奈津紀は俺の顔を覗き込んだ。
「悠、美咲さんや芽依も二十叩いたから、私も二十叩いていい?」

奈津紀の言葉に、俺は即座に首を振る。
反論する気力も無く、奈津紀に縋るような眼差しを送る。

奈津紀「やだ。
二十叩かせてくんなきゃやだ。
断ったら、外に放り出すよ?
それでもいいの?」

駄々っ子みたいな奈津紀に、俺は再度許しを乞う。

奈津紀「仕方ないわ、そのカッコで外へ出すね。
佳織、手伝って。」

佳織「よし来たっ!
マゾの悠は、お尻叩きだけじゃ物足りないみたいだし。」

俺は尻の痛みを忘れるくらい驚いた。

佳織は機敏な動きで俺の背後をとり、羽交い締めにする。
それが合図と言わんばかりに、美咲さんと芽依も俺を抱えようとする。

奈津紀「スカート、脱がさないとね。
こら、悠、抵抗したら素っ裸にするよっ!」

四人に抱えられて、スカートも剥ぎ取られた。
そのまま部屋の玄関まで連れて行かされ、ドアが開けられる。

俺は女子高生の制服に下半身裸の状態だ。
本当に外へ出されそうな恐怖から、
「ま、待って!
言うこと聞きますっ!
奈津紀さんっ、お尻を二十、叩いて下さいっ!
お願いしますぅっ!」
惨めにも、同級生にお仕置きをお願いする事となった。

奈津紀「みんな、ちょっと待って!

ふふっ、私にさん付け?
悠、どうしちゃったの~?」

奈津紀はクスクス笑いながら、俺の顔を覗き込む。
引きつったように怯える俺に、
奈津紀「素直になったのかな?
でも反抗したから、罰として全裸になってもらうね。
そしたら外は許してあげる。」


俺は部屋に戻り全裸となると、気をつけの姿勢で写真を撮られた。

芽衣「きゃはははははっ
まだ大きくなってる~。」

芽衣の言葉に、三人とも笑いで応える。


奈津紀「悠っ、そしたら四つん這いになって!」

それにしても全裸は、完全に晒し者になってしまった気分だ。
四つん這いになると、笑い声にプラス拍手が響き渡る。

そして、制服やスカートで見えなかった自分の下半身も丸見えだ。
股間にあるモノは、相変わらず隆起したまま、恥ずかしい涎を垂らしてる。
おまけに足の間からは、佳織、美咲さん、芽依が、俺を凝視している様子が見てとれた。

奈津紀「悠、私もさぁ、真一ごときに裸みられたんだよ~。
分かってる?」

俺は奈津紀からのお仕置きを早く終わらせたい一心で、ただひたすら謝罪を繰り返す。
「す、すいませんでした!
本当に反省していますっ!」

奈津紀「反省してるのに、おちんちん起っちゃうんだ。
悠ってマゾで変態だね。」

美咲「お尻叩かれて、泣きながら感じてんだもんね~。
悠君には、お仕置きになってないかもね。」

その言葉に、またしても笑いと拍手がおこる。

奈津紀「さて、じゃあ始める前に…
悠っ、お尻叩かれる毎に、『奈津紀さん、お仕置きありがとうございます』って言うんだよ?
分かった?」

奈津紀の言葉に、俺は仕方なく承諾する。

奈津紀「何か嫌々みたいね~。
やっぱり外に出すか。」

外に出す、という言葉に俺は慌てた。
「ま、待って下さいっ!
奈津紀さんっ、厳しいお仕置きを宜しくお願いしますっ!」

奈津紀「そお?
お願いされたら、断れないね。」

バチィ!

「はぐぅっ、
な、奈津紀さん…お仕置き、ありがとう‥ごさいますぅ…」

痛みもさることながら、同級生でもある奈津紀へのお礼の言葉は、僅かに残るプライドを粉々にした。
散々叩かれたお尻への打擲に、耐えきれず姿勢が崩れる。
俺はその度に、姿勢を戻すよう命じられ、泣きながら従う。

奈津紀「悠っ、よく頑張ったね!
これが最後よ!」

バチィ!

「あぐぅっ、奈津紀ざん、ヒッ、お仕置ぎ…ありばとう…ヒッ、ございまじだ…ヒッ…」


奈津紀からのお仕置きが終わると、佳織が目の前に立ちはだかった。
そして突然ジーンズを脱ぎだす。

俺は驚きのあまり、痛みを忘れ呆気にとられる。

下半身ショーツ一枚の佳織は、俺にこう言った。
「悠っ、私は二十叩いてないから、最後膝の上で十発な。」

他の三人は、佳織の大胆さに歓声を上げている。

佳織の熱っぽい表情は、どこか真剣だ。
俺は魅入られたように、全裸で佳織の素足に体を預ける。

佳織「素直になったみたいだから、優しく叩くな。」

パチン!

「ああっ!」

叩くというより、当てるといった感じだ。
佳織の右の素足が俺のを刺激する。
そして故意か、その足を揺らし始めた。
また、佳織は、叩いては玉袋を爪で撫でる。

堪らない快感が押し寄せる。
このままでは射精しそうだ。

パチン!

「か、佳織っ、ダメ…
やめて…」

佳織「どうしたんだよ?
女みたいな声出して。」

佳織は、尚も足を揺らして俺のを扱き、指で玉袋を刺激してくる。

「佳織っ…イキそうなんだ…
お願いだから…やめて…」

パチン!

「あふぅっ!」

佳織「いいよ、イッて…
そのためにズボン脱いだんだから…」

凄く優しい口調だ。

しかし俺の立場としては、お尻叩きのお仕置きで射精する、という情けないことは避けたい。

が、佳織の素肌、優しい声色、更には俺のや玉袋への刺激が理性を蹴る。

「か、佳織っ、イッちゃうっ!
ご、ごめんなさいぃっ!」

佳織「だからイッていいよっ!
悠っ!」

バチーン!

最後は激しい一撃だ。
それと共に、俺は佳織の太ももへ白濁したものを発射した。

一瞬恍惚とした俺だが、幼なじみの膝の上で射精したことに、身の置き場のない羞恥に包まれた。
惨めな気持ちから、すすり泣きを始める。

そんな俺の尻を、佳織は優しく撫でてくれる。
「悠っ、大丈夫?
気にしなくていいよ…
よしよし。」

俺は新たに涙が溢れてきた。
理由は自分でもよく分からない。

美咲「ちぇっ、美味しいとこを佳織に持っていかれちゃた。」

芽衣「妬けるな~、私も慰めてあげたかったのに。」

奈津紀「今度は私がイかせてあげるね。
ねっ、悠?」


皆の言葉に、俺は不思議な安堵感に包まれた。