株式会社中川住研”SDGs”宣言!
”SDGs”とは?
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)とは、
2015年の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標です。
気候変動や貧困、平和、正義などの世界的な問題を解決するために
17の目標と169のターゲットが設定されました。
外務省のSDGs案内ページ
中川住研は”SDGs”に賛同致します!
2015年より事業の柱として推進してきました、
地域の課題解決を目指したソーシャル事業
「中川住研+social」。
田舎の空家問題など、弊社が会社として存続し事業を継続する限り、
地域の課題が解決され続ける事を目指しています。
また弊社はSDGsに賛同し、主に「持続可能な都市」「持続可能な生産と消費」2つの目標に向け、
これからも事業を継続して参ります。
中川住研の目指す”SDGs”の目標!
すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
4.4 : 働く技能を備えた若者と成人の割合を増やす
包摂的で安全かつ強靭で持続可能な都市及び人間居住を実現する
11.4 : 世界文化遺産・自然遺産を保護・保全する
11.a : 都市部、都市周辺部、農村部間の良好なつながりを支援する
持続可能な生産消費形態を確保する
12.8 : 持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する
情報と意識を持つようにする
具体的な事業と”SDGs”目標の関わり!
【取組みの背景】
全国的な空家率は約13.5%、京都府でも古民家の空家数が約8,289軒、亀岡・南丹市で528軒に上ります。
田舎移移住や古民家ブームが到来する以前の平成2年より古民家売買に重点的に取り組んできた弊社だからできる事があると考え、
平成27年より、地域の空家解消に向けソーシャル事業部門「中川住研+social」を立ち上げ取組みを進めてきました。
【古民家再生】 = SDGs目標4の4.4 SDGs目標11の11.4
日本の伝統的建物である古民家にも空家が増え、老朽化や管理人不在等の理由で取り壊される事が多くなっています。
弊社では空家となった古民家を再生し、長く暮らして頂けるようお客様に引き渡しています。
その数は平成31年時点で85軒となりました。
古民家再生には今では少なくなった伝統技術を持つ専門の大工が必要となりますが、弊社独自のネットワークで
優秀な職人を確保しています。また、お客様が安心・安全に長く継続して暮らせるよう、弊社独自の再生技術も保有しています。
日本の文化遺産である古民家を保護し、将来にわたり使用できる形でお客様に引き渡すと共に、古民家再生に関わる伝統技術の職人の育成と増加も目指し活動しています。
【古民家活用】 = SDGs目標11の11.a
様々な理由で売りたくても売れない空家となった古民家を活用し、各地から人を呼込む事で地域の活性化に繋げたいと考えています。
平成31年現在2軒の活用現場を稼働させ、古民家ご利用人数は累計約2,600人を越えました。
活用古民家を利用された方に弊社の活動や田舎暮らしの良さを継続して伝え続け、将来的には、田舎暮らしや古民家暮らしへ
繋げる事を目標に取り組んでいます。
【田舎移住・定住促進】 = SDGs目標11の11.a SDGs目標12の12.8
日本全国、そして世界から、京都府亀岡市・南丹市へ移住頂く取組みを続けています。
過去に移住頂いたお客様は平成31年時点で86組、現在移住希望で待機中のお客様(弊社会員様)は372人です。
完全に田舎で暮らされる方から、週末移住をされる方、田舎に住みながら都会へ働きに出られる方など、
田舎での暮らし方は様々ですが、都市部にのみ人が集中するのではなく、各地域にも人が集う賑わいが創出されるよう、
弊社が田舎と都会の橋渡しになりたいと考えています。
【田舎暮らしの情報を世界へ発信】 = SDGs目標12の12.8
田舎暮しや古民家に関する弊社の取組みをネットを通じて世界へ発信し、自然に囲まれたライフスタイルを提案しています。
自社ホームページやSNS(Facebook・instagram・twitter)を活用し、現在月に約2,000人のHP閲覧があります。
暮らし方の提案や、不安を解消する情報、田舎暮らし体験談などを発信する事で、都会での便利な生活とは違った魅力を伝え、
昔ながらの古民家に暮らしながら自然とともに生きるライフスタイルを提案しています。
また、昔ながらの技術だけではなく、ITなどの新しい技術や方法を取り入れる事で、「古さ」と「新しさ」を融合させた
新しい暮らしの提案にも取り組みたいと考えています。