ボスは無類の男好きだけども、絶対に自分から男性を誘わない。
彼女の家に遊びに行ったときもそうだ。
どうやら彼女は、女性側から誘うのは“はしたない”と考えているようだ。
それでいてメイクは濃いめで、紅も引かれている矛盾
自分から「しよう」とは絶対に言わないが、最初から男を受け入れる気でいるのだ。
彼女と交接に至る流れは、いつもこんな感じである。
「息遣いが荒いなぁ どした」
「なっ なんでもないよ」
「溜まってるんか」
……ここで彼女はおもむろに立ち上がり、僕のあそこを触れるのだ。
親指と人差し指で挟むようにつままれたら終わりである。
「ここは正直だねぇ 嘘ついたら閻魔様に舌抜かれんで」と。
ボスは地元を離れて暮らしているので、京言葉と共通語が混在している。
メインは共通語で、たまに京言葉になる感じだ。
彼女とはいつもこうしたやり取りが続くわけで、最後は僕が折れてしまうのだ。
だけども、いざ事がはじまると彼女は意外と積極的である。
……なんというか 彼女の語彙は官能的なのだ。
「割れ目(尿道口)に唾液 入れてあげるね」
「白子 空にしてあげよか」
「元気いっぱいだね。 だけど骨抜きにしよ」
「生気 枯らすから」
「精を吸い尽くす」
「大事なもん役に立たなくしてあげようか」
なんてことを言うのだ。
彼女は基本的にサディズムだと思うのだけど、
無類の後背位好きということもあり、マゾヒズムの性質もあわせもっているらしい。
彼女の言動から察するに、後ろからされると相当に気持ちいいみたいだね。
反応でよくわかる!
そして後ろから無理やりパコられ……垂れるほど注がれてみたい