(株)広島クミアイ燃料【JA全農グループ】

▼地域密着のガス供給会社
当社はJA広島安佐のガス事業を承継する形で、2001年にJA全農100％出資の会社として誕生しました。広島県内に5つの営業エリアを持ち、地域の一般家庭を中心に、LPガスの供給、ガス機器や関連設備の販売・修理、付帯する各種工事などを行っています。
特長的な事業展開は、家庭用のガスだけでなく、JA全農園芸事業部との連携で、営農用のガス供給（ビニールハウス栽培にCO2を発生させるLPガスを用い、光合成を促進するシステム）に注力していること。農家の収量・収益アップの結果も出ているため、これからますます推進していきたい分野です。また、2020年4月からは電力の小売事業「JAでんき」の取り組みもスタート。家庭で使われるエネルギーの将来的な一元化を見据えて、事業領域を拡大中です。

▼「暮らしの相談」こそが宝
前身がJAであるため、地域の方とのつながりがとても強いことが、当社の特長です。お客様宅を訪問する営業がいちばんに心がけるのは対話。顔なじみになるうちに、「水回りが壊れたんよ」とか「蜂の巣を駆除してほしい」など、暮らしの様々な困りごとを相談されるケースが増えてきます。その都度、社内で対処したり、難しい場合はグループ会社や業者を紹介するなど、臨機応変にニーズにお応えしています。
正直、ガスとは関係のない相談も多いのですが、これらの話を持ち掛けられるのは、当社がお客様に信頼されているという証。地域の方からの頼みごとは、私たちの宝です。

▼お客様も社員も満足できる会社に
当社に興味を抱かれたみなさんにも、お客様から信頼を寄せられる人間に成長してほしいと願います。そのためには、人とのつながりを大切にする心や、正直さ、まじめさが不可欠ですし、技能面でのスキルアップも必要です。技術や資格に関しては、サポート体制を万全に整えていますので、心配は無用です。
「お客様満足度」とともに、「社員満足度」も高い会社にしたいというのが、社長に就任したばかりの私の想いです。仕事や会社への愛着・誇りは、社員の態度や表情に必ず表れますし、厳しい状況で踏ん張る底力にもなります。頼もしい社員が増えてくれるように、今後も方針やビジョンなどを全社に明確に示していきます。社員一人ひとりがそれらを理解して仕事に取り組む、魅力あふれる会社にしたいと思っています。
＜代表取締役社長　吉本洋二＞