(1)感染症対策
【問1】新型コロナウイルスの流行「第6波」の備えとして最優先に進めるべき対策は何か。問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問2】問1の回答理由は。国の感染症対策の評価や政治に求められる役割は何か。
「検査体制の拡充」
無症状の感染者を隔離するためにPCR検査体制の拡充は必須と考える。国民生活に影響が大きい緊急事態宣言の発出が科学的根拠ではなく、東京五輪の日程などを考慮した政治的な決定であったことは大いに問題だ。そのため、感染者数の拡大も減少も理由を説明できず見通しも立たなかった。国民への説明は政治の役割である。
(2)経済政策
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】コロナ禍で疲弊した経済の立て直しに最も必要な政策は何か。
【問2】問1の回答理由は。コロナ後を見据え、山陰経済の持続可能性を確保するために必要なことは何か。
「消費税を5%に減税」
日本経済の6割を占める個人消費を活性化するために消費税減税は最も効果的であり、コロナからの回復にも必要だ。マスクや防護服、半導体や木材など、輸入に依存してコロナ禍で品薄になった経験に学び、ものづくりの国内回帰も国策として進める。公共事業は中海に架橋し、堤防を開削したいと考えている。
(3)東京一極集中是正
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】何を重視して、東京一極集中の是正に取り組むか。
【問2】問1の回答について、具体的にどのような過程で一極集中の是正を進めていくか。
「デジタルと第1次産業」
「半農半X」「半漁半X」など、中山間地域や離島では第1次産業との兼業で生活している人がいる。農業者戸別所得補償制度の復活や沿岸漁業の促進策により生業を安定させ、空き家を公営住宅に活用して安価な住まいを提供する。デジタル環境の整備によるテレワークの推進や、子育て環境の充実もU・Iターンの増加に有効だ。
(4)原発再稼働
問1は10字、問2は150字以内で回答してもらった。
【問1】中国電力島根原発2号機の再稼働に賛成か、反対か。
【問2】問1の回答理由は。エネルギー政策の展望をどう考えているか。
「反対」
核のゴミ問題を考えれば原発は持続不可能であり、国の責任で終わらせるべきだ。特に島根原発は、県庁所在地に立地し、再稼働は半径30キロ圏内に住む人々の生命と財産に直結する。2号機再稼働の是非は一部の人ではなく、住民投票により民主的に決めるべきだ。太陽光発電や洋上風力を推進し、新しい産業をつくる。