「ACRESとSPCAは21日、レストランのオーナーであるフランシス氏を訪ねて話をうかがったところ『カニはほとんど歩いておらず、少しの間、写真撮影のためにポーズをとっていただけだった』とのことでした。」
「フランシス氏には、レストランでカニがどのように飼育されているかについても教えていただきました。」
のちにフランシスさんは「実際の撮影は5分程度のものだった」と語っており、カニを散歩させるに至った経緯を以下のように明かしている。
「新型コロナウイルスで商売にならず、たくさんのカニが手元に残っていました。」
「カニは一日中カゴの中でじっとしています。縛られていて、とても退屈そうだったんです。」
カニを気の毒に思ったフランシスさんは従業員の手を借り、6匹のカニをかごに入れて公園に連れ出した。すると子供や好奇心に駆られた人たちが写真撮影を求めてきたという。
「螃蟹之家(House Of Seafood)」は2019年に「生きたカニのクレーンゲーム」を設置したことで物議を醸し、ネットで大炎上していた。
エイクレスは22日の投稿で、今回の騒動について以下のように遺憾の意を表した。
「螃蟹之家(House Of Seafood)は過去に生きたカニのクレーンゲームで宣伝活動を行っており、シンガポール動物虐待防止協会よりカニの取り扱い方法に関して詳細なガイドラインを提供されていました。」