常勤講師)
韓国よ、歴史を直視せよ。
大東亜戦争を日本軍人として、
朝鮮戦争を韓国軍人として戦った
祖国韓国を愛し、日本を愛してやまなかった
「韓国のサムライ」の日韓両国民への最後の警鐘
道徳的、能力的あらゆる面で日本人が一番優れている。
自信を持って東アジアのために活躍してもらいたい。
惜しまれつつ2020年92歳で世を去った「真の国士」の遺稿を再編
日本人は誇りを失うな!
韓国人は誇りを取り戻せ!
●日本を「一等国」たらしめているもの
●旧日本軍少年飛行兵に入隊し学んだこと
●少飛出身者が韓国空軍創設に果たした役割
●「北朝鮮のスパイ」文在寅政権に明日はない
●韓国左傾化のターニングポイント「光州事件」
●朝鮮半島は日本の安全保障の基軸を忘れるな!
●日本はスパイ防止法・国家諜報機関設立を急げ
●「空の女神」藤田多美子鎮魂の秘話
目次
[特別寄稿]崔三然氏著書刊行に寄せて 伊藤 陽一(慶應義塾大学・国際教養大学名誉教授)
はじめに
一章 日本は「おとぎの国」である
日本は侵略戦争をしていない
日韓問題を懸念する
私が講演活動を続けてきた理由
日本の「路線バス」に驚いた
日本人の気質を象徴する鉄道網
河川敷を眺めてみると
日本の潜在能力
日本もアメリカも「マニュアル社会」?
日本を「一等国」たらしめているもの
「匠の国」「こだわりの国」日本
現在の日本と未来
二章 「少飛魂」と韓国空軍
少年飛行兵を志す
東京陸軍少年飛行兵学校へ
大分教育隊での思い出
飛行技術の話
終戦と除隊、そして帰国
母方の叔父の思い出
父とその後
韓国空軍に入隊する
朝鮮戦争
「少飛」あっての韓国空軍
韓国軍の節目、メイド・イン・コリアへ
三章 韓国の危機は日本の危機
朝鮮半島は日本の安全保障の基軸であった
朝鮮半島の宿痾の源泉は何か
今も変わらない日本安全保障への朝鮮半島の重要性
朝鮮半島に関わる日本の安全保障への提言
スパイ防止法及び国家諜報機関の設置が急務
北東アジア戦略的環境の変化
日本の安全保障
四章 日韓に横たわる問題の本質
日本を正当に評価できない韓国
徴用工・慰安婦の真実
在日韓国・朝鮮人に物申す
光州事件
『元韓国陸軍大佐の反日への最後通告』
韓国における兵役逃れとモラルの低下
日本が朝鮮にもたらしたもの
日本人は悪いことをしていない
戦勝国史観から脱却せよ
権威と権力の分離
世界に冠たる日本の特色
世界は日本をどう見ているか
日本の地政学的環境と生存戦略
日韓は今後いかにあるべきか
五章 赤化韓国に未来はない
現在の韓国は忘恩の反逆者
赤化韓国の目指す道
北朝鮮の目的はすべて「赤化統一」のため
「アメリカ出ていけ」と韓国が言えない事情
アメリカを追い出すための反日
赤化大統領を追い詰めろ
アメリカにも問題は多い
文在寅政権は長くないが……
六章 「空の女神」藤田多美子鎮魂に寄せて
人柱になった乙女
「大空の女神」との再会
「誉の大和撫子」
おわりに
[特別寄稿]崔先生のようになりたい 村田 春樹(今さら聞けない皇室研究会・顧問)
[解説]崔三然氏が訴えたかったこと 佐伯 浩明(元産経新聞政治部編集委員)
刊行に寄せて 崔 鶴山(慶應義塾大学非常勤講師)
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本の長さ216ページ
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言語日本語
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出版社ハート出版
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発売日2021/9/21
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ISBN-104802400772
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ISBN-13978-4802400770
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出版社より
私が崔先生の知遇を得たのは平成十九年頃である。ある女性の紹介で三人で話したのだが、その紳士的物腰、清潔に歳をかさねた風貌、知性溢れるお話、私の父や伯父が使っていた古い戦前の日本語が懐かしく、まさに一気に魅了されてしまった。
特に印象的だったのは、大日本帝国陸軍少年飛行兵時代と全く変節していないということだ。世の中が激しく変転し、韓国朝鮮そして日本まで国を挙げて変節した。しかし崔先生は微動だにしなかった。
もちろん韓国人としての祖国への忠節も、また堅固なものがあった。私の目の前に両国に忠節を尽くした軍人が忽然と現れ、私は驚喜した。実に嬉しかった。
それから、何十回もお目にかかり教えを請い、拙い手紙をさしあげた。回を重ねるごとに尊敬の念は深まった。かかる日本人ありき。かかる韓国人ありき。私は両国国民に大声で叫びたかった。
「ここに日本人としての見本お手本がいらっしゃる!ここに韓国人としての見本お手本がいらっしゃる!」と。
村田 春樹(今さら聞けない皇室研究会・顧問)
商品の説明
著者について
崔 三然(サイ サンゼン)
1928年生まれ。1943年日本陸軍少年飛行兵として大東亜戦争を戦う。
終戦後、韓国へ戻り、大学で英文学、大学院で行政学などを専攻。朝鮮戦争に空軍将校として従軍。
1971年大佐で退役。退役後は経済界の要職を歴任し、韓国工業基盤の発展に尽力。
退職後は、日韓両国に跨る民間交流、執筆、講演に取り組んでいる。韓国空軍士官学校名誉教授。
令和2年逝去。
1928年生まれ。1943年日本陸軍少年飛行兵として大東亜戦争を戦う。
終戦後、韓国へ戻り、大学で英文学、大学院で行政学などを専攻。朝鮮戦争に空軍将校として従軍。
1971年大佐で退役。退役後は経済界の要職を歴任し、韓国工業基盤の発展に尽力。
退職後は、日韓両国に跨る民間交流、執筆、講演に取り組んでいる。韓国空軍士官学校名誉教授。
令和2年逝去。
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登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2021/9/21)
- 発売日 : 2021/9/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 216ページ
- ISBN-10 : 4802400772
- ISBN-13 : 978-4802400770
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Amazon 売れ筋ランキング:
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真の歴史を知るための良書。特に若い人達に読んでもらいたいと切に願います。中学か高校の歴史の授業のサブ・テキストに使って欲しい位です。しかし、本当は、どちらかと言えば、韓国で韓国人に読んで欲しい、と言うか読む必要があると思います。この本は、韓国でこそ必要ですよ。韓国でも出版して欲しいですが、無理でしょうね。残念。
殿堂入りベスト500レビュアー
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崔三然氏は昭和3(1928)年生まれ。15歳だった昭和18年に少年飛行隊に志願した。崔氏と同時に志願した上級生は半年早く訓練を終え、昭和20年4月に特攻隊員として戦死した。崔氏も特攻隊の待機要員として訓練を続けていたが、そのさなか終戦の日を迎えた。学校では朝鮮人ということで馬鹿にされたり差別されたりといったことは全くなかったという。
戦後まもなくの韓国は大混乱で、無政府状態だった。そんななか1948年に韓国陸軍・海軍が創設され、翌年には空軍も創設された。人材難だったため、崔氏にも声がかかり、勉強の最中だったが、押し負けた形で入隊した。
崔氏は、純粋の日本陸軍士官学校出身者は、国民党軍、満州国軍出身者とは質が全く違う、歩き方からして違うという。大陸に蔓延する不正腐敗を知らない、潔白で立派な人が多いと述べている。
軍隊の中でも、甲種と乙種の戦争に対する考え方の差は歴然としており、甲種は、戦場で死ぬことを美徳と捉える軍人ばかりなのに対し、乙種は、あくまで仕事としてビジネスライクに捕らえる傾向があった。これは教育の違いであり、崔氏はいかに教育が重要であるかを思い知らされたと主張する。そして、少年飛行学校は、あらゆることに挫けず、逃げ回らず、正しいことは引き受けて実践する自分という人間を作ってくれたと述べている。
崔氏が部隊長に昇格したとき、兵隊たちのお米が幹部たちに横流しされていたことに気づいて、止めさせたエピソードが良かった。それまで平たかった兵隊たちの飯の量が急に山盛りになり、崔氏は兵隊たちから感謝されたという。
現在、文在寅政権が行っている軍の弱体化政策に対して、軍の幹部らが団結して反旗を翻すような事態が起きれば、致命的なダメージを文政権に与えるのは確実である。崔氏が「君たちの力で軍をそういう方向に引っ張っていってほしい」とハッパをかけたところ、その場にいた者はみなうなだれたという。今の韓国は、昔の韓国ではない国になってしまった。当時だったら軍隊がいつ決起してもおかしくない状態なのに、今では軍隊どころかもう誰も動けない状態にまで陥ってしまったと嘆いている。
北朝鮮の赤化は、日本の危機にもつながる。日本とアメリカのより積極的な朝鮮半島への関心と支援が求められると述べている。
崔氏は、日本人の質の高さを絶賛する。日本の鉄道やバスなどのすぐれた社会インフラが正常に機能するには国民の民度が高くなければできない。この人間の水準の高さこそ、日本が他の追従を許さない強みだと崔氏は強調する。
日本人の自然と神を敬う心、慎み深さ、物の哀れみ、畏敬の心、恥を知る心、潔さ、清潔意識、潔白な品性、実直性、仁義、勤勉性、遵法精神、繊細な情緒、匠の精神、こだわりの精神等の人類普遍の価値観に代表される人間の秀でた徳目を、日本人はどの民族よりも多く持っていると述べている。
また崔氏は、日本は侵略戦争をしていない、と主張する。日本は日清、日露戦争で朝鮮半島と大陸に進出したが、西洋列強の帝国主義と、いわゆる日本の帝国主義とは全く違う。西洋はただただ帝国主義の拡張で富を増やし、植民地を経営する目的だったが、日本は安全保障、自衛のためだった。
崔氏が日本に来て驚いたことの第一は、日本人が過去の植民地支配に対する負い目を世界中のどの国より一番強く持っていたことだという。植民地支配の本家である西洋人には負い目の意識など微塵もない。むしろキリスト教文明の恩恵に浴させてやったという気持ちさえ持っている。
また植民地統治を受けた多くの国々では、かつての宗主国に対して友好的であるばかりか、尊敬を払う国も多く存在する。朝鮮半島と中国だけが、過去の歴史を今に至るまで引きずるのは果たして妥当なことであるのか、考えるべきではないか。
崔氏は2020年9月、92歳で逝去された。こういう人がいたこと、この書の出版に尽力してくれた多くの日本人に感謝する。
戦後まもなくの韓国は大混乱で、無政府状態だった。そんななか1948年に韓国陸軍・海軍が創設され、翌年には空軍も創設された。人材難だったため、崔氏にも声がかかり、勉強の最中だったが、押し負けた形で入隊した。
崔氏は、純粋の日本陸軍士官学校出身者は、国民党軍、満州国軍出身者とは質が全く違う、歩き方からして違うという。大陸に蔓延する不正腐敗を知らない、潔白で立派な人が多いと述べている。
軍隊の中でも、甲種と乙種の戦争に対する考え方の差は歴然としており、甲種は、戦場で死ぬことを美徳と捉える軍人ばかりなのに対し、乙種は、あくまで仕事としてビジネスライクに捕らえる傾向があった。これは教育の違いであり、崔氏はいかに教育が重要であるかを思い知らされたと主張する。そして、少年飛行学校は、あらゆることに挫けず、逃げ回らず、正しいことは引き受けて実践する自分という人間を作ってくれたと述べている。
崔氏が部隊長に昇格したとき、兵隊たちのお米が幹部たちに横流しされていたことに気づいて、止めさせたエピソードが良かった。それまで平たかった兵隊たちの飯の量が急に山盛りになり、崔氏は兵隊たちから感謝されたという。
現在、文在寅政権が行っている軍の弱体化政策に対して、軍の幹部らが団結して反旗を翻すような事態が起きれば、致命的なダメージを文政権に与えるのは確実である。崔氏が「君たちの力で軍をそういう方向に引っ張っていってほしい」とハッパをかけたところ、その場にいた者はみなうなだれたという。今の韓国は、昔の韓国ではない国になってしまった。当時だったら軍隊がいつ決起してもおかしくない状態なのに、今では軍隊どころかもう誰も動けない状態にまで陥ってしまったと嘆いている。
北朝鮮の赤化は、日本の危機にもつながる。日本とアメリカのより積極的な朝鮮半島への関心と支援が求められると述べている。
崔氏は、日本人の質の高さを絶賛する。日本の鉄道やバスなどのすぐれた社会インフラが正常に機能するには国民の民度が高くなければできない。この人間の水準の高さこそ、日本が他の追従を許さない強みだと崔氏は強調する。
日本人の自然と神を敬う心、慎み深さ、物の哀れみ、畏敬の心、恥を知る心、潔さ、清潔意識、潔白な品性、実直性、仁義、勤勉性、遵法精神、繊細な情緒、匠の精神、こだわりの精神等の人類普遍の価値観に代表される人間の秀でた徳目を、日本人はどの民族よりも多く持っていると述べている。
また崔氏は、日本は侵略戦争をしていない、と主張する。日本は日清、日露戦争で朝鮮半島と大陸に進出したが、西洋列強の帝国主義と、いわゆる日本の帝国主義とは全く違う。西洋はただただ帝国主義の拡張で富を増やし、植民地を経営する目的だったが、日本は安全保障、自衛のためだった。
崔氏が日本に来て驚いたことの第一は、日本人が過去の植民地支配に対する負い目を世界中のどの国より一番強く持っていたことだという。植民地支配の本家である西洋人には負い目の意識など微塵もない。むしろキリスト教文明の恩恵に浴させてやったという気持ちさえ持っている。
また植民地統治を受けた多くの国々では、かつての宗主国に対して友好的であるばかりか、尊敬を払う国も多く存在する。朝鮮半島と中国だけが、過去の歴史を今に至るまで引きずるのは果たして妥当なことであるのか、考えるべきではないか。
崔氏は2020年9月、92歳で逝去された。こういう人がいたこと、この書の出版に尽力してくれた多くの日本人に感謝する。
2021年10月7日に日本でレビュー済み
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著者は1928年生まれ1943年日本陸軍少年兵として大東亜戦争を戦う。終戦後は韓国空軍に従事。1971年退役。2007年以降は日本に定住して日米韓3国の連携の重要性を痛感して人的交流、執筆、講演を行う。令和2年逝去。韓国空軍士官学校名誉教授。
著者は日本を高く評価しますが、一方で、日本国民の指導層の覚醒が必要と警告を発しており、日本国内に似非学者、似非言論人が多いことに驚いております。そして、日本国民は自虐史から脱却することが必要、と。
現在の韓国については北朝鮮と内通する赤化勢力の一団に国が乗っ取られた状態であり、文在寅大統領は韓国解体から南北赤化統一を目論んでいるのだそうです。現在韓国には脱北者が2万5千人いて、中に偽装脱北者もおり、彼らは社会的に高い地位に居て北朝鮮の為に働いている、つまり、トロイの木馬だそうです。そしてこの木馬は日本にも相当いるのだ、と。韓国は現在北朝鮮の先兵になっており韓国から米軍を撤退させ、日・米・韓の軍事同盟の弱体化を図って北朝鮮との統一を目指している、と。こうした著者の解説はなぜ韓国が日本に常時無理難題を言い続けるのかを納得させるので著者の説明は全く正しいのでしょう。
今後日本のとるべき道はスパイ防止法の制定、国家諜報機関(日本版CIA)を持つこと、とは著者の提言です。
現在の日本は社会基盤設備の安全・安心・町の清潔さ、公共施設の快適さ、きれいな空気、治安の良さ、人々の秩序意識の高さは素晴らしいと著者は褒めますが、この親日家の鋭いアドバイス(=いまとなっては遺言)を日本人は真剣に聴くべきでしょう。
著者は日本を高く評価しますが、一方で、日本国民の指導層の覚醒が必要と警告を発しており、日本国内に似非学者、似非言論人が多いことに驚いております。そして、日本国民は自虐史から脱却することが必要、と。
現在の韓国については北朝鮮と内通する赤化勢力の一団に国が乗っ取られた状態であり、文在寅大統領は韓国解体から南北赤化統一を目論んでいるのだそうです。現在韓国には脱北者が2万5千人いて、中に偽装脱北者もおり、彼らは社会的に高い地位に居て北朝鮮の為に働いている、つまり、トロイの木馬だそうです。そしてこの木馬は日本にも相当いるのだ、と。韓国は現在北朝鮮の先兵になっており韓国から米軍を撤退させ、日・米・韓の軍事同盟の弱体化を図って北朝鮮との統一を目指している、と。こうした著者の解説はなぜ韓国が日本に常時無理難題を言い続けるのかを納得させるので著者の説明は全く正しいのでしょう。
今後日本のとるべき道はスパイ防止法の制定、国家諜報機関(日本版CIA)を持つこと、とは著者の提言です。
現在の日本は社会基盤設備の安全・安心・町の清潔さ、公共施設の快適さ、きれいな空気、治安の良さ、人々の秩序意識の高さは素晴らしいと著者は褒めますが、この親日家の鋭いアドバイス(=いまとなっては遺言)を日本人は真剣に聴くべきでしょう。
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