Natural8のSmartHUDの見方と使い方を解説

Natural8を代表するGGnetworkののオンラインポーカーサイトでは、PokerTrackerやHold’em Manager等のサードパーティのHUDの利用は利用規約で禁止されています。しかし、サービスの一部として提供されている。SmartHUDは利用が可能です。今回は、Natural8のSmartHUDの見方や使い方について紹介します。

HUDって何?

SmartHUDの使い方を解説する前にHUDとは何かおさらいしておきましょう。HUD(Heads Up Display)はオンラインポーカーをプレイしている最中に、自身のパソコンにあらかじめ保存してあるハンド履歴から、相手の特徴や傾向をリアルタイムで表示してくれるツールのことです。PokerTrackerやHold’em ManagerはHUDの代表的なツールといえるでしょう。

HUDを利用することで、エクスプロイトが行いやすくなり、相手の傾向に合わせて利益を最大化させることが可能になります。

SmartHUDとは

SmartHUDはNatural8(GGpoker)が提供しているHUDです。テーブルで相手のアイコンを押すと、SmartHUDを表示することができます。しかし、PokerTrackerのようにセッションの間常に表示などはできません。

SmartHUDの主な指標

相手のアイコンをクリックし、SmartHUDを起動すれば様々な統計情報を見ることができますが、しかし、実際のプレイングの最中にすべての統計情報をもとに判断をするのは非常に難しいため、今回はそのなかで参考になるいくつかの指標についてのみ詳しく説明します。

VPIP

これが最も有名な指標ではないでしょうか、VPIPはハンドの参加率のことです。この値が高ければ高いほど、プリフロップでは広いレンジで参加していることになり、反対に低ければ、タイトにプリフロップをプレイしていることになります。ステークスによって左右はされますが、6maxのテーブルであれば、20%前後が標準であるとされています。

PFR

PFRはプリフロップにおけるレイズの割合です。オープンレイズや3bet、4betなどが含まれます。高いPFRはプリフロップがアグレッシブであることを示しています。通常PFRはVPIPを合わせて参考にされることが多く、PFR単体で参照されることは少ないといえます。例えば、VPIPが50%でPFRが5%出会った場合、プリフロップではルースパッシブであることがわかります。6maxであれば、18%前後が標準です。

ATS

この数値はどれくらいの割合でスチールを試みるか示した値です。具体的にはCUTOFFやボタンからのオープンレイズをどれほど行うかを示しています。lateポジションの相手のATSの値が高い場合、広いレンジでレイズしてきている可能性がたかいため、フォール度の頻度を通常よりも減らし、3betやコールを増やす必要があります。

3BET

プリフロップで3betを行う割合です。3BETの値が高い場合、相手の3BETレンジには多くのブラフハンドが含まれていると言えます。6%前後が標準と言われています。

FLOP CB

FlopでC betを打つ割合です。Cbetとはプリフロップで最後にレイズした人が、フロップでベットすることを言います。この割合が低い場合は相手のハンドはヒットしている場合が多いでしょう。

Hands Played

あなたが観測した中で相手が何ハンドプレイしたかを示すものです。これが多ければ多いほどHUDの出す値は正確なものとなります。逆にハンド数が十分でない相手の以上の指標はなんの役にも立ちません。

注意点

natural8のSmartHUDのデータは直近の50handのみを参考にしています。そのため極端な数値が出てる場合のみ注意し、それ以外はあまり参考にしない方が賢明かもしれません。