【使い方ガイド】動画を逆再生する方法【動画編集】

動画を逆回しさせて映像を逆再生（リバース）するテクニックは、いざ使ってみると、想像以上に効果的です。

その効果を正しく理解し、都度活用できるようになれば、動画作品は格段にレベルアップします。

そのためには、創造力を働かせ、ここぞという場面を狙って逆再生動画を活用することが大事

どんな場面に適用するかは、それぞれのセンスの見せどころですが、ここではいくつかの効果的な例をご紹介します。

1. 失敗シーン
2. 手品やイリュージョン
3. スポーツのテクニック
4. クリーニングやペンキ塗り、DIYプロジェクト、メイクアップのチュートリアルなどの過程
5. タイムラプス
6. 動画のオープニングとエンディング

最近、TikTokで逆再生を取り入れることが話題になりましたが、ご存知の通り、それはあくまで一つのアプリケーション。TikTok以外においても可能性は無限大です。

• 動画を逆再生させるためのさまざまな方法
• オンラインの動画逆再生ツール
• PC用の無料 動画逆再生ツール
• Macユーザー向けの無料ツール
• Windowsユーザー向け：あらゆるレベルの動画編集者におすすめのツール
• iPhoneで動画を逆再生させる方法
• Androidで動画を逆再生させる方法
• 上級者向けテクニック
• まとめ

動画を逆再生させるためのさまざまな方法

動画を逆再生させるために最良なツールは、予算、スキルレベル、およびデバイスによって異なります。 ここでは、Windows、Mac、iPhone、Androidのいずれをお持ちの場合でも、逆再生を試すのに最適なツールを取り上げていきます。

オンライン逆再生ツール

迅速で簡単なソリューションとしては、Kapwingのオンライン逆再生ツールがおすすめ。わずかな作業で編集作業を完結できます。

ステップ1：既存の動画をアップロードするか、YouTubeなどの外部ソースからURLを貼り付けます。

ステップ2：動画を遅くするか、速くするか、速度をそのままにするかを選択します。サウンドをミュートするオプションもあります。

ステップ3：クリップ全体ではなく、セクションのみを反転させたい場合は、動画をトリミングします。それ以外の場合は、この手順をスキップしてください。

ステップ4：画面左下の[作成]ボタンをクリックし、逆再生動画が処理されるのを待ちます。

尚、Kapwingには無料版がありますが、無料版で作ったコンテンツは一般公開される点にご留意ください。

PC用の無料逆再生ツール

PCをお持ちで、高速で使いやすく、よりプロ級のツールをお探しの方には、PC用ソフトの PowerDirector Essential が心強い味方となるでしょう。

ステップ1：反転させるクリップを左クリックして、アクティブになっていることを確認します。

ステップ2：[ツール]> [動画逆再生]を選択します。

Macユーザー向けの無料ツール

iMovieは、Macで使える無料の動画編集ソフトでありながら、驚くほど使いやすいツールです。ただ、最大の欠点は、操作が直感的であることが優先されるが故に、一つ一つの機能がどこに置かれているのか、慣れるまで操作方法がわかりづらいこと。動画を逆再生させる機能も例外ではないので、こちらでご紹介しておきます。

ステップ1：編集タイムラインで使用するクリップを選択します。クリップをまだ追加していない場合は、プロジェクトワークスペースからドラッグすることをおすすめします。

ステップ2：クリップの上にあるスピードメーターのようなアイコンをクリックします。

ステップ3：[逆再生]のボックスにチェックを入れます。

Windowsユーザー向け：あらゆるレベルの動画編集者におすすめのツール

プロ、アマチュアのいずれであっても、サイバーリンクの PowerDirector は、手頃な価格でハイエンドなパフォーマンスと優れた編集機能を提供します。他のツールとは異なり、PowerDirectorは細部まで微調整が可能、再生速度やオーディオなども調整できます。

PowerDirectorには、動画の逆再生に関していくつかのユニークな機能があります。その例の一つを見ていきましょう。

ステップ1：タイムラインで反転させるクリップを選択します。

ステップ2：[ツール]> [アクションカメラセンター]を選択します。

ステップ3：[タイムシフトの作成]をクリックします。

ステップ4：逆再生させたい部分が黄色の輪郭で覆われていることを確認します。そうでない場合は、境界線をクリップの端にドラッグしてください。

ステップ5：[リピート再生]を選択します。

ステップ6：[逆再生]を選択します。

これにより、動画を元の順序で再生しつつ、直後に逆再生するという効果が適用できます。PowerDirectorのリバースエフェクトを使うと、このような斬新な見せ方も可能になるのです。

iPhoneで動画を逆再生させる方法

外出先で動画を編集する場合、PCがなくてもスマートフォン１つで完結できると便利です。残念ながら、iOSデバイスに標準搭載されたiMovieには逆再生動画機能が備わっていないため、別のアプリを新たにダウンロードする必要があります。

ターゲットとなるアプリはいくつかありますが、モバイル端末で最も使いやすいのは、AppStoreで無料で入手できるPowerDirectorアプリです

他のスマートフォン用動画編集アプリとは異なり、PowerDirector iOSは機能が豊富。逆再生機能はもちろん、デスクトップ向けプレミアム版ソフトでないと使えないような各種速度調整機能も搭載されています。

ステップ1：新しいプロジェクトを開始します。

ステップ2：ライブラリから編集したいクリップを選択します。

ステップ3：反転したい部分だけを選択する場合は、クリップを短くすることができます。次に、左側の鉛筆アイコンをクリックして、[逆再生]を選択します。

とても簡単ですね。

Androidで動画を反転させる方法

スマートフォンで編集作業を完結できるツールがあると、どんな時でも心強いですね。サイバーリンクのPowerDirectorは、Androidでも同様に使うことができます。

Androidで動画を逆再生するには、Google PlayなどのアプリストアからPowerDirectorアプリを無料でダウンロード。上記のiOSバージョンと同じ手順で編集可能です。

Android、iOSを使って、動画を逆再生させてみましょう。ぜひ完全無欠の編集ツールを手に入れてみてください。

PC 向け PowerDirector の無料版を以下からダウンロードして、様々なエフェクトを試してみてください。

 

 

高度なテクニック

逆再生をもう少し追求してみたい方は、PowerDirectorの速度コントロールとキーフレームを使えば、より多くの視覚効果を試すことができます。以下の動画で再生速度を調整するための方法を確認し、 スローモーションとスピードランプに関するこちらの記事をご覧ください。

まとめ

どの動画編集プラットフォームにおいても、動画を逆再生させる手順は驚くほど簡単です。この動画逆再生効果をフル活用し、編集作業を存分に楽しんでください。

動画編集に使われるエフェクトについてさらに知りたい方は、動画編集エフェクト完全ガイド をご覧ください。
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