イギリス旅行記(HYDE/L'Arcゆかりの地編)
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まどか
2016年9月の下旬に6日間、念願だったイギリス・ロンドンに行ってきました!
大学と院でイギリス文学を専攻していた私にとって、ロンドンはずーっとずっと行きたかった憧れの場所。
ラルヲタとしてもゆかりの地が沢山あるので、初海外にして一人旅・フリープランで満喫してきました。
このエントリーでは、訪れたHYDE/ラルクゆかりの地を抜粋して紹介します♪よろしければ!
<HYDE PARK>
ロンドンに到着した次の日、まず朝から地下鉄で向かったのはHYDE PARK!さっそくハイヲタ発揮です…HYDE PARKにHYDEが…!ってやりたかったんや・・・(笑)
そのために日本からHYDEさんを持ってきて、HYDE PARKに寄って、写真を撮りました。
HYDE PARKはとっても広いから、少しだけお散歩。途中で、馬に乗ったのお姉さん2人が目の前を通ったのが格好よかったな!
<VAMPIRE'S LOVEのPVロケ地>
St Dunstan in the Eastという教会の跡地です(イギリス在住のフォロワーさんに教えてもらいました)!
Monument駅を出て、Great Tower Stを少し内側に入ると、金融街のビルの中にふいに現れます。ロンドン塔に向かう途中に行けたからちょうど良かった。
静かで寂しげな公園でした。廃墟が公園になった、の方が正しいかな。
1666年のロンドン大火や第二次世界大戦で被害を受け、その間何度か修復もなされたけれど、最終的に1971年から公園として市民に開かれるようになったそう。現代の中に息づく過去を感じました。
タクシーの運転手さんやお兄さんなど、人もまばらだけどいて、仕事の合間にちょっと休憩にくる場所のような感じ。
普通に公園なので、ここであのPVを撮影してたことを思うと(しかもアジア人がやけにクラシカルな格好をして)、現地の人からすれば不思議な光景だったんだろうな~と!(笑)行ってみて分かる面白い感覚でした。(でもロケに使いたい場合はこちらへ連絡を!って看板もあったから、割と使われているのかな?)
過去の回想(踊る女性とそれを見守るHYDEさん)や、事故後に写真を眺めるHYDEさんとK.A.Zくんがいたのはこの辺りですね。
石の壁の質感やそこに絡みついた緑も、ゴシックな雰囲気。
HYDEが歌っていた窓枠はどこに??と思って探したら、門を入るとすぐのところに!
でも、ちょうど工事中でした…悲しみ・・・(泣)
<Sohoの中華街>
中華街は行きたいなぁと思いつつ調べる時間がなかったので諦めてたんだけど、直前におすすめのお店を教えてもらい、急きょ行くことに!
Tate modernにいたので、出発後まずMillennium Bridgeを渡りました。
この橋、Harry Potterに出てきたのでうきうき♪映画ではデスイーターたちに破壊されてしまうんだけど、それもいい。
せっかくなのでテムズ川沿いをずっと歩いて、この辺りかな!って曲がったらちょうど中華街周辺に到着。
そこから少し歩いて、HYDEさんがインスタにアップしていた門を発見!
じゃん!
きたぜ チャイナタウン(HYDE風)
お店も無事に見つけ、、中に入ると店員のお姉さんに「何人?」と聞かれたので「一人」と答える私。
どうやら声が控えめだったみたいで、その店員さんに「一人でも恥ずかしがることないわよー!」って言われて。
優しいなと思っていたら……
「自分と沢山おしゃべりできるもんね!ふふっ」って笑われて、くっそーって思いました(笑)
イギリスらしいのか...な?
そんなこんなで席に着いて、注文したのは……
福建チャーハンは譲れない!
重ためのあんかけチャーハンって感じで、美味しかったです。
飲茶も!
基本的に滞在中英語に困ることはなかったんだけど、「飲茶」はなんて言うかが分からなくて(笑)
調べようと思ったらwifiの充電は切れてるし、メニューにもそれっぽいのがなくてどうしよう。。。。困る私。苦し紛れに「やむちゃ」って日本語で聞いてみたんだけど、「うーん分からない、ないと思う」と困惑気味に言われ(笑)
・・・・・・
そうだ!と思って、店員さんに漢字を書いて聞いたら!!
伝わりました!!やったー\(^o^)/!!
漢字の国同士でよかった!!(笑)
英語では"dim sum"って言うんだって。知らなかった!一つ勉強しました♪別メニューに載ってたようで持ってきてもらって頼みました。
おなかいっぱいになった。行けてよかったな~!
3日目はロンドンの北の方から下っていきました。
<AIR studios>
地下鉄に乗ってBelsize Park 駅に着き、出口を右に曲がってまっすぐ歩いていきます。
朝だったから近くの大きな公園に向かう人たち(ジョギング姿)がちらほらいたけれど、基本的に人が少なくて、静かで上品な雰囲気の街でした。
駅からの道中も、あっ!ここ映像でHYDEが通っていたところだ!!と見覚えがあって、テンション上がります!
そして、左手奥に見えてきたのは・・・
AIR Studios
大好きなROENTGENを聴きながら、ここで生まれたんだなぁとしみじみ。HYDEはここに来たらどんなことを思い出すのかなぁ。映像や写真で見たことのある風景のままでした。
中には入れないので、外から写真撮影を。
この時、横断歩道を渡った対岸から写真を撮っていたんだけど、ちょうどトラックが信号に入ってきちゃって。でも、運転手のお兄さんが写真を撮っていた私に気づいて、少し手前で止まってくれました。
ガラスごしに「撮れた?」って視線をもらったので、にこって笑ってThank youって大きく口を動かしたけど、分かったかな。
伝わっているといいな!
<St Stephen’s Church>
そして、道路を挟んで真隣にあるSt Stephen's Churchにも寄りました。
門に手を入れてHYDEさんの真似も(笑)
Angel's taleのアーティスト写真を思い出しますね。
大好きです。
<Primrose Hill>
映画「下弦の月」でアダムがさやかにペンダントを渡していた公園です。電灯の形とか、見覚えあるかな?
ちょうどAir studiosと次に向かいたい場所の中間にあったので工程に入れてみたのだけど、訪れてよかった。この場所で散歩をしながら聴いたROENTGENが最高でした。
特にSHALLOW SLEEPとA DROP OF COLOUR。
少しひんやりとした朝の秋の風と、大きく広がる空と、上手くいえないけれど何よりこちらの空気にぴったりときて、沁みる。
公園内を少し歩いて、ロンドン市街地が一望できると有名な丘の上に着くと、ちょうど朝日が高く昇ってきていました。
"I have conversed with the spiritual sun. I saw him on Primrose Hill"
というBlakeの一節が刻まれていることにときめきつつ、差し込んできたあたたかい太陽の光がまどろみの中にいるようで、ベンチに座ってSHALLOW SLEEPをリピート。
感覚が心に残る、素敵な瞬間でした。
それに加えて、ベビーカーを引いて朝のお散歩をする家族や、犬と散歩をする人たち、ジョギングをする人たちが集っていて、とてもピースフルな空間だったことも良かったな。超高級住宅街ということもあるけれど、日本の公園にこういう雰囲気はないなぁと思って。もし子育てをするならこんな環境がいいなぁ。
<Seven Sisters>
4日目はまず、St. Pancras駅から電車でBrightonに向かいました。
1時間半くらいは乗っていたかな……
ロンドンから南に南に下るので、車窓からの街並みが変わっていって面白かった。BGMはTierra、少しだけ土の匂いがしたので。
Brightonに着くとまず駅の隣の観光案内所で、バス一日券を購入。
自分で使用日をコインで削る方式なの!可愛い!
そして2階建てバスに乗って、出発です。
行先はSeven sisters!
イギリスといえば自然も見どころなので、どこにしようかと思ったのだけど、せっかくなのでHYDEにもゆかりのあるここへ。Harry Potterにもゆかりがあるので、一石三鳥でした。
Seven sistersの名は、切り立った断崖の断面が7人の乙女のように見えることから付けられたそう。
バスには1時間くらい揺られて(酔った)、やっと到着!
Seven sistersで選択できるルートは、①崖の下・②崖の上・③対岸から崖の全景を眺める、の3つ。
私は、①→②の順番で回りました。③は体力的にも時間的にも厳しかった。
歩きはじめるとまずこんな感じの穏やかで広大な景色が広がります。
牧草地だったので、羊も遠くにたくさんいました~!のどか。
そこからどれくらい歩いたかなぁ…20分くらい?ずっと行って、海辺に到着。最初は雨が降っていたのだけど、この頃には大体止んでいました。海を右手にしながら、こんな砂利道(砂浜)を歩きます。
そして、前を見ると、見覚えのある白亜の絶壁が!!
HYDEがTHE CAPE OF STORMSのPV内で歩いていた風景ですね。こんな歩きにくい砂利道だったとは。。
近くまでいくと、そびえたつ迫力がすごかった。
反対側の遠くにも、同じような崖が見えました。
波が寄せては返すのを眺めたり、波音を聴いたりしながら歩いて、崖の下は終わり。
次に崖の上のルートに進みました。来た道を少し戻って、上り坂をぐんぐん進みます。
もうこの時点で、3日間歩きっぱなしの足は疲労と水ぶくれがすごかったので、崖の上ルートはかなり過酷だった。(出国前日に買った運動靴が合わなかった…靴大事です本当に)
最初はゆるやかな坂道なので大丈夫かな…と思っていたけれど、崖の上に着くとそこから急激な坂の上り下りの繰り返し。もうね、山登りならぬ崖登りだった。ハイキング装備の方も多くいました。完全になめてました。。
例えばこの写真は、崖の下から次に上る崖を見上げたところ。
上の方に人が何人か小さーく写ってるの分かるかな。。崖の傾斜がわかっていただけるのではないかと……体感的には80度?って感じ。
そして崖の上は、風がほんとうに!!ほんとうに!!強くて!!!
崖の端に柵もないし、吹き飛ばされるんじゃないかと思った。命の危険も感じるくらい。
この風の中、あんな端っこでPV撮影したHYDEすごい!!!と尊敬しました笑
そして、自ら死を選んでしまうほどのアダムの絶望を表現するには、ぴったりの場所だと思いました。
あの曲、映画を想定して作られた訳じゃないから、二階監督がHYDEに歌詞書き直してって依頼したんだけど、「英語の歌詞をもう一度読んでみて。きっとあまりに合うから驚くよ」って言ったっていう話が大好きです。本当にぴったり。
崖の上では天気もすっかり良くなっていて、広がる絶景。イギリスの、あの島の南端に今いるんだなぁという地図的な楽しさもありつつ、青い空と白い雲と青緑の海がとても綺麗だった。
THE CAPE OF STORMSを聴きながら、しばらく堪能しました。
崖をくだってバスに戻る途中、湖に空の青が映っていたのもとても良かった。
濃い青。
そして5日目、帰国前に巡ったのは…
<kenちゃんのパブ>
ホテルから少し歩いたところに、SSTVでkenちゃんが煙草を吸っていたパブが。
ベンチはなかったけど、外観は当時のままでした。
もう何年経っているんだろうと思うと、残っていることがすごいよね。
<大英博物館>
そして大英博物館にも寄ってきました。
裏には、SSTVでkenちゃんが飛び乗っていたライオンも(奥のかな)。
<虹のギター>
大英博物館を見学した後には、kenちゃんが虹のギターを買ったお店の前も通ってきました。
ちょうど楽器街の一角なんだね!
前をギターを背負ったお兄さんが歩いていました。
当時のお店は移転してしまったので、今は違うお店になっています。もしギターが弾けたらふらっと入って、Can I try this amp?って言ってみたかったな!
「虹」を聴きながら通りました。
ここでkenちゃんがギターを買わなかったら、あの強くて美しい曲は生まれなかったんだよね……
ロンドンは、ラルクにとっても、HYDEにとっても、ある意味で始まりの地なんですね。
そして空港へ戻って、旅は終了。
これ以外にも色々な所へ行って、思い入れの強い私は終始感動してしまったのだけど、それはまた別のエントリーで書こうかな(どうしようかな・・・笑)!
私がイギリスに憧れた動機は文学だけど、今回ラルクやHYDEにも、沢山の素敵な場所に連れていってもらいました。ゆかりの地めぐりも含め、やろう!と思ったことは全部できて、大満足の旅だった。
今度はぜひ、ラルクのワールドツアーで訪れたいな!お願いしますねラルクさん!
大学と院でイギリス文学を専攻していた私にとって、ロンドンはずーっとずっと行きたかった憧れの場所。
ラルヲタとしてもゆかりの地が沢山あるので、初海外にして一人旅・フリープランで満喫してきました。
このエントリーでは、訪れたHYDE/ラルクゆかりの地を抜粋して紹介します♪よろしければ!
<HYDE PARK>
ロンドンに到着した次の日、まず朝から地下鉄で向かったのはHYDE PARK!さっそくハイヲタ発揮です…HYDE PARKにHYDEが…!ってやりたかったんや・・・(笑)
そのために日本からHYDEさんを持ってきて、HYDE PARKに寄って、写真を撮りました。
HYDE PARKはとっても広いから、少しだけお散歩。途中で、馬に乗ったのお姉さん2人が目の前を通ったのが格好よかったな!
<VAMPIRE'S LOVEのPVロケ地>
St Dunstan in the Eastという教会の跡地です(イギリス在住のフォロワーさんに教えてもらいました)!
Monument駅を出て、Great Tower Stを少し内側に入ると、金融街のビルの中にふいに現れます。ロンドン塔に向かう途中に行けたからちょうど良かった。
静かで寂しげな公園でした。廃墟が公園になった、の方が正しいかな。
1666年のロンドン大火や第二次世界大戦で被害を受け、その間何度か修復もなされたけれど、最終的に1971年から公園として市民に開かれるようになったそう。現代の中に息づく過去を感じました。
タクシーの運転手さんやお兄さんなど、人もまばらだけどいて、仕事の合間にちょっと休憩にくる場所のような感じ。
普通に公園なので、ここであのPVを撮影してたことを思うと(しかもアジア人がやけにクラシカルな格好をして)、現地の人からすれば不思議な光景だったんだろうな~と!(笑)行ってみて分かる面白い感覚でした。(でもロケに使いたい場合はこちらへ連絡を!って看板もあったから、割と使われているのかな?)
過去の回想(踊る女性とそれを見守るHYDEさん)や、事故後に写真を眺めるHYDEさんとK.A.Zくんがいたのはこの辺りですね。
石の壁の質感やそこに絡みついた緑も、ゴシックな雰囲気。
HYDEが歌っていた窓枠はどこに??と思って探したら、門を入るとすぐのところに!
でも、ちょうど工事中でした…悲しみ・・・(泣)
<Sohoの中華街>
中華街は行きたいなぁと思いつつ調べる時間がなかったので諦めてたんだけど、直前におすすめのお店を教えてもらい、急きょ行くことに!
Tate modernにいたので、出発後まずMillennium Bridgeを渡りました。
この橋、Harry Potterに出てきたのでうきうき♪映画ではデスイーターたちに破壊されてしまうんだけど、それもいい。
せっかくなのでテムズ川沿いをずっと歩いて、この辺りかな!って曲がったらちょうど中華街周辺に到着。
そこから少し歩いて、HYDEさんがインスタにアップしていた門を発見!
じゃん!
きたぜ チャイナタウン(HYDE風)
お店も無事に見つけ、、中に入ると店員のお姉さんに「何人?」と聞かれたので「一人」と答える私。
どうやら声が控えめだったみたいで、その店員さんに「一人でも恥ずかしがることないわよー!」って言われて。
優しいなと思っていたら……
「自分と沢山おしゃべりできるもんね!ふふっ」って笑われて、くっそーって思いました(笑)
イギリスらしいのか...な?
そんなこんなで席に着いて、注文したのは……
福建チャーハンは譲れない!
重ためのあんかけチャーハンって感じで、美味しかったです。
飲茶も!
基本的に滞在中英語に困ることはなかったんだけど、「飲茶」はなんて言うかが分からなくて(笑)
調べようと思ったらwifiの充電は切れてるし、メニューにもそれっぽいのがなくてどうしよう。。。。困る私。苦し紛れに「やむちゃ」って日本語で聞いてみたんだけど、「うーん分からない、ないと思う」と困惑気味に言われ(笑)
・・・・・・
そうだ!と思って、店員さんに漢字を書いて聞いたら!!
伝わりました!!やったー\(^o^)/!!
漢字の国同士でよかった!!(笑)
英語では"dim sum"って言うんだって。知らなかった!一つ勉強しました♪別メニューに載ってたようで持ってきてもらって頼みました。
おなかいっぱいになった。行けてよかったな~!
3日目はロンドンの北の方から下っていきました。
<AIR studios>
地下鉄に乗ってBelsize Park 駅に着き、出口を右に曲がってまっすぐ歩いていきます。
朝だったから近くの大きな公園に向かう人たち(ジョギング姿)がちらほらいたけれど、基本的に人が少なくて、静かで上品な雰囲気の街でした。
駅からの道中も、あっ!ここ映像でHYDEが通っていたところだ!!と見覚えがあって、テンション上がります!
そして、左手奥に見えてきたのは・・・
AIR Studios
大好きなROENTGENを聴きながら、ここで生まれたんだなぁとしみじみ。HYDEはここに来たらどんなことを思い出すのかなぁ。映像や写真で見たことのある風景のままでした。
中には入れないので、外から写真撮影を。
この時、横断歩道を渡った対岸から写真を撮っていたんだけど、ちょうどトラックが信号に入ってきちゃって。でも、運転手のお兄さんが写真を撮っていた私に気づいて、少し手前で止まってくれました。
ガラスごしに「撮れた?」って視線をもらったので、にこって笑ってThank youって大きく口を動かしたけど、分かったかな。
伝わっているといいな!
<St Stephen’s Church>
そして、道路を挟んで真隣にあるSt Stephen's Churchにも寄りました。
門に手を入れてHYDEさんの真似も(笑)
Angel's taleのアーティスト写真を思い出しますね。
大好きです。
<Primrose Hill>
映画「下弦の月」でアダムがさやかにペンダントを渡していた公園です。電灯の形とか、見覚えあるかな?
ちょうどAir studiosと次に向かいたい場所の中間にあったので工程に入れてみたのだけど、訪れてよかった。この場所で散歩をしながら聴いたROENTGENが最高でした。
特にSHALLOW SLEEPとA DROP OF COLOUR。
少しひんやりとした朝の秋の風と、大きく広がる空と、上手くいえないけれど何よりこちらの空気にぴったりときて、沁みる。
公園内を少し歩いて、ロンドン市街地が一望できると有名な丘の上に着くと、ちょうど朝日が高く昇ってきていました。
"I have conversed with the spiritual sun. I saw him on Primrose Hill"
というBlakeの一節が刻まれていることにときめきつつ、差し込んできたあたたかい太陽の光がまどろみの中にいるようで、ベンチに座ってSHALLOW SLEEPをリピート。
感覚が心に残る、素敵な瞬間でした。
それに加えて、ベビーカーを引いて朝のお散歩をする家族や、犬と散歩をする人たち、ジョギングをする人たちが集っていて、とてもピースフルな空間だったことも良かったな。超高級住宅街ということもあるけれど、日本の公園にこういう雰囲気はないなぁと思って。もし子育てをするならこんな環境がいいなぁ。
<Seven Sisters>
4日目はまず、St. Pancras駅から電車でBrightonに向かいました。
1時間半くらいは乗っていたかな……
ロンドンから南に南に下るので、車窓からの街並みが変わっていって面白かった。BGMはTierra、少しだけ土の匂いがしたので。
Brightonに着くとまず駅の隣の観光案内所で、バス一日券を購入。
自分で使用日をコインで削る方式なの!可愛い!
そして2階建てバスに乗って、出発です。
行先はSeven sisters!
イギリスといえば自然も見どころなので、どこにしようかと思ったのだけど、せっかくなのでHYDEにもゆかりのあるここへ。Harry Potterにもゆかりがあるので、一石三鳥でした。
Seven sistersの名は、切り立った断崖の断面が7人の乙女のように見えることから付けられたそう。
バスには1時間くらい揺られて(酔った)、やっと到着!
Seven sistersで選択できるルートは、①崖の下・②崖の上・③対岸から崖の全景を眺める、の3つ。
私は、①→②の順番で回りました。③は体力的にも時間的にも厳しかった。
歩きはじめるとまずこんな感じの穏やかで広大な景色が広がります。
牧草地だったので、羊も遠くにたくさんいました~!のどか。
そこからどれくらい歩いたかなぁ…20分くらい?ずっと行って、海辺に到着。最初は雨が降っていたのだけど、この頃には大体止んでいました。海を右手にしながら、こんな砂利道(砂浜)を歩きます。
そして、前を見ると、見覚えのある白亜の絶壁が!!
HYDEがTHE CAPE OF STORMSのPV内で歩いていた風景ですね。こんな歩きにくい砂利道だったとは。。
近くまでいくと、そびえたつ迫力がすごかった。
反対側の遠くにも、同じような崖が見えました。
波が寄せては返すのを眺めたり、波音を聴いたりしながら歩いて、崖の下は終わり。
次に崖の上のルートに進みました。来た道を少し戻って、上り坂をぐんぐん進みます。
もうこの時点で、3日間歩きっぱなしの足は疲労と水ぶくれがすごかったので、崖の上ルートはかなり過酷だった。(出国前日に買った運動靴が合わなかった…靴大事です本当に)
最初はゆるやかな坂道なので大丈夫かな…と思っていたけれど、崖の上に着くとそこから急激な坂の上り下りの繰り返し。もうね、山登りならぬ崖登りだった。ハイキング装備の方も多くいました。完全になめてました。。
例えばこの写真は、崖の下から次に上る崖を見上げたところ。
上の方に人が何人か小さーく写ってるの分かるかな。。崖の傾斜がわかっていただけるのではないかと……体感的には80度?って感じ。
そして崖の上は、風がほんとうに!!ほんとうに!!強くて!!!
崖の端に柵もないし、吹き飛ばされるんじゃないかと思った。命の危険も感じるくらい。
この風の中、あんな端っこでPV撮影したHYDEすごい!!!と尊敬しました笑
そして、自ら死を選んでしまうほどのアダムの絶望を表現するには、ぴったりの場所だと思いました。
あの曲、映画を想定して作られた訳じゃないから、二階監督がHYDEに歌詞書き直してって依頼したんだけど、「英語の歌詞をもう一度読んでみて。きっとあまりに合うから驚くよ」って言ったっていう話が大好きです。本当にぴったり。
崖の上では天気もすっかり良くなっていて、広がる絶景。イギリスの、あの島の南端に今いるんだなぁという地図的な楽しさもありつつ、青い空と白い雲と青緑の海がとても綺麗だった。
THE CAPE OF STORMSを聴きながら、しばらく堪能しました。
崖をくだってバスに戻る途中、湖に空の青が映っていたのもとても良かった。
濃い青。
そして5日目、帰国前に巡ったのは…
<kenちゃんのパブ>
ホテルから少し歩いたところに、SSTVでkenちゃんが煙草を吸っていたパブが。
ベンチはなかったけど、外観は当時のままでした。
もう何年経っているんだろうと思うと、残っていることがすごいよね。
<大英博物館>
そして大英博物館にも寄ってきました。
裏には、SSTVでkenちゃんが飛び乗っていたライオンも(奥のかな)。
<虹のギター>
大英博物館を見学した後には、kenちゃんが虹のギターを買ったお店の前も通ってきました。
ちょうど楽器街の一角なんだね!
前をギターを背負ったお兄さんが歩いていました。
当時のお店は移転してしまったので、今は違うお店になっています。もしギターが弾けたらふらっと入って、Can I try this amp?って言ってみたかったな!
「虹」を聴きながら通りました。
ここでkenちゃんがギターを買わなかったら、あの強くて美しい曲は生まれなかったんだよね……
ロンドンは、ラルクにとっても、HYDEにとっても、ある意味で始まりの地なんですね。
そして空港へ戻って、旅は終了。
これ以外にも色々な所へ行って、思い入れの強い私は終始感動してしまったのだけど、それはまた別のエントリーで書こうかな(どうしようかな・・・笑)!
私がイギリスに憧れた動機は文学だけど、今回ラルクやHYDEにも、沢山の素敵な場所に連れていってもらいました。ゆかりの地めぐりも含め、やろう!と思ったことは全部できて、大満足の旅だった。
今度はぜひ、ラルクのワールドツアーで訪れたいな!お願いしますねラルクさん!