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マスクの性能指標 |
1. |
細菌ろ過効率(%)【BFE】Bacterial Filtration Efficiency
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細菌を含む、平均約3μmの粒子がろ過された率を示します。
ブドウ状球菌(約3μm)をマスクに通し、数値が高い方が性能が良く、医療用マスクでは、95%以上の性能が求められます。
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2. |
微粒子ろ過効率(%)【PFE】Particle Filtration Efficiency |
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個数基準中央径平均約0.1μmの微粒子がろ過された率を示します。
微粒子(0.1μm)をマスクに通し、数値が高い方が性能が高いことになります。
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3. |
空気交換圧(mmH2O/cm2 )【△P】Air Exchange Pressure |
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呼吸のしやすさを示します。
一定流量の空気をマスクに通して、マスクの前側と後側の圧力差を示します。
数値が低い方が、空気の流れる抵抗が少なく、呼吸がし易いことになります。
高いろ過効率と低い呼気抵抗を両立させる事が、高性能マスクの条件と言えます。
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4. |
血液不浸透性(mmHg)【FR】Fluid Resistant |
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液体(血液)が飛散した場合、どの程度の圧力にまで耐えうるかを示します。
血圧(80,120,160mmHg)に相当する圧力で合成血液をマスクに当て、マスク内側成血液の浸透の有無を肉眼で確認します。
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