真里「美咲、ちょっとやりすぎじゃない?
変態、ぐったりしてるよ。」
さすがの真里さんも、心配そうに見つめている。

美咲「あっ、ゴメンね~。
またやりすぎちゃった。
悠君、大丈夫?」

俺は返事する気力も無いほど打ちのめされたが、分身は、涎を垂らして喜んでいる。

真里「ちっ、しょうがねぇマゾだな。
許してやろうと思ったけど、最後までいくか。」

俺は、真里さんの言葉に土下座して撤回を求めた。
もう、これ以上は無理です、許してください、と、頭を床に擦り付けて懇願した。
が、
真里「じゃあ、後四人は平手打ちにしてやるよ。
いいだろ?変態。」

俺は再び懇願を重ねた。

真里「非力な女たぞ。
それでも駄々こねるなら、道具で叩かせるぞ。」

仕方ない。
俺は諦めてその条件でお願いした。

次は社会人の二人だ。
カメラは真里さんと美咲さんが受け持つ。

うち一人、メガネかけた女性は、不機嫌な顔で近づく。

「マゾ君、道具使っていいでしょ?
平手じゃ、効かないと思うんだけど。」

俺は即座に首を振った。
それにしても初対面の俺に、何故ここまで残酷になれるのか。
この女性の心事を疑ってしまう。

するともう一人が、
「いいじゃん、この子、お尻も腫れてるから平手打ちでも効くと思うよ。
それに…
かわいい子を好きなようにお仕置き出来るんだから、よしとしとこうよ。」

庇ってくれるのは有り難いが、好色そうな笑みが気になる。
そういえば、この二人、ハリセンボンに似て無くもない。

はるか似が春菜似に何やら囁く。
すると春菜似は、怪しげな笑みを浮かべて此方を見る。

また、はるか似は、真里さんへ浴室を貸してくれるように頼む。
真里さんは、首を傾げて考える仕草をしたが、あっさりと承諾した。

俺は、ハリセンボンに引き立てられるように連行され、真里さんと美咲さんが後に続く。

浴室は狭い。
高校生と中学生は、真里さんから遠慮してもらうことになった。

俺は、見学人が少なくなったことに一応、安堵したが、浴室で何をされるか分からないことに不安が大きい。

はるか似は、ボディソープを手に取ると、
「じゃあ、汗かいてるようだから、体洗ってあげる。」
と言って、ニヤリと笑う。

その後、俺はハリセンボンに体中を弄られる。
元気な分身はもとより、お尻や、果ては肛門まで、絶え間なく強弱の刺激が訪れる。

美咲さんならともかく、お笑いみたいな連中の玩具になるのは屈辱だ。

が、ボディソープによる感触も手伝って、俺は不本意ながら快感に悶えていた。

そしてその様は、二台のカメラに余すとこなく収められている。


ハリセンボンは、尚も俺の身体を玩ぶ。

春菜似は、こともあろうに俺にキスしてきた。
「近くで見ても可愛い顔してるじゃん。
ぐふふっ…」

俺は、嫌悪感から、横を向き唾を吐いた。
すると、強烈なビンタが左頬を襲う。

春菜似「何だよ、その態度は。
優しくしてりゃあ、つけあがりやがって。」

俺は、仰向けにされ、春菜似の足を口にくわえさせられた。
そして、はるか似は、俺のを扱き始める。

涙で視界がぼやける中、真里さんの声がする。
「いい構図じゃん。
へ~、顔を踏まれると、こんな表情になるのか~。」

俺は、春菜似の足を退けようとすると、
「おいマゾ、手は横、私の足に触れたら顔を踏みつぶすよ!」

結局、無抵抗に成らざるを得ない。
屈辱と快感が、交互に押し寄せる中、分身は限界を迎えつつある。

「ずみばぜんでじだ…
ゆるじでぐらばい…」

春菜似は、勝ち誇ったように、
「じゃあ、私の足を舐めろ。」
と言い放つ。

俺は、何度も吐きそうになりながらも、言われた通り春菜似の足に舌を這わせる。

はるか似は、分身を扱きながら俺の肛門に指を入れる。

言葉を発する間もない。
俺は、勢いよく射精した。

真里「おいおいおいぃっ!
人の浴室で、何してくれてんだよ!」
その一言と共に、俺の無防備な腹へ強烈な蹴りが炸裂する。

「ぐはあっ!」
俺は、九の字に身体を曲げ、浴室の床でのたうち回る。

見るに見かねたのか、美咲さんが、俺と真里さんの間に入り、
「ちょっと真里、悠君に酷いことしないでよ!」
と、庇ってくれた。

美咲さんは、
「悠君、大丈夫?
よしよし…。」
服が濡れるのも構わず、俺を抱きしめてくれた。

ああ…美咲さん、やっぱり優しいなぁ…
これでS女じゃ無かったら言うことないのに…

真里さんは、美咲さんの思わぬ一喝に遭い、キョトンとしていたが、自分でもやりすぎたと思ったのだろう、
「変態、ゴメンな。
痛かったろ?」
と謝ってくれた。

謝るのはいいとして、いい加減名前で呼んで欲しい。

美咲「悠君、まだハリセ…二人からのお尻叩きが残っているよ。
頑張ってね。」

そこはスルーして欲しい。

ハリセンボンは、俺を抱え起こす。

お辞儀をするような格好にさせられ、春菜似が上半身を抑える。
突き出したお尻をはるか似が叩く。

平手だが、水に濡れた状態なので、結構痛い。
無様な尻振りダンスを披露しながら、俺は許しを乞う。

はるか似が終わると、春菜似が代わって叩き始める。

俺の泣き声と、お尻を打つ音は、狭い浴室によく響いていた。