<木曜劇場>SUPER RICH #02【金返せ!!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
<木曜劇場>SUPER RICH #02【金返せ!!】[字][解][デ]
8億2千万用意できなければ倒産。衛は全財産を現金化し、つぎ込むという無茶な方法で会社を救おうとする。一方優はお金を持ち逃げした亮の行方を追いかけるが…
番組内容
氷河衛(江口のりこ)は、アパートを引き払い無一文で実家に帰ることも出来ないと言う春野優(赤楚衛二)を自分のマンションに連れて行く。すると、マンションの前で宮村空(町田啓太)と今吉零子(中村ゆり)が待っていた。
『スリースターブックス』に戻った衛は、当座必要なお金の工面について幹部たちと話し合う。空たちは一ノ瀬亮(戸次重幸)を探して金を返してもらうか、警察に被害届を出した方が良いと迫るが…。
番組内容2
その頃、優も『スリースターブックス』について来ていた。宿泊先のあてがないと言う優は、空に編集部へと連れていかれる。空は碇健二(古田新太)に頼んで、仮眠スペースで優を預かってもらうことに。
翌日、衛が出社すると島谷聡美(松嶋菜々子)が来ていた。聡美は『MEDIA』社との業務提携を衛に持ちかける。『スリースターブックス』存続に必要な金を出すと言う聡美だが、衛に対してある条件を提示し…。
出演者
江口のりこ、赤楚衛二、町田啓太、菅野莉央、板垣瑞生、嘉島陸、野々村はなの、茅島みずき / 矢本悠馬、志田未来、中村ゆり / 戸次重幸、美保純、古田新太、松嶋菜々子
スタッフ
【主題歌】
「ベテルギウス」優里(ソニー・ミュージックレーベルズ)
【脚本】
溝井英一デービス
【音楽】
fox capture plan
【プロデューサー】
金城綾香、栗原彩乃
【演出】
三橋利行(FILM)、平野眞、相沢秀幸、阿部雅和
【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/SUPERRICH/
【公式Twitter】
@super_rich_cx
【公式Instagram】
@super_rich_cx
【公式TikTok】
super_rich_cxジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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(衛)返せ!
警察 呼びましたよ!
≪痛い!
(優)衛さん!
放して!
お姉さん 限度があるからね。
うるさい!
何の事情も知らんくせに。
ちょっと! あんまり暴れると
公務執行妨害つけるよ。
はい ほら 乗って 奥まで。
シートベルトして。
(優)衛さん!
衛さん!
出してください。
言われなくても。
衛さん?
衛さん! 衛さん!
衛さん!
≪(足音)
で 何?
ねっ。
いや 「ねっ」って。
はい。
うん。
お金ないよ。
いや そういうことじゃないです。
5万円やったら もうええから。
いや それでもないです。
何よ。
僕 学費 払えなくて…。
言うてたな。
で 家も引き払ったんです。
そうなんや。
はい。
実家に帰るとこだったんです。
500円が 交通費だったんです。
終電 終わっちゃいました。
僕 行くとこがないんです。
そういうの 早く 言ってよ。
やっぱり いません。
ラーメン食べる前に言ってよ。
そうですよね。
(空)衛さん?
(今吉)もう どこにいたのよ!
心配したじゃない。
誰?
お金を貸してください!
(東海林)やっちゃいましたね。
(空)生配信されてたそうです。
(東海林)まあ これはこれとして
この先 どうしますか?
自分が整理できる財産は整理した。
えっ?
土地と証券と実家と。
税理士と話して 即金やと
7億2, 000万になったから。
ご自分の財産を
現金化されたんですか?
近日中に振り込まれる。
こんなこと言いたくないんですが
衛さん…。
分かってる。
それでも 1億 足りん。
あと1億 何日でだ?
4日… ですかね。
ねえ 衛。
何?
あいつが行きそうな所
どっか 思い当たるとこないの?
何で?
どう考えても
あいつ 捕まえて お金
返してもらえば 済む話じゃない。
居場所が分かってたら
そんなん すぐ行ってるよ。
警察には通報しないんですか?
(鮫島)そろそろね。
本格的に被害届を出しましょ。
衛さんが ご自分の財産を
整理する必要なんて ないんです。
刑事事件だと分かれば
投資家の方々も…。
それは… もう少し待ってほしい。
衛さん。
甘いんじゃないですか?
(空)東海林。
分かってる。
でも もう少し…。
あと1億 頑張ってみるから。
頼む。
≪(物音)
すいません。
(空)で あの野良犬は何ですか?
ほら インターン試験
欠席した子 おったやろ? あの子。
(空)何で 受けもしてないやつが
衛さんに?
まあ 色々ありまして。
確認ですが 年下の男の子で
憂さ晴らし しようとしたわけ
じゃないですよね?
(空)ブッ!
あっ 吹いた。
(鮫島)汚っ。
(空)んなわけないだろ!
お金を貸してください!
すっげえ。
ネットフリックスのドラマみたい!
流星君。
(流星)いや あれ
韓国ドラマだったかな?
ほら…。
貸与スマホで これ以上 無駄に
通信量 使わないでもらえる?
あっ すいません。
通信量って
館内の Wi-Fiでしょ。
碇さん 今日って
何時まで 作業されますか?
何時とかって何も。
われわれの仕事は
夜もありません。
昼もありません。
ただ ひたすら 作業するだけです。
われわれ
クリエーターというのは…。
誰ですか?
衛さんが拾ってきた野良犬です。
おっしゃってる意味が
分かりません。
僕もです。
申し訳ないんですけど
今晩 ここに
寝かせてもらえませんか?
(流星)保護犬みたい。
あ~ 流星君
そこのスペース 空けてあげて。
え~ そこは 俺の。
君。
春野 優です。
君。
はい。
ここで おとなしく
夜を過ごしてください。
衛さんに お願いされなければ
すぐにでも通報して
警察に引き取ってもらってました。
保健所に送られたくなければ
明日の始発で
ここを出てってください。
お願いします。
あっ 俺は犬派だから安心して。
(碇の寝息)
(碇)アグネス・ラムか。
カワイイんだよね。
(碇の寝息)
≪(記者)おい 来たぞ!
≪(記者)来た 来た!
(記者)氷河社長
昨日の土下座動画の真相は?
(記者)ご乱心の心境は?
(記者)時の人になられたご気分は
いかがですか?
嘘やろ。
(空)すいません。
お引き取りください。
お客さまが お待ちです。
誰?
(記者)土下座動画の真相は?
(記者)ご乱心の胸中は?
あの 聡美さん。
謝らないで。
言わせてください。
申し訳ございませんでした。
(聡美)失敗しない人間なんて
いないわ。
一ノ瀬に裏切られました。
聡美さんのありがたい申し出を
あいつのために むげにしました。
バカでした。
私が怒りに来たと思ってる?
違うんですか?
私は 話の続きをしに来たの。
一ノ瀬は いなくなった。
あなたは 窮地に立たされてる。
昨日の動画 見たわ。
聡美さん あの…。
フッ。 大笑いしたわ。
あっ その方が 気が楽です。
でも 悲しかったな。
あんなに優秀な部下だった
あなたが こんなに困ってるのに
私を頼ってくれなかったことが。
ありがとうございます。
あなたの会社は魅力的よ。
私は あなたの会社と
業務提携したいと思ってる。
えっ?
あなたの必要な金額を支払うわ。
あなたを救いたいのは本心。
でも ここからは
ビジネスの話をしましょう。
条件は?
今月の純利益を
1, 500万にすること。
おっと 純利。
MEDIAとしては
これが最低ラインだそうです。
でも 1億円を
かき集めるよりは 現実的ですよ。
手分けして…。
(東海林)どこが現実的なんだよ。
今まで 散々 投資だ 投資だって
書籍部門を
ないがしろにしてきたのに
急に 1, 500万なんて無茶ですよ。
(今吉)言い合っても仕方ないでしょ。
衛さんが ないがしろに
したことなんて 一度もないだろ。
じゃあ 別の言い方します。
ないがしろにしてきた
もう一人のCEOを
今まで かばってきましたよね?
私は 書籍部門には
先行投資してきたつもりやけど。
はい。
オリジナル作品を作る編集部には。
(空)東海林。
言いたいことがあるなら
はっきり言えよ!
(鮫島)宮村君。
衛さん 1, 500万って
どういう金額か分かってますか?
できるだけ 無駄を省いて
赤字になるような部門は
カットしないといけない。
分かってる。
ホントに分かってますか?
(東海林)フリードリンク
それ 今日から やめましょう。
コピー代が半分以下になるように
できるだけ ペーパーレスで。
それから 使っていないフロアの
電気を消して。
これで
幾らになると思いますか?
おそらく
数万円がいいところです。
人件費に 手を出すべきだって
言いたいのか?
赤字を生み出す編集部と
無駄なインターン
これを 即刻 切りましょう。
その2つは 今後のために…。
(東海林)今後も何も
あしたが こないことには
話にならないんです。
衛さん しっかりしてください!
僕らは 身内に さされたんですよ。
(リリカ)ちょっと 聞こえてます?
(碇)流星君 ちょっと
そっちの資料 取ってくれるかな?
(流星)はい。
リリカちゃん こっちも忙しい…。
(リリカ)大丈夫なんですか?
この会社。
私たち学生だからって
説明なしですか?
(豪徳)
確かに 説明なさ過ぎだよね。
ほらほら 上のことは 上に任せて。
(リリカ)
20万 もらえるんですよね?
20万!?
(碇)田中さん ちょっと声が…。
碇さん 20万って 僕の給料…。
(リリカ)私 辞めませんから。
20万 耳揃えて
きっちり支払っていただけるまで。
お金 困ってるんですか?
(リリカ)わあ!
(リリカ)びっくりした。
君 ずいぶん よく寝てたね
人んちで。
って 誰?
(今吉)
珍しく 感情的になったわね。
ハハッ…。
東海林の言うことも分かります。
でも 正論をぶつけて
あいつは
すっきりするかもしれないけど
衛さんを追い詰めても
何の解決にもならない。
あなたが心配しなくても
衛には 私もいるんだから。
(エレベーターの到着音)
あっ。
まだ いたのかよ。
頼むわよ 飼育委員君。
帰れって言ったよね?
衛さんに
直接 聞きたいことがあって。
伝えておくよ。 で 何?
僕から話したいんです。
こっちは
今 ホントに大変なんだよ。
君が うろうろする方が 衛さんに
迷惑が掛かるって分からない?
でも…。
(おなかの鳴る音)
でも 衛さん
今 悩んでると思いますし。
やっぱり…。
(おなかの鳴る音)
僕 心配で 居ても立っても…。
(おなかの鳴る音)
あ~。
あ~!
(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。
シャンプーしてたら 後ろに気配が…。
そういうときあるから。
≪(猫の鳴き声)ニャーオ!
何かいる! 早く帰ってきてください!
無理だよ メキシコだし。
いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?
No te preocupes!
え? 何ですか?
<部屋があなたを守ります>
<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。
ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。
いただきます。
(せき)
うまっ!
3カ月ぶりだよ。
うまっ!
(せき)
おいしい!
助かりました。
こんなことも
インターンの仕事なんですか?
あなたは どうして
この会社にインターンに?
20万もらえるインターンなんて
そうそう ないじゃないですか。
20万 何に使うんですか?
(リリカ)えっ?
学費? 卒業旅行かな?
(リリカ)いや 別に。
あなた この仕事に
興味ないでしょ?
分かるんですよ
私 おじさんだから。
あの2人は
まだ漫画に興味がありそうだ。
でも あなたは…。
興味がないといけないんですか?
(碇)いやいや
そんなことありませんよ。
でも そういう人にこそ
一度 真剣に 衛さんと
仕事をしてもらいたいものですね。
(碇)ラー油 取って。
(流星)ラー油だけでいいですか?
(碇)うん。
(高橋)ハンバーガーに ラー油?
(店主)はい ラーメン お待ち。
あれ? やっぱり 昨日の!
あっ 屋台の。
(店主)そうそうそう。
覚えててくれてた?
今日こそさ 伸びる前に食べてよ。
はい。
ごゆっくり どうぞ。
あっ 箸…。
いただきます。
宮村さんって いい人ですよね。
腹 減ってるやつを見るのが
嫌いなだけ。
優しいです。
それ食ったら 帰れよ。
帰りません。
おい。
衛さんに言いたいことあるので。
何? 言いたいことって。
(2人のせき)
汚いな。
(空)衛さん! どうして ここに?
んっ?
あっ。
あっ。
そこじゃない。 こっち。
(店主)はいはい。
はい いらっしゃい。 はい どうぞ。
あっ! 昨日は どうも。
えっ?
いやいや お姉さんは
初めて来た お客さんだよ。
うん。 まあ 商売人だからね
そのあたりの こう…
まあ 記憶力だけは いいんだから。
分からんか。
ラーメン 下さい。
はいよ。
あんたのこと 分かった?
はい。
それは おもろいな。
フフフ…。 はい。
で 何? 言いたいことって。
衛さんのとこで
働かせてください。
おい。
うちは 今 そんなこと
言ってる場合じゃない状況なんよ。
40人いる社員が
来月 このラーメンも
食べられるかどうかって
そういうときなんよ。
(店主)はい お待ち遠さん。
ラーメン 1丁。
ほら 2人とも 伸びるよ。
はい。
だから
君の気持ちは うれしいけど
雇う余裕が うちには ない。
他を当たってください。
衛さんが言ったんですよ
やりたいことは すぐ始めろって。
怖っ。
ハッ。 懐かしい。
俺 その記事を見て
プログラミングの勉強 始めました。
バイトして 金ためて
専門学校 入りました。
衛さんの会社で
働きたかったからです。
ひょっとして
怖いんじゃないですか?
一ノ瀬さんに
お前のこと
ずっと だますつもりだったとか
言われるのが
怖いんじゃないですか?
何てこと言うんだよ。
衛さん
絶対 直接 聞いた方がいいですよ。
一ノ瀬さんが
どういうつもりだったのか。
ラーメンってさ…。
大学生になるまで
食べたことなかったんよ。
インスタントなんか 初めて食べたとき
二十歳 過ぎてた。
亮と食べたんよね。
(空)そうですか。
うん。
宮村君。
(空)はい。
みんな 動いてくれてるよね。
はい。
一番最初に
やらなあかんかったね。
じゃあ…。
一ノ瀬 捜そう。
俺 捜します。
君に頼ってええのか分からんけど
頼むわ。
はい!
けり つけようか。
はい!
(リリカ)私たちのこと
なめてますよね?
(鮫島)田中さん ちょっと。
(リリカ)学生だから
何してもいいと思ってるんですか?
どうしたの?
(鮫島)東海林が
インターン生たち集めて 今日付で
辞めてほしいって言ったんです。
(東海林)うちは 今
新卒採用を お約束できる体力は
ありません。
皆さんの就職活動を考えても
早めに 別の企業を
当たっていただいた方が
いいと思うんです。
これは うちの誠意でもあります。
誠意って言われても。
20万 もらえないかぎりは
私 辞めませんから。
田中さん 豪徳さん 高橋さん
申し訳ない。
偉そうなことを言って
あなたたちの将来を
簡単に背負えるようなこと
言ってしまった。
許してほしい。
東海林も あなたたちが
憎くて言ってるんじゃない。
会社のために 彼に
こんなことを言わせてしまった。
私から あなたたちに
話すべきだったと思う。
申し訳ない。
衛さん。
みんなの分 ここにあります。
衛さんが 個人的な お金で
支払ってしまったら
削減の意味がないです。
お前が インターンに うまく
話せなかったのに まだ言うのか?
一ノ瀬を捜すことにした。
正直 見つかるかどうか分からん。
でも 会って
はっきりさせたいこともあるし
何より あいつに
お金を返してもらえれば
こんなことに悩む必要もなくなる。
それは そうなんですが。
一ノ瀬さん
お金 使っちゃってるんじゃ…。
そうかもしれん。
でも
私らは
そこに かけてみるしかない。
(豪徳)まあ
思うこと あるかもしれないけど
全額もらえてラッキーって
考え方もあるわけじゃん。
そうだよ。 そもそも
ここ 第一志望じゃないんでしょ?
さあ 最終日です。
18時まで 元気に
みんなで頑張りましょ~。
飲み物 買ってきたよ。
どうぞ。
(豪徳)ありがとうございます。
碇さん
自転車 お借りできますか?
(碇)どうしました?
衛さんから
碇さんが 自転車 持ってるから
借りてこいって。
(碇)あっ そうですか。
え~っと。
よし よし…。
碇さん。
(碇)はい?
私のインターンって
これで終わりなんですか?
学生の気持ち なめてますよね?
あの人。
これ見よがしに 20万 渡して。
私らが どうなるかなんか
どうでもいいって感じ。
そんなことは ないと思いますよ。
20万 払ってほしいって言ったの
リリカちゃんじゃん。
こんなの!
私は ちゃんとした
本命の会社 受けるときに
インターン経験ありますって
言いたかっただけです!
もっと有名な会社のインターン
するべきだったんですけど
たまたま受かんなかったんで
こんなとこ きちゃったんですよ。
(豪徳)どうしたよ リリカちゃん。
履歴書に書きたかったんで
インターン やりましたって。
で 20万もらいましたって
面接で話したかっただけなんで。
別に こんな会社
どうでもいいです。
つぶれようと どうなろうと!
(豪徳)ちょっと ちょっと…。
碇さん
私に あの人と 働いた方が
いいって言いましたよね。
私には
その意味は 全然 分かりません。
(高橋)リリカちゃん。
じゃあ
どうして おとなしく
そのお金を受け取ったんですか?
そうやって あのとき 直接
言えばよかったじゃないですか。
(泣き声)
何だ 何だ? どうした?
(豪徳)何 何? え~!
おい これ お酒じゃないか!
(流星)えっ!?
何で?
(豪徳)ちょっと
どういうこと? これ。
(高橋)リリカちゃんも
結構 悩んでたんだね。
春野君 これ 自転車。
持ってって。
ありがとうございます。
(碇)はい。
(リリカの寝息)
春野君。
衛さん
かばいたいのは分かるけどさ
正論で
人を 傷つけることもあるからね。
♬~
(リリカの寝息)
ごめんね。
(リリカの寝息)
よし。
♬~
♬~
≪(ノック)
どうぞ。
(空)失礼します。
今吉さんは
もう1カ所 回ってくるそうです。
そう。 成果は?
そりゃ みんなで
ひととおり 当たってるもんね。
東海林と鮫島も 今 社内で
色々と頑張ってくれていて
金額は
いいところまで いけそうだと。
そう。
ただ それだけだと 1, 500は…。
そうやんな。
私も 会社員時代のコネ
総動員して
今 色々 当たってるから
きっと うまく いくよ。
ありがとうございます。
いや 自分の会社のことやから。
島谷さんは どうして 条件なんて。
いい会社だと思ってくれてるなら
条件なんて つけなくても。
あの人は ホンマに 私らのこと
応援してくれてるけど
情で ビジネスすることはない人。
だから 信頼できるって思ってる。
衛さん。
もう 策は
1つしかないかもしれません。
やはり 編集部を切るしか
ないんじゃないでしょうか。
ごめんな 宮村君。
君が 一番 社員を
首にしたくないのにな。
♬~
♬~
(一同)
《せ~の メリークリスマス!》
♬~
≪《何か お探しですか?》
♬~
《おなか すいてるから
変なこと 考えるんよ》
《食べて》
♬~
♬~
《ごめんな 宮村君》
♬~
♬~
(だいすけお兄さん) 「キレイキレイ」は
ウイルス・細菌に効く ハンドソープ!
《明日のために 手を洗おう》
《キレイをつなげば 心が近づく》
ひろげよう (全員)キレイの輪!
♬~「キレイキレイ」
《殺菌プラス うるおいタイプも》
♬~
(新垣)《いままでの柔軟剤は 着るときには
香りが変わってた》 <そうなんです>
<香り変わらず続くのは ただひとつ>
ただひとつ? <「アロマリッチ」だけ>
おんなじだ
《「アロマリッチ」》
≪一ノ瀬さん?
一ノ瀬さんですよね?
えっ!
一ノ瀬さん!
一ノ瀬さん!
一ノ瀬さんですよね?
もう!
おらっ!
♬~
あっ。
(チャイム)
えっ 何 何?
あっ 衛さん
一ノ瀬さんが… あ痛たた。
えっ? 取りあえず 入っておいで。
いっ 痛い。 染みる。
そう。 亮が。
見間違いじゃなければですが。
亮らしいわ。
はい 終わり。
ありがとうございます。
「らしい」ですか?
私にとってはね。
会社のお金 持ち逃げして
海外で遊んでる亮より
どうしたらええか
分からんようになって
どぎまぎしてる亮の方が
あいつらしいって思う。
許してるんですね。
許してへんよ。
ホントですか?
しょうもな。
今日は もう遅いから
会社に戻って。
君 最後に お風呂 入ったの
いつ?
あ~!
≪今年 初湯船。 クゥ~。
ホンマ どこまで 野良犬やねん。
服も臭いから洗濯するよ。
その服 碇さんのです。
いちいち開けるな アホ。
あ~。
《衛さんが言ったんですよ
やりたいことは すぐ始めろって》
お風呂 頂きました。
期待せんといてよ。 料理なんか
何年もやってないんやから。
お中元で もらった
そうめんがあったな。
どこやったっけ。
ちょっと待って。 あった。
あっ。
よっ。
よいしょ。
取りますよ。
ありがとう。
いえ。
あっ… やりましょうか?
♬~
珍しいですか?
うん。
そうめん
作ったこと ないんですか?
いや あるよ たぶん。
たぶん?
あの 麺つゆは?
麺つゆ?
お~ すごいね
麺つゆ 作れるって。
調味料 足りなかったんで
めっちゃ適当ですよ。
特技やね。
いや~。
今どき スマホ 見たら
みんな 作れますよ。
へえ。
いただきます。
召し上がれ。
ありがとう。
はい。
おいしい!
ありがとうございます。
いただきます。
食べるラー油とかあったら
それも入れるとおいしいんですよ。
食べるラー油?
知りません?
何か ニンニクとか
あの いろんな具材 入ってて。
これくらいの瓶の。
食べるラー油?
今度 買ってきます。
ありがとう。
衛さんって いつも
ご飯 どうしてるんですか?
ウーバーとか
デパ地下で買ってきたり。
ずっとですか?
うん。
私 子供のころ
お手伝いさん いたし。
お手伝いさん?
小さいときに 親が死んだからさ
ずっと お手伝いさんのご飯。
すいません。
いや いいよ。
大人になって
1人暮らししてからは…。
亮が 色々 教えてくれた感じかな。
亮と仲良くなって しばらくして
今吉とも仲良くなって
色々 初めて 食べる物ばっかりで
楽しかったわ。
カップ麺とか。
何のカップ麺でした?
ほら あの あさま山荘とかで
食べてたやつ。
あっ あさま山荘?
有名な立てこもり事件の。
あ~ 僕の生まれる前ですね。
私も生まれてへんわ。
私が 亮を誘った。
今吉も 宮村君も
東海林も 鮫島も 碇さんも
私が 声を掛けたんよ。
だから 私は
あの人らの人生に 責任がある。
自分のやりたいことに
付き合ってもらってるんやから
ちゃんと 責任ぐらい取らんと。
ホントに みんな
そんなことしてほしいんですかね。
えっ?
だって ほら
お金 払ってるわけやしさ。
お金 払ったら
その人の人生に
責任 持たないと
いけないんですかね?
お金 もらったら
会社に 時間とか やりがいとか
全部 預けないと
いけないんですか?
僕 まだ 社会人じゃないんで
分かんないんですけど
みんな 人生の全てを
仕事に捧げたりする必要
ないと思います。
衛さんが やりたいことがあるのと
同じように
みんな
ここでやりたいことがあるから
集まってるんじゃないですか?
すいません 偉そうに。
いや ありがとう。
食べたら帰ります。
ええよ。
もう遅いから 泊まっていき。
いや ベッドは無理やで。
ソファで。
(碇)もう食べられないよ。
(豪徳)おっ 起きた?
お水 取ってくるね。
♬~
おやすみ。
(社員)お先 失礼します。
(空)お疲れさま。
フゥー。
♬~
♬~
あっ…。 衛さん?
あれ?
「味は保証できません」
「昨日の話 良かった。
ありがとう」
「鍵はポストに」
「あと インタビューは
もう捨てて」
「氷河」
いただきます。
フフッ。
もっと しっかり握ってほしいな。
なるほど。
(空)MEDIA社の業務提携の申し出は
断りましょう。
何で?
これじゃあ 業務提携じゃなくて
乗っ取りです。
言い過ぎよ。
じゃあ どうやって 説明すんのよ。
共同経営なんて
形だけに決まってる。
あんたより MEDIA社の人間が
筆頭にくるなんて。
断って どうすんの?
衛さんの言うとおりです。
断っちゃったら 1億
集めてくるしかなくなるんですよ。
じゃあ 乗っ取られてもいい
っていうわけ?
じゃあ
社員は どうするんですか?
会社がつぶれたら
40人が路頭に迷うんですよ。
東海林。
(東海林)あっ はい。
こんなこと あんたに言わせて
申し訳ない。
ちょっと やめてください。
鮫島。
はい。
鮫島も
色々と営業してくれてるんよね。
ホンマにありがとう。
今吉。
私のこと考えてくれて
ありがとう。
でも 大丈夫やから。
宮村君。
はい。
色々 悪いね。
いえ。
私は あと1億は
用意できそうにない。
亮から
お金を返してもらえんかったら
そのときがきたら…。
社員を守るのは 社長の仕事です。
だから 誰かトップを迎えて
済むのなら
どんな体制になっても構わん。
自分が どんな立場になっても
自分の居場所がなくなっても。
衛。
(空)衛さん。
(男性たちの怒号)
一ノ瀬さん?
一ノ瀬さん!
お疲れさまです。
都立中央病院。
《一ノ瀬さんが見つかりました》
《今 亮は?》
《意識が戻らなくて》
衛さん こっちです!
衛!
衛…。
(亮)すまん!
許してくれ!
(亮)俺 いろんなとこから
金 借りちゃって。
投資に突っ込んじゃって。
お前に 相談しないと
いけなかったんだけど
あの…
言うタイミング逃しちゃって。
もう すげえ金額になっちゃって。
(亮)お前の怒りは
もっともだと思う。
俺も
信じられない金額だと思う。
俺を殴って 気が済むなら…。
(ビンタをする音)
(亮)許される金額じゃないよな。
殴られても…。
ああ!
衛 衛 衛…。
衛さん! 一ノ瀬さんが
死んじゃいますって!
衛さん!
(亮)痛い! 痛い痛い!
衛さん!
(亮)痛い 痛い!
衛さん!
(亮)衛 痛い!
金額の話なんか してないねん!
お前は 何にも分かってない。
私が… 私らが怒ってんのは
お前が
何にも分かってないからや!
お前は 今 会社のみんなが
どんな気持ちでいるか
分かってないやろ。
自分の生活 心配せなあかんのに
会社のために 寝る間も惜しんで
仲間を切るしかないって話
したり
どうにか他にできることないか
みんなで手分けして 頭 下げたり。
お前が盗んだのは
そういう頑張ってる人らのための
お金やったんや!
アホ!
あんたは 最初っから
私のお金が目当てやったんか?
お金 返して。
どこにやった?
全部 使い切れてないやろ。
ないよ。
金 返せ! 返せ!
衛さん!
ちょっと! 暴れないでください!
返せ!
(警備員)警察 呼びましたよ!
あっ 亮!
亮!
放して!
お姉さん 限度があるからね。
うるさい!
何の事情も知らんくせに。
ちょっと! あんまり暴れると
公務執行妨害つけるよ。
はい ほら 乗って 奥まで。
シートベルトして。
衛さん!
衛さん!
出してください。
言われなくても。
衛さん?
衛さん! 衛さん!
衛さん!
♬~
衛さんは…。
≪(警察官)ご苦労さまです。
(空)衛さん!
衛さん これ。
ありがとう。
《亮から
お金を返してもらえんかったら
そのときがきたら…》
《どんな体制になっても構わん》
《自分が どんな立場になっても
自分の居場所がなくなっても》
♬~
みんな ごめん。
ここは 解散する。
オーライ。 オーライ。
ストップ。
よろしくお願いします。
前が見えない。
前が見えないほど積むな。 危ない。
(今吉)あ~ 宮村君 それ こっち。
(空)はい。
(東海林)前が見えない!
(空)だから 積むなって…
積んでないな。
(東海林)積んでないって何だよ!
(東海林)怖い 怖い…
痛い 痛い 痛い。
(リリカ)あ~ 喉 渇いた。
(豪徳)冷蔵庫 まだなの?
(高橋)えっ! 超なえる。
ねえ 冷蔵庫 まだ?
(豪徳)まだ?
(流星)冷蔵庫…。
お疲れさま。
お疲れさまです。
(一同)お疲れさまです。
みんな ようこそ わが家へ。
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[見落としを防ぐ…]
[そして…]