婚活がうまくいかない時は辛いですよね。今回は、少し肩の力を抜いて、おとぎ話の中から、婚活にスパイスを与えるようなエピソードをいくつか紹介していきたいと思います。私のおとぎ話というのは、ディズニーが好きなので、ディズニーバージョンです。
シンデレラ
王子様、まだ結婚する気がないのに、親が無理やり盛大な婚活パーティーを開催します。たくさんの着飾った独身女性たちが集うのですけれど、ほとんどの女性が王子様の年収の高さに引き寄せられていると言わざるを得ません。
「どいつもこいつも、俺のステータスの高さに魅力を感じている女ばかりだぜ」と、王子様が思ったかどうかはわかりませんが、全然気に入る女性はいませんでした。
そこへ、信じられない位大幅な遅刻をしてくる、どうしようもない女がいたわけです。王子様が目を留めたのは、この遅刻女性(シンデレラ)でした。
- 教訓1:婚活パーティーで、何百人という女性と出会って、全然「この人!」と思える人がいないと思っても、あきらめない。
- 教訓2:婚活パーティーに遅刻してくる女性がいても怒らない。義理の母に、出かける直前、服をやぶられるなどの意地悪をされていたなど、諸事情があるのだから。
その後二人は一緒に話をして(ちなみにシンデレラは、お相手が王子様であることに気が付いていません)、王子は女性のことを「素敵な女性だな」と思ったにもかかわらず、シンデレラが、カップリングが行われる前に、ハイヒールかたっぽだけ残して、すさまじい早さで帰ってしまったのですよね。名前もメルアドも聞いていなかった・・・
だいたい、ハイヒール片足分だけでその女性を特定するのはほとんど不可能ですよね。よっぽど異常な足のサイズだったとか?それでも王子様はひるまなかった。そしてシンデレラをみつけたのです。
- 教訓3:メルアド聞きそびれた位であきらめない。
白雪姫
白雪姫、ずいぶんかわいそうな女性です。ちょっとぐらいかわいいからって、義理の母に何度も殺されかかってます。最後の毒りんごは致命的でした。本当だったら、そのまま死んでしまっていたはずです。
ところが、王子様がみつけてくれて助かったのです。王子様は、白雪姫の居場所がグーグルマップで特定できていたわけでもありません。森の中、自分の理想の女性がどこかにいるはずだと信じて探し続けたのです。たった一人で!
もともとグリム童話だからドイツの森でしょうか。暗くて、奥深いし、オオカミもいるかもしれない、そんな森です。
- 教訓4:あなたが探し続けなければ、お相手の女性となる人は、一生一人で放置されたままかもしれない。
眠れる森の美女
このお話、本当に好きです。ここに出てくる王子様は、私の理想の男性像です。
王子は、理想の女性の所へたどりつくため、いばらの森の中を、剣で切り開きながら進んでいきます。疲れますよね。傷つけられるし。挙句の果てに、巨大なドラゴンまで出てきます。勝ち目ないですよね。ちっぽけな人間が、どうやって勝てるのでしょうか?
でも、王子様は果敢に立ち向かっていき、ドラゴンを倒します。それで終わりではありません。理想の女性は塔のてっぺんにいるのです。エレベーターもないのに。
ちょっと登ってみたら、両ももが燃えるように熱くなってくるし、もう、やめたくなってきますよね。いったいどれだけ高い塔なんだ?だいたい、本当に塔のてっぺんに理想の女性が寝てるのか?偽りの情報ではないのか?1階にも、独身女性がいるのでは?
いいえ、王子様はそんなこと、考えなかったですね。塔のてっぺんにいる、たった一人の女性だけのために戦って、登ったのです。もちろん、ハッピーエンドです。
- 教訓5:女性は、この世の女性たちの中から、自分だけを守って大切にしてくれようとする男性に魅かれる。
- 教訓6:文句を言わない。
美女と野獣
「美女と野獣」は私の一番のお気に入りです。
この野獣、完全に引きこもりになってしまってますね。でもたまたま、理想の女性が身近に現れるわけです。最初はいくらアプローチをかけてもうまくいきません。でも、少しずつ、自分を磨いていきます。
粗野な言い方などは直すようにしたり、周りの人の忠告も、聞きいれるようにしていきます。マナーを学んだり、自分勝手な考え方を改善もします。
もともと性格が意地悪だったために、魔女に野獣にされてしまった王子が、人に思いやりを持つことを学んでいきます。
女性が好きなことを聞いて、自分ができる範囲の中でサプライズのプレゼントをします(この場合、図書室ですが)。女性がオオカミに襲われた時は、オオカミより強いわけでもないのに、戦って、女性を守ろうとします。好きな人のために別れをも覚悟する成長ぶりを見せます(わがままでなくなったということですね)。
もちろん、ロマンティックなセッティングを演出して、イケメンでないなりに、精一杯のオシャレをしてデート(この場合、お城のホールにてダンス)もしています。
さて、野獣にはライバルの男がいるわけです。イケメンで、男らしい背格好をしていて、人気者です。ハンターですから、職があって、女一人養っていく力もあるのでしょう。積極的にこの女性にアプローチをかけますが、けんもほろろの扱いを受けます。
野獣もハンターも、どちらも同じ女性にアプローチをかけてますが、彼女は最初はどちらにもなびかなかったのですよね。でも、どうして、女性の心は野獣の方に傾いていったのでしょうか?
どちらの場合も、会話のやり取りがあるわけです。ハンターと女性との会話の時には、ハンターの価値観の押しつけがありました。これは良くなかったですね。それに、女性の話を聞いていません。女性の価値観も認めていません。
野獣の場合は、会話のやり取りで失敗しても、反省して、やり直したりしています。女性の話によく耳を傾けています。これは、女性との会話において、とても大切なことです。よく話を聞いているから、女性の一番好きなものをサプライズでプレゼントできたり、女性のためにどうすべきか、正しい判断ができたりしています。
自分と、好みや価値観が違っていたとしても、歩み寄りを見せる姿勢を取れるということは、結婚に近づけるということだと思います。
最後にハンターが野獣を襲うのは、女性が野獣の方を好きであることを知っての、嫉妬心丸出しの行為でした。
- 教訓7:最初のアプローチがうまくいかなくても、可能性はまだある。
- 教訓8:会話の仕方を学ぶ。
- 教訓9:人の意見を素直に聞く。
- 教訓10:挨拶や基礎的なマナーを学ぶ。
- 教訓11:自分がわがままでないか、よく考える。
- 教訓12:次に何を話そうと考えている暇があったら、女性が言っていることをちゃんと聞く。
- 教訓13:ロマンティックなデートを演出する。
- 教訓14:オシャレに気を使う。
- 教訓15:女性との会話中、自分ばかりしゃべってない。
- 教訓16:会話で失言したと思ったら謝れば良い。会話は毎回良くしていけばそれで良い。
- 教訓17:婚活を成功させるためには、女性が、この人となら二人でやっていけそうと感じられるように、女性の価値観に合わせられる姿勢を示す。
婚活がうまくいかない時の処方箋(ディズニー編)まとめ
ディズニーのおとぎ話の中には、婚活に役立つ、「どうやって女性を落とすか」という方法が盛り込まれています。女性にディズニーが愛されるのは、そこに、理想の男性像を見出せるからだと思います。
学校でも家庭でも習わなかった婚活の知恵。意外とこんなところに転がっています。女性が求めているのは、たくさんの女性たちの中から、その女性だけを求めてくれる、そして自分の価値観と合うと思える男性です。
まずは、あなたが求めるたった一人の女性がその辺にごろごろいる筈がありませんから、根気よく探し求めなければならない、ということを理解しておいてください。
その女性と出会えた時に拒絶されないために、あらゆる面において、自分磨きを怠らないでください。
そして、「この女性だ」と思える女性に出会えたら、女性との会話のやり取りにおいて、女性の好みや考え方、感じ方をよく聞いた上で、女性が安心できるような形で、あなたの気持ちや考え方を伝えて、熱心に説得していってください。
良かったら、ディズニーの映画も見てみてくださいね。・・・っていうか、ディズニーの映画をよく見てきている人は、恋の駆け引きが上手なんじゃないかって気さえしています。。。
タグ:女性との会話 婚活 婚活がうまくいかない
カテゴリ:考え方しだいでうまくいく! [コメント:0]
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