新型コロナウイルスの感染者数減少を受け、東京都や大阪府は、飲食店の営業時間の短縮要請などを、10月25日に解除する。

外食業界では、対応を急ぐ動きが広がっている。

東京都や大阪府などでは、飲食店に対する営業時間短縮や酒類の提供制限についての要請が、25日から解除される。

これに合わせ、居酒屋では、「甘太郎」などを展開するコロワイドのほか、「ミライザカ」などを展開するワタミ、「串カツ田中」が、営業時間を延長し、閉店時間は店舗ごとに検討するという。

「大阪王将」は、当面は、店舗の判断で営業時間を短縮し、午後10時または午後10時半までとする。

また、ファミリーレストランでは、「ガスト」や「ロイヤルホスト」、「デニーズ」が、原則、通常営業に戻し、「サイゼリヤ」は、一部の店舗を除いて、午後10時までの営業とする。

牛丼チェーンでは、「すき家」、「吉野家」、「松屋」は、いずれも店内飲食を24時間営業に戻す。

外食業界では、客足の回復に期待する一方、第6波を警戒する声も上がっている。

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