父の影響で10歳のときに初めてギターを手にしてから「ずっとシンガーソングライターになるのが夢だった」と語る藤原さくらさん。彼女の歌声は“スモーキーボイス”と称され、聴く人の心を魅了していますが、「最初はコンプレックスに思っていた」のだとか。
そんな藤原さくらさんは、地元・福岡を拠点に高校生のときにライブ活動を開始し、地道な音楽活動が実を結び2015年にメジャーデビュー。5月10日(水)には約1年3ヵ月ぶりとなる2ndフルアルバム『PLAY』のリリースを控えています。
「ラジオでこうしてライブをする機会もあまりないですし、皆さんに楽しんでもらえるよう頑張ります!」と意気込んだ彼女のライブは「Walking on the clouds」でスタート。ピアノとギターが奏でるサウンドにのせた英詞が心地良く、1曲目から藤原さくらの世界観へと観客を誘います。
続いて披露した楽曲はフジテレビ系ドラマ「ラヴソング」(2016年)の主題歌「Soup」。この曲は、同ドラマの主演を務めた福山雅治さんによるプロデュースとあって、彼女の名を一躍知らしめることとなった1曲です。この日のライブでは、バイオリンやチェロの弦楽器も加わり、楽曲により深みを与えるアレンジでさらに観客を惹き込んでいきます。