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クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~
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匿名ユーザー
「要強化記事」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。
依頼内容は開発者から「『ぼくのなつやすみ』シリーズではない」と明言されているにもかかわらず『ぼくのなつやすみ』シリーズの作品として記事全体が記述されていることの修正です。
2022年1月20日までに改善されない場合は削除対応します。
クレヨンしんちゃん 「オラと博士の夏休み」~おわらない七日間の旅~
【クレヨンしんちゃん オラとはかせのなつやすみ おわらないなのかかんのたび】
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ジャンル
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ちょっと不思議な夏休み体験アドベンチャー
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対応機種
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Nintendo Switch
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発売元
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ネオス
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開発元
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ネオス ミレニアムキッチン スターファクトリー
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発売日
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2021年7月15日
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定価
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【通常版】6,580円(税10%込) 【プレミアムボックス】8,980円(税10%込)
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判定
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良作
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クレヨンしんちゃんゲームリンク
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概要
『クレヨンしんちゃん』のゲーム化作品。パッケージソフトとしては『激アツ! おでんわ~るど大コン乱!!』以来、ダウンロードソフトも含めると『嵐を呼ぶ 炎のカスカベランナー!!』以来のタイトルとなる。
『ぼくのなつやすみシリーズ』のスタッフが開発にかかわっており、ファンからは実質『ぼくなつ』の12年ぶりの続編と見られている。
ただし、ファミ通のインタビューでは、開発者の綾部氏が「シリーズ作品であるように勘違いされると困る」と述べている。
あらすじ
ひろしの九州出張にあわせて、熊本のアッソーに住んでいるみさえの古い友人の家に一週間お世話になることになった野原一家。
アッソーに向かう途中の熊本駅で、かわったおじさんからモニターになることを条件に彼が発明した、ちょっとふしぎなカメラをもらいました。
しんのすけはもらったカメラを手に、美しい里山や田畑を駆け回って夏休みを満喫します。カスカベでは見ることのできない生き物をつかまえたり、町の人たちのお手伝いをしたり。新しいお友達もすぐにできました。
でも、ここでのお友だちはなぜか、幼稚園のお友だちとウリふたつ……なんでだろう?
ある日の夜、夕涼みに出たしんのすけは、満月の光に照らされた巨大生物を目撃します。そのかたわらには、高笑いしている男性が……。
なんと、駅でカメラをくれた、あのちょっとかわったおじさんでした。
彼の名前は「あくの博士」。この出会いから次々と不思議なことが起こり始めることに...。
(公式サイトより引用)
ゲーム内容
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1日の流れ
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基本的には「虫取り」と「魚釣り」、「おこづかい」の三つであり、夕飯の時間になると「シロ」が呼び戻しに来る。その後、夜の行動に移る。
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虫取り
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近づいた虫を虫取り網で捕まえる。Aボタンを押すと虫取り網を振る。
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魚釣り
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浮きが沈んだタイミングでAボタンを押して、釣り上げる。
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一周について
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本作では1週間が終わらないため、当然だが8日目、9日目、10日目と、どんどん増えていく。
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本作では謎のおじさんから渡されたカメラにより、昆虫と魚は、カメラから絵になって出てくると言う設定。そのため絵日記も写真を貼り付けたりする。
また「おつかい」や、野菜の栽培、「恐竜バトル」などの新要素が多数追加された。
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また本作ではスタミナもあり食べ物で回復が可能、スタミナがなくなると家に運ばれる。ただしこれをワープのように使うことも可能。
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おつかい
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ボートに書かれた物をもってくる、もってくると下に書かれた金額が手に入る。
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子供新聞記者
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ストーリーを進めていくとしんのすけが子供新聞記者に任命されるイベントが発生する。
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イベントや、後述する「恐竜バトル」の大会に勝ったりなどで、新聞記者を広めていく、広まった数に応じてお小遣いと、「恐竜カード」(こちらも後述)がもらえる。
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恐竜カード
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チョコビのおまけや、先述の新聞記者のランクが上がると共に入手できる。後述の恐竜バトルで使用する、いわゆる強化パーツのような物でステータスを上げるために使う、なお恐竜バトルで使っても無くなる訳ではない。
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ミッション
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トロフィー機能のような物であり、達成すると称号が手に入る。こちらも新聞記事のとくダネにできる。
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恐竜バトル
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『甲虫王者ムシキング』や『古代王者 恐竜キング』のように、じゃんけんに勝った方が攻撃できる点は同じだがあいこになるとあいこルーレットが始まり、ルーレットで青い方に止めれば勝ち、赤い方に止めれば負け。またゲージを最大まで貯めることでsp技が使える。最終的に体力が無くなった方の負け。
評価点
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夏休みを過ごす面白さ
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『ぼくなつ』のように虫取りや、魚釣りなどで自由に過ごせる。また友達と一緒にカードバトルするなど、友達とのやりとりも好評。
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おこづかいを稼ぎやすくなった
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『ぼくなつ』シリーズではおこづかいはかなり集めづらかったが、本作では新聞記者やおつかいなどでかなり集めやすい。
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豊富なやり込み要素
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ミッションの達成や図鑑コンプリートなど、やりこみも充実している。
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良質なグラフィック
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『ぼくなつ』自体グラフィックの評価が高いシリーズ作品ではあるが、山や川といった背景の一枚絵はより綺麗に描き込まれており、本来平面で表現されるアニメのキャラクターグラフィックも3Dに違和感なく落とし込んでいる。
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徹底したフラグ管理
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たとえばループを止めるためには、先に新聞記者に行く必要があるなど、しっかりフラグ管理を行わないとイベントが達成されない、そのためやり込みも増加している。
問題点
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「虫相撲」が無い
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『ぼくなつ』の伝統要素だった「虫相撲」が本作では登場しない。グラフィックが進化している事もあり少々勿体なく、『ぼくなつ』ファンからは寂しさを感じてしまうだろう。
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ただし、本作は
『ぼくなつ』シリーズではない
。
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一部恐竜カードが強すぎる。
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なんと
スペシャル技を含めた全ステータスアップ
と言うとんでもない性能のカードが存在する。もちろんこれを引くまでずっとチョコビを買い続けないといけないのだが、本作は先述の通りサクサクおこづかいを集められるため、わりとすぐ出てきてしまう。低年齢層への救済という考え方も出来なくはないが…。
また恐竜カードでステータスが上がるため、育成要素がない。
勝つことで新しいエリアの行き方を教えてもらえると言ったこともないので、一度勝つとやる必要がない。
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収集要素の残念さ。
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昆虫や魚にサイズの表記がないため、やり込み要素である図鑑コンプのための昆虫や魚の収集に面白みが無い。
図鑑を埋めてしまえば、一度捕まえた昆虫や魚をもう一度捕まえる必要性がなく、捕まえた虫を虫かごから確認すると言ったこともできない。
そのため図鑑コンプもただの作業と化している。
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ボリューム不足。
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普通にプレイすると、10時間もかからずにクリアしてしまう。
上記にあるように育成要素がなく、収集要素の残念さなどからも後半になると特にすることもなくなりうろうろしているだけになる。
夏祭りなど、夏休み要素をもっと入れてもよかっただろう。
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大人から見ればやや首をかしげる展開。
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ネタバレ注意
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恐竜の出現時に人々は驚き棒立ちとなるが、家に帰ると皆何事もなかったように眠りにつく。
こんな状況でおちおち寝ていられるものかね。
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博士による恐竜の召喚を阻止しようとするが、説得などではなく恐竜を呼び出すために必要なパソコンを破壊するという
力技
で食い止める。
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しんのすけと共に寝る相手が突如みさえから泊まり先の娘に変わり前触れ無く「しんのすけ、大好き」と呟くようになる。
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泊まり先の2人娘が父親と彼に惚れている女の子を強引に再婚させようとする。父親の方はその気はないのに
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総評
シリーズ作品ではないのだが、スタッフが共通することもあり、ファンが『ぼくのなつやすみ』の実質新作として見てしまうほど夏休みの子供らしい体験を味わえる作品となっている。
ノスタルジックな面が好評であり、『クレヨンしんちゃん』の持ち味を損なわせることなく調和させている。
虫相撲を初めとする『ぼくなつ』シリーズ伝統要素のオミットなど寂しい要素もあるが、それを補う数々の魅力が本作の評価を高いものにしている。
『ぼくなつ』と『クレヨンしんちゃん』のファンは勿論のこと、成長して『クレしん』といつの間にか距離を取っていた方も、キャラゲーという第一印象から二の足を踏んでしまっている方も、一風変わった夏を満喫してみてはいかがだろうか。
余談
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本作ではキャラクターが3Dモデルで表現されているが、しんのすけの正面顔は見ることができないようになっている。
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これは原作やアニメでも守られている約束事であり、本作でも徹底されている。
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本作の情報初解禁時に公式Twitterアカウント等では「クレ夏」という略称を用いていたが、前述の通り全体的な雰囲気から開発スタッフに至るまで『ぼくのなつやすみ』と共通する要素が多く、ユーザーから「オラのなつやすみ」と親しみを込めて呼ばれた。そのためか公式側も「オラ夏」に略称を変更したという経緯がある。