謝罪祭

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謝罪祭




先日コールセンターの方達に何度も謝罪させてしまったお話し。(水瓶座満月でぱっかーんしました。)







母が利用するサービスで度重なるミスが続き、後遺症からの言語障害を持つ母に代わって私がコールセンターに電話するという現象が続きました。




ミスをしたのはサービス担当者というのは明確でしたが、こう何度も起こるこの現象。

一体原因は何だろう?




仕事柄担当者の方が何かを訴えているのか?

それとも母の問題なのか?




そこに関わる私に何の役割があるのか?




と、今思えば外側ばかりに目を向けていました。




コールセンターに電話するめんどくささはあるものの、私も特に感情的になることも無かったからです。




受け口であるコールセンターの方に丁寧に謝られ、(この人が悪いんじゃないのに申し訳ないなぁ)と思いこちらも冷静に事情を説明し改善してもらいたいと伝える。




そんな事が5回ほど起こりました。




「ちょっと変だな」とやっと思い出しました。




それでも担当者のミスは続き、挙げ句の果てにサービス担当者の上席の方にも謝罪させてしまいました。

(私もちょっと苛立ってきていたので担当者さんと直接お話しするのは避けました。)



それでその件は解決したかと思いきや、今度は郵便物での誤配送が起こりました。



??????????




「まだ終わってない





この時点でちょっと怖くなってきました。


これ私が引き起こしてるヤツだ





この件もまたコールセンター的な所へお電話しなくちゃなりません。

そしてとても丁寧に

「大変申し訳ございませんでした」と再び謝罪を受けました。





この事を友人とランチしながら話していてやっと気づいたんです。








「私、お母さんに謝ってもらいたいんだ








過去記事にも書いてますが、昔多額のお金を母に取られています。

そして子どもの頃から自分が理想とする愛情をもらえていないという気持ちがありました。


そのお金はもう自由になっているのですが、私はずっと母に謝ってもらいたかった。







その気持ちが今となってやっと出てきたのです。




それはとても深い所にしまっていたのでした。






最近の母は穏やかで、私が何かすると「ありがとう」と言ってくれるようになりましたが、私が求めていたのは謝罪の言葉。




自分でも意外でした。





母に直接謝らせるには母の精神状態からは無理だとわかっていたから、こんな現象を起こしてわざわざコールセンターの方達に謝らせていたんです。





私ってとことんやるな


ちょっと引きました。





これも徹底的な自己愛に向かっている証拠ですが、この謝罪祭に参加してくれたお役目の方達へ感謝の気持ちを込めて、私もこのサービスを利用させて頂こうと思います。






「謝罪祭  2021  夏」まだあるんかい

作・演出・主演   

都蘭


出演    

コールセンターのお姉様たち

担当者の上司のナイスガイ

郵便局お問い合わせ窓口の貴婦人





特別出演

度重なるミスを犯した担当者さん




こんなドラマをこしらえてしまいました。






ずっと昔からある感情や深い所にある感情は感じにくいこともあります。


何か不自然な流れや引っかかる事には一度じっくりと観察することをおすすめします。