あなたには、心の支えがありますか?
嫌なことがあった時や辛い時には、なにか心の支えになるものがあれば、それを支えにして頑張ることができますよね。
心の支えになってくれるものは、その人によってさまざまです。
自分が頑張ろうと思える心の支えには、どのようなものがあるのでしょうか?
心の支えになってくれやすいものや、あなたがもしも彼氏の心の支えになりたいと思った時にどうすればいいかなど、アドバイスも含めてご紹介します!
この記事の目次
辛い時、心の支えになるもの10個
心の支えは、あるとないとでは大きな違いがあります。
心の支えが常にある人は、例えどんな逆境や苦境に立たされた時にも、心が折れずに最後まで努力を続け、活路を見出すことができるでしょう。
また、辛いことがあった分も、それを乗り越えた時には自らの心の支えとなったものに対して深い感謝の気持ちを覚えることができますし、充実感や達成感も大いにわきますので、「この次も頑張ろう」と思うことができます。
一方で、何も心の支えがなければ、ちょっとしたことで挫折や諦めなど、心が折れてしまいやすいです。
何か嫌なことが辛いことがあると、それに心が押しつぶされてしまいそうになったり、逃げ場がなくなってしまったりして、何もかもが嫌になってしまうこともあるでしょう。
また、苦しみながらも目の前のことを終わらせた後にも充実感や達成感はわきません。
「もう二度とごめんだ」とそのものを自分から遠ざけてしまって、新たなチャンスを自ら手放してしまうことも多いです。
心の支えはないよりもあった方が、その人の人生をより輝かせてくれますし、心の安定にも必要なものでしょう。
では、人によってどんなものが心の支えになっているのでしょうか?
以下にご紹介していきます。
1:友人
あなたには、何でも心の内を話せる友人はいますか?
上辺だけで人付き合いをしている人は、友人と呼べる人の数は多かったとしても、本心で話ができる人は少しもいないのかもしれません。
けれども、例え交友関係が狭くても、お互いに腹を割って話せる友人がいる人は、自分が本当に辛くてたまらない時には、その友人に話を聞いてもらうことができるでしょう。
友人は、自分と似た性格をしていたり、もしくは正反対の性格をしていたりとさまざまです。
ですが、どこかでお互いに「ウマが合う」と感じているからこそ仲良く付き合っていることでしょう。
そんな相手のアドバイスや意見であれば素直に聞くことができますし、見栄やプライドは置いておき、心情を吐露することもできるでしょう。
友人は、自分が本当に辛い時には心の支えになってくれます。
出口の見えない迷路で、出口を指し示してくれることも時にはあるでしょう。
日頃からきちんと友人を大切にしている人は、困った時にはその友人が手を差し伸べてくれることでしょう。
親しい友達に相談して元気をもらう
何か悩みがあるのなら、それを友人に相談してアドバイスをもらうことができます。
また、相談をしなくても、愚痴を聞いてもらえば気分はすっきりしますし、思い切り楽しく遊べばそれだけでストレス解消にもなります。
自分一人だけでは悩んで落ち込んでいる時間も、友人と一緒に過ごせば楽しくモチベーションを上げることもできます。
仲の良い友人との時間は、お酒などに頼らなくても自分の精神を高揚させたり、安定させたりしてくれます。
心の安定剤の意味でも友人はとても貴重な存在でしょう。
友人に助けてもらうことが多い人は、同じように自分も友人が困っている時にはどんどん手を差し伸べることが多いです。
そうでなければ片方が片方に寄りかかってしまう状態になりますので、友人関係を長く続けることは難しいでしょう。
2:恋人
恋人がいる人は、恋人が自分の心の支えとなっていることが多いです。
「恋人には弱い自分を見せたくない」と張りきるタイプの人は、自身のプライドによって辛い時にも挫折することなく頑張ることができます。
「もう頑張れない、辛い・・」と心が折れてしまった時には、恋人に甘えて話しを聞いてもらい、心を癒してもらうこともできるでしょう。
恋人の存在は、時に自分の原動力や張り合いとなり、また時に自分の心を落ち着けることのできる安心の場所でもあります。
人は誰でも、時には誰かに甘えたい、縋りつきたいという欲求を抱えています。
普段は自分一人だけで頑張れる人でも、本当に辛いことがあった時には、つい暖かな場所に縋りたくなるものです。
恋人の存在は、そんな辛い時には元気になれる特効薬のようなものですので、恋人と一緒に過ごすことで自分の心を落ち着けている人は多いでしょう。
癒しと元気を与えてもらおう
恋人に愚痴を聞いてもらったり、悩みを打ち明けたりする人は、口から辛い気持ちを吐き出すことで気持ちを落ち着けることができるでしょう。
また、何も話さなくても、大好きな人と寄り添ったり、ハグをしたりしているだけでも、不思議と心が穏やかになるものです。
大好きな恋人の笑顔や言葉、仕草などを見ている内に、癒しや元気を自分が与えてもらっていることは多いです。
自分も同じように、恋人が辛い時には全身全霊でその支えになれるように努めれば、お互いにいつまでも仲良く幸せに過ごすことができるでしょう。
3:家族
家族とは、生まれた時から別れの時までずっと繋がっている存在です。
大人になるまでは家族の中で育ちますし、独り立ちをする年齢になったとしても縁が切れるわけではありません。
お盆や年末年始には自分の家族を連れて、実家へ帰るという人も多いでしょう。
最期の別れの時まで、何十年と一緒に過ごす血の繋がった存在ですので、他人同士では分かりあえないことも、不思議と態度や雰囲気だけで伝わるものです。
自分が悩んでいれば、何も言わなくても「何かあったの?」と向こうから聞いてきたり、もしくは自分から悩みを打ち明けたりと、世界でも一番といっていいほどに自分の内心や本心を打ち明けることのできる存在でもあるのが家族です。
そんな家族に対しては、友人や恋人には見栄を張ってあまり本音が言えないという人でも、すんなりと自分の本音を打ち明けることができるでしょう。
自分が一切自分を飾らなくてもいい相手、どんなに本性を見せてもいい相手、一切気兼ねしなくてもいい相手が家族なのですから、自分の本心をそのままぶちまけることができます。
そしてまた、家族の愛情とは無償のもので見返りも必要とされませんので、自分が好きなだけ甘えることもできます。
どんなに甘えても自分を投げ出さない、嫌にならない存在が家族ですので、安心してどれだけでも自分を曝け出すことができるでしょう。
4:好きな音楽やアーティスト
辛い時に自分の心情を話せる相手がいないという人や、一人だけで過ごしたいという人の場合、好きな音楽やアーティストが心の支えとなることも多いです。
辛い時に車の中で、大音量で好きな音楽を流せばそれだけで気分転換になります。
歌詞に自分の心情を寄せて、思い切り泣いたり切ない気持ちになったりすることもできます。
歌は人によっては感情の起爆剤にもなります。
何もなければ泣けないという人は、辛い時にはわざと悲しい曲を流し、それで自身の感情を爆発させて涙を流すという人もいるでしょう。
また、好きなアーティストの出ている番組を見るなり、ライブ映像を見たりすれば気持ちが高揚しますので、少なからず落ち込んだ気持ちを持ち上げることができるでしょう。
好きなアーティストのことばかりを考えて現実逃避をするのも良いですし、「今は辛いけど、これを乗り越えたら好きなアーティストのライブに行くんだ!」と目標を作ってモチベーションを上げる方法もあります。
音楽の力は世界を変える
音楽が人の心に与える影響はとても大きいです。
辛い時に悲しいメロディを耳にすればより悲しい気持ちになったり、アップテンポな曲を聞けば自然と自分の気持ちまで上がったりすることがあります。
よく運動会では「天国と地獄」などのやや激しく明るい曲が流されます。
そうした曲を流すことによって、生徒たちの競争心を煽ったり、気分を盛り上げたりする効果が大きいとされています。
ある人にとっては、ある音楽を聴いた瞬間から、自分の中の世界観が変わったり、世界が新しく開けたりすることがあります。
信じられないことですが、実際に自分が「これは!!」と思う音楽に出会った時、その人の世界はこれまでとはがらりと変わることがあるのです。
音楽にはそれだけの力や可能性が秘められていますので、気持ちが落ち込む時には音楽に頼るという人も少なくはありません。
5:アニメや漫画
アニメや漫画が好きな人は、何か辛いことがあったり気持ちが落ち込んだりした時には、アニメや漫画を見て心を癒すことがあります。
アニメや漫画は、世界中にたくさんの作品が出ています。
とくに日本は漫画大国と言われているだけあって、漫画喫茶に行けばとても数日では読み切れないほどの大量の漫画が置かれています。
一つひとつの世界観や物語は、それを描く作者によってまったく違っていますので、自分が面白いと思える漫画やアニメに出会えれば、夢中になってしまう人も多いです。
また、子どもや学生、社会人に関係なく漫画やアニメに影響を受ける人は多いですし、例えば料理漫画を読んだ時にはそこに載っているレシピを参考にしようと思う人もいるでしょう。
漫画やアニメには、音楽同様に人の心を変化させる大きな力がありますので、それを心の支えにする人も多いです。
現実世界から逃避できる
漫画やアニメの魅力は、視覚としてその世界観を楽しむことが出来るため、現実逃避にピッタリというところです。
漫画であればじっくりと読み込みストーリーに引き込まれていきます。
アニメであれば動きや声、音などがありますので、目の前で繰り広げられる異次元の出来事に目を奪われることでしょう。
そしてまた、漫画やアニメの中には、どんなに辛い目に遭っても、希望や目標を失わずに真っすぐ努力し続ける主人公の姿が描かれていることが多いです。
特殊能力を持った主人公であれ、ごくごく平凡な主人公であれ、その芯となるものは誰にも曲げることができません。
時に自分で問題を解決し、また時に仲間に助けられて解決したりと、漫画やアニメの世界には教訓もたくさん隠されています。
それに気づいて自分の考え方を変えたり、またモチベーションを上げたりするという人も決して少なくはないでしょう。
6:写真などの思い出
写真やデジタルの中に残されたこれまでの思い出を眺めていると、懐かしい気持ちになったり、初心を思い出したりするという人もいるでしょう。
自分の子ども時代の写真を見ては、「そういえばこんなこともあったなぁ」と思い出に耽る人もいれば、学生時代の写真を見ては、「あの頃は将来の夢に向かって努力していたっけ」と当時の自分の気持ちを思い出す人もいるでしょう。
思い出とは不思議なもので、良い思い出は何十年経っても変わらずに良い思い出のままですし、悪い思い出も時間の経過と共に嫌な気持ちが薄れていきます。
すべてが過去のことになるため、昔の自分の写真と向き合うことで、そこから今の自分の現状を冷静に見つめ直すこともできます。
また、辛い気持ちの時には、昔の写真を見返すことでその辛さを和らげることもできますので、ふと昔の写真の存在を思い出した時には、それらを見返してみるのも良いでしょう。
人によっては写真から過去を振り返ることで、今の心の支えとしている人もいます。
7:場所や環境
人によっては、場所や環境が心の支えとなることがあります。
例えばどんなに仕事で辛い思いをしたとしても、職場の環境に恵まれていれば、そこでまた「頑張ろう」と思うことが出来るでしょう。
育った環境や友人に囲まれた環境に恵まれている人も、同じように環境によって心が励まされ、気持ちを持ち直すことができるでしょう。
一方で、場所が心の支えになる人は、自分の思い入れが強い場所が存在していることが多いです。
例えば初めて夢を叶えるために努力しようと自分が決意をした場所が、地元の見晴らしのいい高台であれば、心が挫けそうな時にはその場所へ行き、同じ景色を眺めることで、「もう一度頑張ってみよう」と気持ちを新たにすることができるでしょう。
また、旅行先の海辺で楽しかった思い出がある人は、辛いことがあった時にはその場所へ行くことで、当時の楽しかった気持ちを思い出し、辛い気持ちを和らげることができるでしょう。
自分が日頃何も意識していない場所であればどうってことはなくても、思い出深い場所であれば、同じ場所に行くことで当時の記憶がまざまざと蘇ってきます。
そうした場所や環境を自分の心の支えにする人もいるでしょう。
8:ペット
ペットは人の言葉を話すことができません。
それゆえに仕草や表情、鳴き声や様子などで人間とコミュニケーションをはかろうとする生き物です。
人の言葉を話さないということは、自分を傷つけるような余計なことは一切言わないということです。
暖かい温もりや愛らしい仕草に、ただただ心が温かく癒されることは多いです。
また、自分が世話をしなければ生きてはいけないというところも保護欲をそそられ、心に「自分がきちんと育てなければ!」と強い責任感も生まれます。
人はペットを飼いながら、同時に自分も心を育てられていると言ってもいいでしょう。
また、自分を一生懸命に愛してくれる無垢な存在に、心は満たされ癒されます。
嫌なことがあてもペットと触れ合っていれば自然と気持ちが落ち着くことも多く、まさに人間同様に家族のような存在にもなれます。
時には他人以上に自分を助けてくれる存在にもなり得ますので、ペットを飼っている人は、その子を心の支えにすることも多いです。
9:本
本を心の支えとしている人もいます。
本は漫画やアニメ同様に、作者によって実にさまざまな内容のものがあります。
SF小説の本を読めば、現実から離れて空想の世界で楽しみ、良い気分転換になるでしょう。
また心理学の本を読めば、人間関係の悩みが解決できるヒントを得ることができるかもしれません。
また、歴史ものや偉人ものを読むことで、先人の生き方から自分の人生について学べることがあるかもしれません。
本を読むことは単に知識や情報を増やすことだけではありません。
自分の知らなかったことを本で学ぶことによって、時には自分の生き方を変えることになったり、人生観を大きく変えたりすることもあります。
辛い時には自分の悩み事と関係のある本を読み漁り、それらを心の支えとする人もいるのです。
大事なことを思い出させてくれる
本を読むことで、新しい知識を得られると考えている人は多いです。
確かに自分の知らなかったことや新しいことについて学ぶ機会もあるでしょう。
しかし、時には自分が忘れていた、大事なことを思い出させてくれることもあります。
本を通して他人への思いやりや自分自身を大切にすることを思い出したり、小説を読んで自分の青春時代を思い出したりすることもあるでしょう。
毎日が忙しければ、それだけ心もすり減りますし、大事なことを忘れてしまいがちになります。
本を読むことは自分にとって、大事な何かを思い出させてくれる良いきっかけとなるかもしれません。
10:自分自身
自分の心の支えとなるものは、自分自身だという人もいます。
時には友人や恋人、家族に頼ることも大切ですが、結局のところ自分のことを誰よりも思いやり、守り、大切にできるのは自分自身でしかありません。
例え他人が自分をないがしろにしたとしても、自分で自分のことを大切にしてあげれば、心はそれで満足することもあります。
自立心や独立心の強い人や、気持ちの芯がしっかりしている人は、落ち込みそうになった時には自分で自分を励まして、気持ちを持ち直すこともあるでしょう。
それでもどうしても心が折れてしまいそうになった時には、周りを頼ることも必要でしょう。
けれども、最終的にはやっぱり自分を守れるのは自分自身だけですので、常に自分のことを思いやることを忘れない人は、自分自身が心の支えとなっていることが多いです。
一番のよりどころは自分の心
一番のよりどころは自分の心です。
それをよく理解している人は、決して自分のことをいじめたり、ないがしろにしたりはしません。
ちょっとくらいなら無茶をすることはあっても、「これ以上は自分が持たない」と思うことには決して手を出しませんし、その前に自分の身を守るためにそこから引くでしょう。
例え会社を辞めることになったとしても、今の会社でこれ以上勤め続けたら自分の心身がもたないと感じれば、潔く会社を辞めるでしょう。
また、どんなに好きな恋人であっても、今のままでは恋人のために自分のやりたいことや将来の夢を断たなければならないという状況になったら、恋人よりも自分の夢を取って別れを選択することでしょう。
それは自分勝手なのではなく、自分を誰よりも守ってあげるためにも、自分を最優先の基準として行動しているのです。
周りに迷惑をかけずに、自分の出来る範囲でやれる人は、上手に自分で自分を支えて上げることができるのでしょう。
あなたの心の支えはなんですか?
あなたには、どんな心の支えがありますか?
どんな人にも、少なからず心の支えとなっているものがあります。
「そんなものはない」と思う人もいるかもしれませんが、本当に心の支えがなければ、あなたの人生は今まさにどん底で、夢も希望も持てずに、何もする気力も起きてはいないことでしょう。
そんな状態に一時は誰でもなることがあるかもしれません。
しかし、その状態が生まれてからこれまでの人生ずっと続いているという人はまずいないでしょう。
そうでなければ、自分が生きている意味すらも見いだせずに、空っぽの気持ちでこれまでの人生を生きていることになります。
心の支えがないと思う人は、子ども時代から思い出してみて下さい。
何か悲しいことや辛いことがあった時、あなたはどうやってそれから立ち直ってきたのでしょうか?
親に話を聞いてもらったり、友達に悩みを打ち明けたり、または自分一人の力で何とか立ち上がってきたのかもしれません。
あなたが辛いことから立ち直れるようになったきっかけが、心の支えなのです。
当時の心の支えが、もしかしたら今のあなた自身の心の支えにもなるかもしれません。
または、大人になるにつれて、周りの環境に変化につれて、新しい心の支えをすでに手に入れているのかもしれません。
自分の心の支えが分からないという人は、子どもの頃からの自分を思い返し、一度じっくりとあなたの助けになったものについて考えてみてください。
それが分かれば、きっとこの先困難に遭ったとしても、きっとそれがあなたの心の支えとなってくれることでしょう。
【番外編】心の支えになる彼女になるためには?
大好きな彼氏がいる人は、彼氏に辛いことがあれば、自分が心の支えになってあげたいと思うものですよね。
自分が側にいて寄り添ったり、話を聞いたりすることで、彼氏がまた笑顔になってくれるのなら、彼女としてできるだけのことを頑張りたいと考えるでしょう。
しかし、彼氏のタイプによっては、悩みを自分一人だけで解決したがったり、彼女には弱みを見せたがらなかったりすることもあります。
また、悩みを打ち明けるのが恥ずかしいと抵抗がある彼氏の場合、どんなにこちらが打ち明けて欲しいと言ったところで、拒まれてしまうことでしょう。
彼氏から無理矢理悩みを聞き出そうとしては逆効果になってしまいますので、彼氏が安心して心の支えにすることができるような、そんな素敵な彼女の立場を目指しましょう。
どんな女性になれば彼氏を支えて上げることが出来るのでしょうか?
以下に具体的な方法をご紹介します。
気遣いができる女性になる
気遣いができる人は、男女に関係なく人から好かれます。
自分のことだけでなく、周りの人のことにまで気を回し、誰かが困っていたり悩んでいたりすれば手を差し伸べてくれるような人であれば、どんな人からも好かれることでしょう。
また、彼氏に対し気遣いができる彼女でいることができれば、彼氏との仲を良好に保つことができるでしょう。
どんな風に気遣いをすればいいのかは、彼氏の性格によって違ってきます。
落ち込んでいる時に一人にしてほしいという彼氏であれば、あえてあれこれと世話を焼こうとするのではなく、彼氏が落ち着くまでは何も言わずに、向こうからの連絡を待つというのもひとつの気遣いです。
また、アドバイスを求めるタイプでなければ、ただ黙って彼氏の側に寄り添うことで気遣いになることもあります。
さらには言葉で励まして欲しいタイプの彼氏であれば、彼氏の話を聞きながら、励ましたり褒めたりして彼の気持ちを持ち直させてあげるのが気遣いでしょう。
彼氏の性格に合わせて気遣うことができれば、彼氏の心の支えとなることができるでしょう。
「励ましてあげなきゃ!」と自分の基準で彼氏を励ますのではなく、彼氏が何を求めているのかをきちんと考えた上で気遣いができるようになりましょう。
相手を理解しようとする姿勢
彼の心の支えになりたいと思うのなら、常に相手を理解しようとする姿勢が大切です。
彼氏のことが大好きだと、つい「いつでも自分のことだけを考え欲しい」「休日はずっと一緒にいたい」「彼の交友関係よりも自分を優先して欲しい」と欲が出てしまいやすいです。
しかし、自分勝手な気持ちを彼氏に押し付けていると、いざ彼が落ちこんでいる時にもその辛い気持ちに気付いてあげることができません。
それどころか、余計に彼の負担になってしまい、彼氏の気持ちが離れていってしまうかもしれません。
そうなっては自ら彼との関係を悪くしてしまいます。
自分の欲を彼氏にぶつけるのではなく、常に彼氏の立場や気持ちを考えて理解しようとする姿勢を身に付けましょう。
例えば彼からメールやLINEの返信がなければ、それを「大事にされていない」と不満に思うのではなく、「今は忙しいのかもしれない」と彼の立場に立って考える癖を身に付けましょう。
常に自分の気持ち優先ではなく、彼の気持ちや事情を優先させるように癖をつけておけば、自然と相手を理解することができるようになります。
尊重しあえる
彼氏と互いに尊重しあえる関係になるためには、まずは自分から彼氏のことを理解しようと心がけることが大切です。
先に挙げた気遣いや相手を理解する姿勢を身に付けることで、彼氏のことを尊重できるようになるでしょう。
しかし、常に彼氏のことだけを尊重していても、彼氏によっては「自分がどんな言動をしても大丈夫だ」と浮かれてしまうことがあります。
あなたが彼女として彼にも尊重してもらえなければ、関係は一方的なものになってしまうでしょう。
そのため、まずは自分が彼のことを尊重しながらも、彼にも自分の気持ちや思いを尊重してもらえるように話し合いましょう。
一方的ではなく、互いに尊重しあえる関係になることができれば、彼も彼女のことを大切な心の支えに思ってくれることでしょう。
どんな話にも耳を傾けてくれる
彼氏の話す内容によっては、聞いていて退屈だったり、嫌な気分になったりすることもあるでしょう。
例えば彼が「仕事が辛くて辞めたい」と言えば、あなたならば「辛いなら辞めてもいいよ」と「もう少し頑張ろうよ」と、どちらの言葉を彼にかけますか?
後者であれば彼氏を余計に追い込んでしまうことになるかもしれません。
また前者の場合はいざ彼氏が辞めた後の責任を、彼女がとれるわけではないでしょう。
どんなに彼氏が落ち込んでいたとしても、彼女だからといって無責任に言葉をかけるのもあまり良くはありません。
彼氏が落ち込んでいる時には、こちらからあれこれと言葉をかけるのではなく、ただ黙って彼氏が話し終えるまで聞いてあげましょう。
彼氏によっては、ただ自分の愚痴を聞いてほしいだけのこともあります。
彼の話がどんなに長くて重複しても、時々相槌を打ちながらじっと聞いてあげるだけでも、少なからず彼の気持ちは落ち着くことができるでしょう。
彼氏が落ち込んでいる時には、こちらはあえて余計なことを言わずに、黙って話を聞いてあげるように努めましょう。
心の支えがあると辛いことも乗り越えられる
辛いことがあっても、心の支えになるものがあれば頑張ることができますし、気持ちを持ち直すこともできるでしょう。
心の支えは人によって違います。
友人や恋人、家族などを心の支えにする人もいれば、自分自身で気持ちにメリハリをつけて心の支えとしている人もいます。
また、音楽や読書などを心の支えにする人もいるため、自分にとって何が心の支えになるのか分からないという人は、あらゆるものにその可能性があると信じ、探してみましょう。