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大きなエノキの樹幹の地際にある落ち葉の裏で越冬していた。
夏にエノキの葉あるいは小枝に産みつけられた卵から孵化した幼虫は、その高い樹上で葉を食べて成長するが、秋の落葉の前に樹幹表面を歩いて地上に降り、その根元周辺の落ち葉の裏で越冬する。休眠から覚めた幼虫は、春には再び同じ樹幹を登って新葉の摂食を再開し、さらに成長を続け、初夏に蛹になる。
この小さな体で高い樹を降りたり登ったりするのかと思うと、頭が下がる。日本の国蝶。(や)
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