春日八郎唄

ラバウル小唄(南洋航路)(海軍航空隊)  【作詩:若杉 雄三郎 作曲:鳥口 駒夫】唄:波岡 惣一郎
                                
  

(前奏)
  C G7 C       F       C   G7 C F C     G7 C
1.さ らばラバウルよ また來るまでは しばし別 れ の 涙がにじむ
         G7      C     F  G7 F       C     G7 C
  戀(こい)し懷(なつか)しあの島見れば 椰子(やし)の葉かげに十字星
2.船は出てゆく 港の沖へ(パラオの沖を) 愛しあの娘の 打ちふるハンカチ
  聲(こえ)をしのんで 心で泣いて 両手合せて ありがとう
(間奏)
3.波のしぶきで 眠れぬ夜は 語りあかそよ デッキの上で
  星がまたたく あの星見れば くわえ煙草も ほろにがい
4.赤い夕陽(太陽)が 波間に沈む 果(は)ては何処(いずこ)ぞ 水平線よ(マーシャル群島)
  今日も遥々(椰子の葉蔭に) 南洋航路(夕日を眺め) 男船乗り(想いは故郷の) かもめ鳥(山や川)
(以下は唄なし)
5.さすが男と あの娘が云うた 燃ゆる思いは 操縱桿にまかせ
  明日の生命は あの雲まかせ 散って九段の若櫻

昭和19(1944)年
1940年9月に新田八郎の歌唱でビクターから発売された「南洋航路」の替え歌が、
1944年に「ラバウル小唄」としてラジオで発表されたもの。
ラバウルは南緯4°東経152°にあるパプア=ニューギニア東ニューブリテン州の州都で、
のんびりとくつろげる南海のパラダイスですが、昭和17(1942)年に旧日本軍が占領して
司令部をおき、ニューギニア本島への戦略拠点となり、陸海軍合わせて9万余の日本軍が
配置された。平成6(1994)年の火山大噴火のため旧市街地は廃墟になっている。
この曲は送別会や同窓会の合唱曲として使われていた頃もありましたが、
現在は高齢者の仲間で歌われるくらいでしょうか。(コメントX氏)
カラオケには、右側の「須佐卓郎の音楽ルーム」の方をどうぞ。

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