脳科学者の茂木健一郎氏(59)が26日、YouTubeチャンネルを更新。秋篠宮家の長女眞子さん(30)と小室圭さんの結婚をめぐる騒動に言及し、「一番反省すべきは宮内庁の広報体制」と指摘した。

茂木氏は、これまでの宮内庁の皇室に関する広報のあり方について「ある種、国民と皇室の間に信頼感、予定調和、暗黙の了解みたいなものがあったから有効な方法だったと思う」とした上で、「ところが今、SNSの時代になって、さまざまな雑誌、メディアの報道もあり、以前の様な宮内庁の広報体制では足りなくなってきている」と問題提起し、「たとえばSNSのアカウントを持つとか、そういうことも含めて考えなければいけない時代になってきている。ご本人がいろんなことを発信するというよりは、折に触れてよりきめ細やかな広報体制をやらないと時代に合わない」と持論を展開した。

続けて「宮内庁が根本的にプレス対応を見直す時期に来ていると思う。プレスオフィサーのような人がちゃんと居るような新しい体制にしないともうダメ」とし、「もし宮内庁がプレスオフィサーとして、臨機応変に対応できるようなパブリック・リレーションズの体制をしていたら、眞子さまと小室さんがこのような形で会見をするようなことに至る道筋のどこかで、もうちょっと違う形での進め方が可能だったんじゃないか」と推測。2人の結婚をめぐる過熱報道やネット上の否定的な書き込みが相次いだ問題について、「一番反省すべきは宮内庁の広報体制」とした。