お隣の国・韓国のマクドナルドである騒動が起きている。
ソウル市民「レタスが全く入っていないのは初めてだったので驚いた」
ソウル市民もビックリ。
ハンバーガーからレタスが消えたというのだ。
いったい、どういうことなのか?
早速、取材班がソウル市内のマクドナルドでビッグマックを買って、中身を見てみると...。
FNNソウル支局・熱海吉和記者「あっ! ほんの少しだけですね」
記者が買ったビッグマックには、ほんの少しだけレタスは入っていたが、韓国でなぜ、レタスに異変が起きているのだろうか?
韓国マクドナルドのウェブサイトには、「突然の寒波でレタスの需給が不安定となり、レタスが普段より少ないか、提供できないことがあります」と書かれていた。
10月にソウルを襲った64年ぶりという寒波により、レタスが足りなくなってしまったのだ。
食べ慣れないレタスなしバーガーにソウル市民からは不満の声も...。
ソウル市民「なんでこれしか入ってないの?と思った」、「レタスの需給が不安定だから、あえて自分のお金で食べるほどではないけど、需給が安定すれば、また食べるようになる」
不満は、ネット上でも、「レタスのないハンバーガーはゾッとする」、「レタスが入っていないビッグマックなんて...」などといった声があった。
レタスなしの購入者には、こんなおわびの品が贈られる。
FNNソウル支局・熱海吉和記者「レタスが少ないということで、ドリンク無料券が入っています」
このレタスなしバーガーの販売には、韓国メディアも驚きをもって伝えている。
韓国のニュース番組「有名ハンバーガー店で人気のハンバーガーを注文しました。ところが、ハンバーガーの中に当然あるべきレタスがありません」
報道によると、韓国のレタス卸売価格は、わずか10日で1kgあたりおよそ100円からおよそ380円と、4倍近くにまで急騰したという。
影響はマクドナルドにとどまらず、サンドイッチチェーンのサブウェイでも、一部の店舗でサラダ全品の発売中止に追い込まれた。
韓国マクドナルドは、ウェブサイト上で、「お客さまの深い理解をお願いし、需給正常化のため最善を尽くします」とコメントしている。