日本将棋連盟の第72回通常棋士総会が4日、オンラインで東西間をつないで開催され、理事や棋士らが出席した。冒頭、恒例の新正会員(新四段、タイトル獲得経験または女流四段以上の女流棋士)あいさつが行われた。夕方から記者会見が行われる。
新正会員のあいさつは以下の通り。
◆伊藤匠四段「昨年の10月に棋士になりました宮田利男門下の伊藤匠と申します。見渡す限り大先生ばかりでとても緊張しておりますが、自分は社会人としてまだ至らないところばかりだと思いますので、いろいろとご指導の程、宜しくお願い致します」
◆西山朋佳女流三冠「6月1日付で正会員になりました西山朋佳です。25歳で出身は大阪です。伊藤博文門下です。微力ながら尽力していきたいと思っておりますのでご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します」(以上、東京会場で)
◆冨田誠也四段「10月1日付で四段となりました小林健二九段門下の冨田誠也です。25歳で兵庫県出身です。プロとして対局、普及の両方で将棋界に生きた証を残せるようにこれから頑張っていきます。宜しくお願い致します」
◆古賀悠聖四段「10月1日付で四段になりました古賀悠聖です。年齢は20歳で、中田功八段門下です。対局の方はフリークラス抜けを早く目指して、普及の方は地元の福岡県に恩返しできるように頑張ります。これから宜しくお願いします」
◆井田明宏四段「4月1日より四段になりました井田明宏です。年齢は24歳、出身は京都、師匠は小林健二九段です。これからも将棋と普及の面で真摯に取り組んでいきたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します」
◆高田明浩四段「今年4に四段になりました高田明浩です。森信雄門下で年齢は18歳です。地方棋士が少ない現状なので、地方の子たちがプロ棋士を目指せるような環境作りの普及を頑張っていきます(注・高田四段は岐阜県出身・在住)。これから宜しくお願いします」(以上、大阪会場で)