前置詞againstの意味と使い方

前置詞againstの意味と使い方について、
例文を用いて解説しています。

目次

前置詞againstには、対立を表す
「~に反対して」「~に敵対して」
という意味があります。

以下は、例文です。

Are you against his opinion?
「あなたは、彼の意見に反対ですか。」

against his opinionで
「彼の意見に反対して」
という意味になります。

They fought against the enemy.
「彼らは、その敵と戦った。」

against the enemyの直訳は
「その敵に敵対して」ですが、
より自然な日本語になるように
「その敵と」としました。

Our team did a soccer match against a strong team.
「私達のチームは、強豪チームとサッカーの試合をした。」

against a strong teamの直訳は
「強豪チームに敵対して」ですが、
より自然な日本語になるように
「強豪チームと」としました。

前置詞againstには、衝突を表す
「~に反対して」「~に敵対して」
という意味があります。

以下は、例文です。

He threw a pebble against a tree?
「彼は、木に向かって小石を投げました。」

against a treeの直訳は
「木に対して」ですが、不自然なので
「木に向かって」としました。

Her hand bumped against the cup.
「彼女の手が、そのコップにぶつかった。」

against the cupの直訳は
「そのコップに対して」ですが、
より自然な日本語になるように
「そのコップに」としました。

bumpは「ぶつかる」という意味です。

The car struck against a telephone pole.
「その車は、電信柱にぶつかった。」

struckはstrike「打つ」
の過去形で「打った」、
against a telephone poleは
「電信柱に衝突して」という意味なので

struck against a telephone poleの直訳は
「電信柱に衝突して打った」となりますが、
「その車は電信柱にぶつかった」と
自然な日本語にしました。

前置詞againstには、接触を表す
「~にもたれて」「~を背景にして」
という意味があります。

以下は、例文です。

He leaned against a telephone pole.
「彼は、電信柱に寄り掛かった。」

leaned against a telephone poleの直訳は
「電信柱にもたれて寄りかかった」という
意味になりますが、より自然な日本語として
「電信柱に寄り掛かった」としました。

She was standing against him.
「彼女は、彼に寄りかかって立っていた。」

was standing against himの直訳は
「彼にもたれて立っていた」という
意味になりますが、より自然な日本語として
「彼に寄りかかって立っていた」としました。

againstに「~に寄りかかって」という
意味があると覚えておいてもよいと思います。

I stood my umbrella against the wall.
「私は、傘を壁に立てかけた。」

standは他動詞で「(人を)立たせる」
「(物を)立てておく」という意味を持ち、
stood my umbrellaで「傘を壁に立てて
おいた」という意味になります。

stood my umbrella against the wallの
直訳は「傘を壁に押しつけて立てておいた」
ですが、日本語として不自然なので
「傘を壁に立てかけた」としました。

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