2020.04.18
こんにちは!内藤です!
このご時世で、ステイホームをしている時。
改めて自分が美容師になろうと志したキッカケだったり…今までにあった感銘を受けるような出来事を思い出してみると、仕事がある事や、日頃ご来店して頂いているお客様に感謝して止まない日々です。
美容師1年目の頃の僕です。 ここに至るまでのヒストリーを。 なるべく面白く読んで頂けるように、精一杯書きました! 特別特典で僕の往年の写真を添付しております。(笑)
僕が美容師になりたい!と思ったキッカケは諸説ありますが、やはり自分自身のクセ毛がコンプレックスだったのが大きな理由でした。
中学生ぐらいの時に、初めて整髪料を付けたり、いつもの2000円程の床屋さんより少し背伸びした美容室に行ってみたい…など。
サラサラストレートの友達を見るたびに、何で僕はクセ毛なんだ!と嘆く日々でした。
でも、いくらオーダーしたって、前髪やエリアシのクセがカットで収まる訳もなく。
そのぐらいの歳だと、オシャレできるのが髪型か眉毛ぐらいだったんですよね。学校にいる時なんてほぼジャージでしたし。だからこそ、オシャレにしたいポイントでした。
今見ると無茶苦茶なカットですが、自分ではイケてると思ってました。笑
高校生になると 「レイヤーカット」「アシメウルフ」など、色々な情報が入ってくるようになりました。 それはなんぞや??? なんて思いながら、よくヘアカタログなんて買ったものです。美容室に行って 「レイヤーカットでお願いします」 って言えたらカッコイイと思ってました。
そんなある日、格安でパーマがかけられるぞ!と噂の美容室に友達3人ぐらいで学校帰りに駆け込んだら 「うちはおばちゃんパーマしかかけられないよ」 と、切り抜き持っていったら門前払いされた事もいい思い出です。笑 美容師にこそなりたい!と言う願望は希薄だったにせよ、とにかく校則内に納まる程度にオシャレしたい!とずーっと思ってました。 そんな時に彗星の如く現れた雑誌が「チョキチョキ」だったんですよね。 今では美容師界をリードしていく重鎮達の若かりし美容師黎明期が、ちょうど僕の高校時代とマッチしてるんです。 もうそこに掲載されている美容師の読者モデルのお洒落のなんの!!もう流行の最先端にも程があるだろ!と言うぐらい、おしゃれ。 その人たちが着ているアイテムを原宿に探しに行く程のカリスマ性。 そう、そこで活躍する美容師などを 「オシャレキング」 そう名付けられていました。 今でこそオシャレキング(笑)というネーミングですが、当時はのぼせがる程オシャレキングと言う名前がカッコ良く感じました。 そのオシャレキングでも群を抜いて活躍していた美容師さんが1人いて、僕はその人が大好きだったんです。 高校三年生の時に震えながら、その人が在籍する美容室に予約の電話をいれたのは良い思い出です。レセプションの方が少年相手ながら、優しく対応して下さったのは今でも覚えているので、大事なことだと感じました。
予約日当日、何日も前からコーディネートを思案し、現時点での最強装備で原宿に向かったのですが、今思い出しただけで、かなりヤバめのファッションだったのは内緒です。
心臓バクバクで入店し、待ち合いで待っていると、憧れのキングがお迎えに来てくれました。
まるで白馬の王子でした。
きっと女性は幼き日のおとぎ話にこんな気持ちを抱いていたんだな、そう確信しました。
そっとソファーの隣りに腰掛け キング「今日どうしよっか?」
僕「〜さんにお任せします!」
カウンセリング終了です。
今のフェリチタ流カウンセリングの1/60ぐらいの時間でカウンセリングが終わりました。
しかし、胸の高鳴りは収まりません。
そう、その美容室にはキングが何人も在籍しているのですから。
3番目ぐらいに推しのキングがシャンプーしてくれたり、もうウットリですよね。
カットの仕上がりは兎も角、最後の見送りの時に記念撮影までしてもらって大満足な僕。
こんな高揚感は初めてだ!
そう感じました。
もうそれからですね、美容師になりたいと本気で思ったのは。
自ら美容学校の資料を何校も取り寄せて、カッコいい美容師になるんだ!って思ったんです。
いかにも高校生らしい理由で美容師になろうって思ったなぁと感じます。
その時のワクワクは今でも青春時代の思い出も1ページです。
高校時代から専門学生へ
夢への第一歩です。
こうして美容師免許を取得し、今日まで美容師として働いて参りました。
昔の僕がクセ毛に悩んでいた事や、お洒落になりたい!と言う願望。 あの人に任せたら、きっと何かが変わるはず… 緊張はするけど、何日も前から行く事が楽しみで仕方ない。
美容師になってからも、僕の根底にはずっとそれがあるんです。
もちろん美容師の仕事は女性のお客様が多いですが、男性のお客様に寄り添える、誰でもカッコよくなれるポテンシャルを引き出せるような美容師。
髪型を楽しんでもらえて、行く事がワクワクできる。
過去に僕が感じた美容室に行く事への高揚感が、このひばりヶ丘で感じて貰えたら…
そんな想いでフェリチタに仲間入りさせて頂き
メンズスタイルに集中して活動して参りました。
様々なカルチャーや、決まった流行があやふやな今だからこそ、個人にフィットしたスタイルを提案できるようにこれからも精進していきます!
こんな僕ですが、技術で携わらせて頂くことがありましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。