いきなりのビンタに、俺はたじろいだ。
真里さんの目つきが変わっている。
肉食獣の眼差しだ。
俺は、身の危険を感じた。
美咲「特にね、悠君は無理やりお尻叩かれるのが好きみたい。」
美咲さんっ、お願いだから余計な事は言わないでくれ。
メンバーは、どっと笑うが、真里さんは笑みを浮かべること無く、俺を見据える。
「おい、お前は今日何しに来たんだよ?」
と、急に言葉遣いが変わる。
俺は、真里さんの豹変に、怯えて言葉が出ない。
真里さんは、無言の俺に、蹴りを放つ。
「答えろや!」
いきなり真横からの蹴りに、俺は転ぶように倒れた。
真里「何寝てんだよ?
早く答えろや!」
彼女の蹴りが、背中や尻に炸裂する。
俺は、素っ裸のまま、大勢の女性の前で蹴られる痛みと屈辱に涙がこぼれた。
「ごめんなさいっ、ご、ごめんなさいっ!」
謝罪の言葉が、精一杯だ。
今度は、髪を掴まれて無理やり起こされる。
真里「どうすんの?
今日、どうすんだよ!」
真里さんに凄まれ、俺は震えることしか出来ない。
ただ涙を流すだけだ。
真里さんは、俺のをチラと見た。
真里「ふん、まだ喜んでんじゃん。
ホント、マゾだね。
反省してんのか?
デッサン会、出来なくして反省してんのかって聞いてんだよ。」
俺は慌てて首を振る。
「反省してます、すいませんでした…」
真里「皆、時間つくって来てんだよ。
分かるだろ?
責任とれよな。」
俺は、慌てて首を縦に振る。
真里さんは、俺の返事に、メンバーを集めて何やら相談を始めた。
一人になった俺に、美咲さんが近づいてくる。
「悠君、酷い目に会ったね。
でも私がついてるから心配しないで。」
俺は、この時ほど驚いたことは無い。
元はといえば、ヌードモデルになるのも、真里さんに暴行されるのも、原因はこの人にある。
美咲「真里はねぇ、不謹慎な人間が嫌いなのよ~。
そして、空手の有段者だから気をつけないと。」
全部初耳だ。
それに、不謹慎というなら美咲さんが一番だ。
それにしても、暴力振るわれて勃起している我が身も情け無い。
相談が終わったのか、真里さんが俺を手招きする。
股間のモノを隠して近づくと、メンバーも薄ら笑みを浮かべている。
真里「じゃあさ、デッサン会駄目にした罰に、今からお前にお仕置きしてやるな。
そしてビデオにそれ撮るから。」
「えっ!?なんで…!?」
真里さんが俺の問いに詳しい説明をする。
メンバーは皆、漫画家志望である。
色んな表情やポーズも、資料として必要だ。
ならば、せっかくマゾのモデルに出会えたのだから、お仕置きして、泣き顔や、その時の無様なポーズを映像として残し、参考資料とする。
マゾモデルも喜ぶし、その事でデッサン会の埋め合わせも出来る。
真里「な?一石二鳥だろ?」
いくら何でも、初対面の女性達から、お尻叩きのお仕置きとは、あまりにも屈辱的だ。
俺は、周囲の目を気にする余裕など無く、真里さんに許しを乞わずにはいられない。
が、俺の哀願も一蹴される。
真里「お前が、まともにモデルをやれないから言ってんだろうがっ!
痛い目あってて、勃起するような奴が今更カッコつけんなよ。」
真里さんの言葉に、俺は俯いた。
恐怖や羞恥に、返す言葉が無い。
また、自分の不甲斐なさに涙が溢れてきた。
美咲「悠君、嬉し泣き?」
真里さん一同、爆笑に包まれる。
ちくしょう、もう美咲さんなんて嫌いだ。
真里さんは笑いながら、部屋の隅の棚から、ビデオカメラを二台取り出す。
真里「おい変態、一つはお前の表情、もう一つは全身撮るからな。
遠慮せずに泣き喚け。」
俺は泣きながら、これは仕組まれたものではないのか、と考えた。
余りにも手際がよすぎるし、メンバーの顔には、驚きよりも期待した感じが窺える。
だとしたら、逃れる事など出来そうにない。
俺は以前のお仕置きで、奈津紀に逆らって余計酷い目にあった事を思い出し、素直に返事をした。
「わ、分かりました…よろしく…お願いします…」
「よしよし、素直でよろしい。
じゃあ、お尻叩きが好きらしいから、リクエストに応えてやるからな。」
真里さんは、俺にそう言うと、メンバーを見渡した。
「そしたら、順番決めようか。
あと叩き手は、ポーズもつけさせてやって。」
え?真里さんだけじゃないの!?
全員ってことは、同い年くらいの子や、ちゅ、中学生にまで!?
俺は冗談じゃない、とばかり逃げ出していた。
が、全裸である。
玄関でそのことに気づき、服を脱いだ部屋に入ろうすると、真里さんの跳び蹴りが、俺の肩口にヒットした。
俺は、大きくよろけながらも、倒れずに踏みとどまった。
真里さんは、俺の髪を掴む。
「何逃げてんだよ?
ああ?嘗めてんのか?」
そして俺の返事も待たずに、引きずるように奥の部屋へ連れ戻された。
俺は、一人一人に、逃げ出した事を土下座して詫びるように強要された。
やはり抵抗すれば余計に惨めな思いが待っているようだ。
真里「よし、もう逃げようなんて思うなよ。
じゃ、一人十分間で、尻叩きは十発にしようか。
時間かけてじっくり叩くのもよし、ちゃっちゃと叩いて色んなポーズとらせるのもよし。
道具使いたいなら、物差しとか靴べらを使っていいからね。」
彼女達は、順番をきめる為に簡単な籤を作る。
ふと見ると、その籤を引くとこに美咲さんが並んでいる。
俺は、自分の奇禍をつくった張本人が、お仕置きに参加する事に驚いた。
「美咲さんっ、なに並んでるんですかっ!」
と思わず声を荒げた。
真里さんの目つきが変わっている。
肉食獣の眼差しだ。
俺は、身の危険を感じた。
美咲「特にね、悠君は無理やりお尻叩かれるのが好きみたい。」
美咲さんっ、お願いだから余計な事は言わないでくれ。
メンバーは、どっと笑うが、真里さんは笑みを浮かべること無く、俺を見据える。
「おい、お前は今日何しに来たんだよ?」
と、急に言葉遣いが変わる。
俺は、真里さんの豹変に、怯えて言葉が出ない。
真里さんは、無言の俺に、蹴りを放つ。
「答えろや!」
いきなり真横からの蹴りに、俺は転ぶように倒れた。
真里「何寝てんだよ?
早く答えろや!」
彼女の蹴りが、背中や尻に炸裂する。
俺は、素っ裸のまま、大勢の女性の前で蹴られる痛みと屈辱に涙がこぼれた。
「ごめんなさいっ、ご、ごめんなさいっ!」
謝罪の言葉が、精一杯だ。
今度は、髪を掴まれて無理やり起こされる。
真里「どうすんの?
今日、どうすんだよ!」
真里さんに凄まれ、俺は震えることしか出来ない。
ただ涙を流すだけだ。
真里さんは、俺のをチラと見た。
真里「ふん、まだ喜んでんじゃん。
ホント、マゾだね。
反省してんのか?
デッサン会、出来なくして反省してんのかって聞いてんだよ。」
俺は慌てて首を振る。
「反省してます、すいませんでした…」
真里「皆、時間つくって来てんだよ。
分かるだろ?
責任とれよな。」
俺は、慌てて首を縦に振る。
真里さんは、俺の返事に、メンバーを集めて何やら相談を始めた。
一人になった俺に、美咲さんが近づいてくる。
「悠君、酷い目に会ったね。
でも私がついてるから心配しないで。」
俺は、この時ほど驚いたことは無い。
元はといえば、ヌードモデルになるのも、真里さんに暴行されるのも、原因はこの人にある。
美咲「真里はねぇ、不謹慎な人間が嫌いなのよ~。
そして、空手の有段者だから気をつけないと。」
全部初耳だ。
それに、不謹慎というなら美咲さんが一番だ。
それにしても、暴力振るわれて勃起している我が身も情け無い。
相談が終わったのか、真里さんが俺を手招きする。
股間のモノを隠して近づくと、メンバーも薄ら笑みを浮かべている。
真里「じゃあさ、デッサン会駄目にした罰に、今からお前にお仕置きしてやるな。
そしてビデオにそれ撮るから。」
「えっ!?なんで…!?」
真里さんが俺の問いに詳しい説明をする。
メンバーは皆、漫画家志望である。
色んな表情やポーズも、資料として必要だ。
ならば、せっかくマゾのモデルに出会えたのだから、お仕置きして、泣き顔や、その時の無様なポーズを映像として残し、参考資料とする。
マゾモデルも喜ぶし、その事でデッサン会の埋め合わせも出来る。
真里「な?一石二鳥だろ?」
いくら何でも、初対面の女性達から、お尻叩きのお仕置きとは、あまりにも屈辱的だ。
俺は、周囲の目を気にする余裕など無く、真里さんに許しを乞わずにはいられない。
が、俺の哀願も一蹴される。
真里「お前が、まともにモデルをやれないから言ってんだろうがっ!
痛い目あってて、勃起するような奴が今更カッコつけんなよ。」
真里さんの言葉に、俺は俯いた。
恐怖や羞恥に、返す言葉が無い。
また、自分の不甲斐なさに涙が溢れてきた。
美咲「悠君、嬉し泣き?」
真里さん一同、爆笑に包まれる。
ちくしょう、もう美咲さんなんて嫌いだ。
真里さんは笑いながら、部屋の隅の棚から、ビデオカメラを二台取り出す。
真里「おい変態、一つはお前の表情、もう一つは全身撮るからな。
遠慮せずに泣き喚け。」
俺は泣きながら、これは仕組まれたものではないのか、と考えた。
余りにも手際がよすぎるし、メンバーの顔には、驚きよりも期待した感じが窺える。
だとしたら、逃れる事など出来そうにない。
俺は以前のお仕置きで、奈津紀に逆らって余計酷い目にあった事を思い出し、素直に返事をした。
「わ、分かりました…よろしく…お願いします…」
「よしよし、素直でよろしい。
じゃあ、お尻叩きが好きらしいから、リクエストに応えてやるからな。」
真里さんは、俺にそう言うと、メンバーを見渡した。
「そしたら、順番決めようか。
あと叩き手は、ポーズもつけさせてやって。」
え?真里さんだけじゃないの!?
全員ってことは、同い年くらいの子や、ちゅ、中学生にまで!?
俺は冗談じゃない、とばかり逃げ出していた。
が、全裸である。
玄関でそのことに気づき、服を脱いだ部屋に入ろうすると、真里さんの跳び蹴りが、俺の肩口にヒットした。
俺は、大きくよろけながらも、倒れずに踏みとどまった。
真里さんは、俺の髪を掴む。
「何逃げてんだよ?
ああ?嘗めてんのか?」
そして俺の返事も待たずに、引きずるように奥の部屋へ連れ戻された。
俺は、一人一人に、逃げ出した事を土下座して詫びるように強要された。
やはり抵抗すれば余計に惨めな思いが待っているようだ。
真里「よし、もう逃げようなんて思うなよ。
じゃ、一人十分間で、尻叩きは十発にしようか。
時間かけてじっくり叩くのもよし、ちゃっちゃと叩いて色んなポーズとらせるのもよし。
道具使いたいなら、物差しとか靴べらを使っていいからね。」
彼女達は、順番をきめる為に簡単な籤を作る。
ふと見ると、その籤を引くとこに美咲さんが並んでいる。
俺は、自分の奇禍をつくった張本人が、お仕置きに参加する事に驚いた。
「美咲さんっ、なに並んでるんですかっ!」
と思わず声を荒げた。
0
- カテゴリ
1. カイン
久しぶりコメントです
美咲さん、サイコーですね。
今までの登場人物では、彼女が一番好きです。
出来れば、美咲さんがお仕置きされるのをお願いしたいです。
2. 正鈍
カインさん


コメント、ありがとうございます
なるほど、美咲さんのファンですか~
さて、どうでしょうか