それにしても、明らかに大人の女性が、あどけなさの残る女の子にお仕置き受けるというのは、かなり屈辱的であろう。
しかも実の姉妹だ、美咲さんの胸中は、その表情にハッキリ出ていた。

佳織「いくよ、お姉ちゃん。
しっかり反省してね！」

パチィン！

美咲「くうっ！
…い、痛い…」

佳織「痛いのは、当たり前だよ。
お仕置きだからねっ！」

パチィン！

美咲「いいぃっ！」


佳織は、一切手加減無しで叩いてる。
打ち据える音が、室内に響き渡る。

そして十回あたりから、美咲さんのお尻が、上下左右に踊りだした。
さすがに泣き叫ぶまでは無いが、両の目からは、涙が溢れている。

パチィン！

美咲「っっつうっ…
ご、ごめんなさいぃっ！」

パチィン！

美咲「ぃあああぁぁぁっ…
か、佳織っ、も、もうやめてっ」

美咲さんも痛みが耐えがたくなったのだろう、妹に許しを乞うようになった。
しかし、佳織は容赦なく打ち据える。
暴れる美咲さんの裸体を、左手だけでしっかりと抑えこむ。

パチィン！

美咲「あぐうぅっ、お、お願い…も、もう許じでぇ…」

俺は、美咲さんの踊る裸身と泣き声に、複雑な気持ちだ。

十五回を過ぎると、妹からの屈辱的なお仕置き、という羞恥も感じないのだろう。
美咲さんは、ビデオの俺みたいに、泣きじゃくりながら、両足を端つかせている。

パチィン！

美咲「ごめんなざい、ごめんなさいぃっ、痛いようっ…
わああああぁぁぁぁぁっ…」

初めて見る美咲さんの醜態に、可哀想な気持ちになってくる。
が、芽依と奈津紀は、どこか嬉しそうだ。

佳織「お姉ちゃんっ、最後だよっ！」

パチィン！

美咲「ふぎゃあああぁぁぁっ…
ううっ、うっ…うっ…」

佳織は、優しく美咲さんを抱きしめると、
「もう、こんな事やっちゃだめだよ。」
と慰める。

次は芽依の番だ。
彼女は、靴べらを手にしていた。

芽依「美咲さん、次は私ね。
悪いけど、コレ使うから。

いいよね？佳織。」

佳織は表情を曇らせたが、靴べらの使用を許可した。
美咲さんは、驚いて佳織に目を向ける。

美咲「そ、そんな…
あんまり…」
佳織「お姉ちゃんも、悠を靴べらで叩いたよね？
そして中学生にも、道具を使わせたよね？
自分の都合で、悠をお仕置き出来て、自分が受けるのは嫌、って事は無いよね？」

美咲さんは、妹の言葉にうなだれてしまった。
そして、すすり泣きを始めた。

芽依「美咲さん、早く終わらせた方がいいよ。

長引くと余計惨めな思いするだけだから。」

芽依はそう言うと、靴べらを軽く振る。

---

美咲さんは、涙を拭って芽依に向き直る。

芽依「私は膝に乗せきれないから、前屈の姿勢をとって。」

その言葉に、美咲さんは弱々しく従う。
俺の目の前に、彼女の秘所が晒された。

そういえば、芽依はタメ口で命令してるな…。

芽依「そしたら、叩かれる度に、『悪い子の美咲にお仕置きありがとうございます』って言ってね。
じゃ、いくよっ！」

フルスイングの靴べらが、赤くなってる美咲さんのお尻を襲う。

バチィ！

美咲「きゃああああぁぁぁぁ、痛い、痛いよぅ！」

とても見ちゃいられない。

芽依「ほら、反省の言葉はどうしたの？
やり直しね。」

バチィ！

美咲「あひいぃぃぃぃぃぃっ、わ、悪い子の、み、美咲にぃっ、…ひぐっ…おじおぎ、ありがどう…ございまずぅっ！」

芽依の靴べらに、美咲さんは泣き叫ぶように反省の言葉を述べる。

さすがに、俺も気分が悪い。
芽依、やりすぎだろう！

思わず止めようしたら、佳織が遮る。

佳織「悠っ、ありがとう…
でも、黙って見ててくれ。
芽依の気持ちも分かる気がするから…。」
佳織がそう言うのなら、俺は何も言えない。

俺は、美咲さんにペット扱いされたが、その言葉は照れ隠しのような気もする。
ラブホでの一時が、美咲さんの本心ではなかろうか…
そう思うと、その美咲さんが十も年下の芽依にお仕置きされて泣き喚く姿は、到底直視出来る筈もない。

目を逸らせていると、佳織が、
「悠っ、ちゃんと見てろよ！
お姉ちゃんへの罰は、お仕置きをお前にも見てもらう為でもあるんだぞ。」

俺は、佳織の言葉に、美咲さんへ目を向ける。

バチィ！

美咲「いっぎゃああああぁぁぁぁ…
あぐっ…わ、悪いごの、みざぎに…おじおぎ…えぐっ、ありがどうごばいまずぅ…」

美咲さんは、俺に見られてるのも忘れたかのように、縦横無尽にお尻を振る。
その踊りに、靴べらの跡が幾条も浮き上がったお尻の間から、肛門や秘所を余すとこなく晒す。

芽依は、泣き叫びながら姿勢を崩す美咲さんへ、容赦ない打擲を続ける。

芽依「ほら、姿勢が悪い！
ちゃんとお尻突き出してっ！」

バチィ！


途中から、美咲さんの絶叫にも似た悲鳴も、弱々しくなっていた。

美咲「っああぁぁぁ…

悪い子の…み、みざぎに…お、おじおぎ…ありが…どう、ﾋｯｸﾞ…ございまぶ…」

芽依の最後の一打が終わると、美咲さんは崩れるようにしゃがみこんだ。

芽依「美咲さん、よく頑張りましたね。
私も水に流しますから。」

芽依の最後の台詞。
どうやらこの三人には、俺の知らない秘密がありそうだ。