vs.中国(バーサス・チャイナ)― 第三次世界大戦は、すでに始まっている! 単行本(ソフトカバー) – 2021/6/8
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本の長さ256ページ
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言語日本語
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出版社ハート出版
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発売日2021/6/8
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ISBN-104802401191
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ISBN-13978-4802401197
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出版社より
「まえがき」より一部抜粋
最近になってやっと、中国の脅威が一般国民の間でも認識されるようになってきたと感じます。何しろ、目の前で香港の民主主義が無慈悲に粉砕され、ウイグル人などの非漢人民族が強制収容所に送られ、思想改造されたあげくに強制労働に従事させられている事実が白日のもとに晒されるに至って、世界も無視できなくなりました。平和ボケしきった日本人の耳にも、警鐘の鐘が鳴るようになりました。しかし、まだまだ十分ではありません。日本人の多くは、これらを自分の問題として捉えられていません。
今、アメリカやオーストラリアの政府高官やインテリジェンス関係者が、中国の脅威はソ連の脅威を上回る戦後最大の脅威であると明言しています。いつの間にか経済力と軍事力を蓄えて覇権国となった中国の脅威に世界が気づいたとき、中国はすでに国境内部に深く入り込んでいました。それは、人体に例えるならば、外傷というよりも、内臓をじわじわと蝕むガン細胞のような脅威だったのです。つまり、中国は内なる「目に見えぬ」敵だったのです。各国が気づいたときは、もうどうしようもないほどガンのステージが上がっていました。
ぎりぎりのところで覚醒した豪州は今、この中国のサイレント・インベージョンから国家主権を守るべく必死の戦いを続けていますが、広く転移したガン細胞を取り除くためには、自らの組織を摘出するような痛みに耐えなくてはなりません。経済的な損失も覚悟しなくてはなりません。これには、国民の広範な支持が必要です。
しかし、中国を経済的利益の観点からしか見られない経済人、特に日本の企業人たちは、人権問題に背中を向けてでも利益を優先することに恥じない傾向があります。そして、日本政府はそのような企業人や財界人におもねり、有効な対策を講じられないまま、時間を無為に過ごしています。一部の政治家や政党が陥落して工作員化していることも明らかです。
事実上、我々はすでに第三次世界大戦に突入しています。今、世界制覇を目指す中国に世界が仕掛けられている戦争は、始まりも終わりもはっきりしない、常識も限界もない戦争です。戦争している自覚もないままに、気がついたら浸透工作を受けて属国化しているというような、目に見えぬ戦争なのです。しかも、すでに相当やられているということが、本書をお読みいただければ理解できるでしょう。このままでは日本も遠からず、チベットやウイグルのようになってしまいます。もはや他人事ではないのです。
本書は、そのような危機感に駆られて、日ごろ特に国際情勢や国際政治に関心を持っていない方や、高校生や大学生にも読んでもらいたいという願いを込めて上梓されました。ぜひ、ご一読の上、周囲の方々にもお勧めいただき、今そこにある国家的危機に対する国民的認識を高めていただけましたら幸甚です。それが、この日本という素晴らしい国を守り、子孫に残していくために必要不可欠で、かつ、急を要することなのです。
商品の説明
著者について
1965年、東京都生まれ。中央大学卒業後、シドニー大学大学院、
ニューサウスウェールズ大学大学院修士課程修了。2014年に、
豪州ストラスフィールド市で中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像公有地設置計画に遭遇。
シドニーを中心とする在豪邦人の有志と反対活動を展開。
オーストラリア人現地住民の協力を取りつけ、その阻止に成功。
現在は日本で言論活動中。公益財団法人モラロジー道徳教育財団研究員、
令和専攻塾塾頭。著書に、『新・失敗の本質』『日本よ、情報戦はこう戦え! 』(育鵬社)、
『日本よ、もう謝るな! 』(飛鳥新社)、監訳書に『目に見えぬ侵略』(クライブ・ハミルトン著、飛鳥新社)、
訳書に『世界の未来は日本にかかっている』(アンドリュー・トムソン著、育鵬社)などがある。
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登録情報
- 出版社 : ハート出版 (2021/6/8)
- 発売日 : 2021/6/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4802401191
- ISBN-13 : 978-4802401197
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日本の安全保障対策はまだ未熟なため、中国は現在もこの日本にどんどん侵略を進めています。この本には中国の脅威や静かなる侵略、日本の危機について、中高生でも理解できるように解説されています。
出来れば、アンドリュートムソンさんの翻訳本である『世界の未来は日本のかかっている』と合わせて読んでいただくと、よりリアルに日豪の状況について理解できます。
「カレンダー上には建国記念日という祭日が存在しても、日本の建国はキリストが生まれるずっと前の神話の世界であり、事実を巡って論争しようという発想が希薄です。日本人にとって、日本はずっと日本であり、日本人は日本人なのです。(中略)これは決して大げさな話ではありません。世界の未来は、日本の行動にかかっているのです。(中略)世界最古の国として、世界の平和と安定に寄与するのか。日本は覚悟を決めなければなりません。大きな危機ではありますが、しかし日本にとっては、本来の独立国に戻るチャンスでもあります。日本が世界に誇る文明国として回帰することが、世界の危機を救うことに直結するのです。」
単に中国と戦うとか、米中の覇権争いをどう生き抜いていくとかではなく、中国の脅威が何かを本書で学び、すでに始まっている第三次世界大戦で、日本人としての役割を自覚する事が、世界を救うキーになり、それは、この本を手に取った多くの普通の一般人である日本人の手にかかっていることが、この本でわかります。その事に多くの日本人が気づいてくれればいいなぁと思いました。
特に最近の中国の世界に対する挑戦的な態度は目に余るものがあって、アメリカやオーストラリアの政府高官やインテリジェンス関係者は、かつてのソ連を上回る脅威であると警戒しています。
「サイレント・インベージョン(静かなる侵略)」とは、世界の覇権を狙う中国が西側の先進諸国と経済的に密接な関係を築き、中国なしでは経済が立ち行かないほどその国の奥深くまで入り込み、さらにすべての中華系住民をスパイとして送り込んだ上で、用意周到なる作戦計画に基づいた工作を秘密裏に実行することで、狙いをつけた国を意のままに操るようにすらなってきました。
この事実に気づいたオーストラリアは中国のこれ以上の国内拡散を阻止すべく、国民が一丸となって中国からのヒト・モノ・カネの流れを食い止めようと必死になって闘っています。
これは私たち日本人にとっても他人事ではなく、本当に身近に迫っている脅威と捉えなければなりません。
実際に一部の日本企業や公明党などは中国との密接な関係によって身動きの取れない状況になりつつあります。
この中国が世界に仕掛けている戦争は目に見えないものであって、皆が気がついた時にはすでに手遅れだった、ということのないよう、今こそ最大の危機に直面しているという危機感を日本国民一人一人が持っていなければなりません。スパイ天国と言われる日本は、早急に「スパイ防止法」を制定すべきで、まずそこからがスタートです。
この本は海外の情勢や政治に無関心な人や学生の人たちにもわかりやすく解説していて、理解の助けとなっています。「ちょっと大げさでは」と言っているそこのあなた、今の日本を取り巻く危険な現実を是非とも知ってください。
内容の的確さに加えて、中学生でも読めるようなわかりやすさを重視しているところも本書の特徴である。たとえば「憧憬(あこがれ)」というような書き方までして、「憧憬」という言葉に慣れていない中学生でも理解できるようにという配慮がされている。こうした細かい部分も含めて高く評価したい。
どうして、私たち日本は、自分の利益だけを考える意気地なしで間抜けで阿保で度胸も矜持も○○タマも全くない、どうしようもないトップを戴いてしまったのでしょうか? 本当に見下げたみっともない政治家ばかりです。
自民党の皆さんは、日本国民のためではなく、中国、二階、公明党、経団連のために働いているとしか思えません。ある自民党幹部が、「 日本は国民主権の国である 」 と発言したそうですが、それならば、日本国民のために汗を流して下さい。逃げているとしか思えない発言です。国民は、拉致被害者を全員返してほしいと思っています。コロナの責任を中国に取ってもらいたいと思っています。
183から192頁の日中植林事業、これにも怒り心頭。日本国民は中国のために税金を払っているわけではありません。増税しておきながらこんなことに使っているとは。おとなしい国民を余りにも愚弄していませんか。
本書を読むと、菅首相も安倍前首相も媚中派だというのがよくわかります。
いつまで日本は、中国や韓国にぼったくられコケにされ貶められなくてはいけないのでしょう。まるで、出来損ないの放蕩息子が金をせびりに来る度に、今度あげたら改心してくれるだろう、とはかない望みをかけているように。金をあげたいのなら、血税からではなく、政治家のポケットマネーからにしてほしいものです。
国民は、税金だけでなく、政治家の失敗の責任も取りたくないし、犠牲も払いたくありません。
日本がナチスと手を組んだのは、日本の帝国海軍武官が、ナチスのハニトラにかかったからという説があるそうですが、現代の日本の政治家は中国のハニトラにやられているのでしょう。
「 人権よりもフォルクス・ワーゲンが大事 」 と言ったとされるメルケルのドイツ、一帯一路に参加表明したイタリア、日本政府は、この二ヵ国、ナチスとファシストと再度手を組むつもりなのでしょうか。
天安門事件で中国を擁護した日本政府の罪は大きい。あの時、日本が各国と歩調を合わせて中国を批難をしていたら、今日のような災禍に見舞われなかったかもしれない。それなのにまたその中国と仲良くしようという、政治家や財界人のことが全く理解できません。
企業として金儲けしたいのでしょうが、日本国がウイグルのようになって消滅してしまったら、何のための金儲けなのでしょう。
194から196頁を読んだだけで、日本政府は拉致被害者を救済する気持ちがないことがよく分かります。そしてこれから近い将来、日本国民に起こるかもしれないウイグルのような人権弾圧にたいしても、日本政府は何もせずに国民を見殺しにする、と想像できます。
日本政府は、後世に、「 日本という国 」 ではなく、「 中国に属国化され弾圧される国 」 を残すつもりなのでしょう。
中国は日本のことを、なんて御し易く騙し易い国だとバカにしているはずです。 「 日本という鴨が阿保面下げて葱背負って媚びて来たぞー。どんどん盗んでやれ! 」と。
153から157頁に、中国に対抗するオーストラリア政府の勇気ある姿勢が書かれてあります。その政府を支持するオーストラリア国民もまた勇気があって立派だと感銘を受けました。
「 たとえ貧しくなっても国家主権を死守する。国家主権が一番大事 」
こう腹をくくったオーストラリア政府とモリソン首相に拍手を送りたい。モリソン首相のような気骨隆々とした政治家を日本に求めるのは、無理なのでしょう。
あー、オーストラリア人になりたい。