JR東日本と安曇野市などは三十日、市内のJR明科駅周辺の旧国鉄篠ノ井線の廃線敷を歩くイベント「駅からハイキング」を開いた。ハロウィーンに合わせ、コースにカボチャのお化け「ジャック・オー・ランタン」を飾り付けるなどして、参加者を楽しませた。
廃線敷は、一九八八年に明科−西条間で新線が完成したことで廃線になり現在はウオーキングコースとして市民に親しまれている。
イベントコースは、明科駅から漆久保トンネルまでを往復する八・九キロ。道中にはライトアップされたトンネルや、線路として使われていたころの標識や信号機などが残っていて、JR東日本の太田悟さん(45)は「地域の魅力を感じてもらいたい」と話す。
参加者には、ハロウィーンの仮装をした親子連れも多く、紅葉の山々を眺めながら汗を流した。
同市明科中川手から家族四人で参加した会社員降幡主門さん(45)は「廃線の味わいがあって面白い」と話した。
JR東海も同日、「さわやかウオーキング」として同コースのイベントを開催。コース入り口では、地元の小学生らが作ったジャック・オー・ランタンの展示や、特産品を販売するマルシェが開かれた。 (右田誠弥)