【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。(7)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。(7)[解][字]

文化祭で只野くん(増田貴久)のクラスではメイドカフェを営業することに。古見さん(池田エライザ)は衣装の準備に追われるが、依然として二人の間には微妙な空気が…

番組内容
文化祭の出し物で只野くん(増田貴久)のクラスではメイドカフェを営業することになり、古見さん(池田エライザ)たちは衣装の準備に追われる。そんななか、只野くんと古見さんの間には思いのすれ違いが起きていてもどかしい時間がつづく。一方で万場木さん(吉川愛)は只野くんの本心を探ろうと彼女なりにぐいぐいと只野くんに迫っていく。そして文化祭の前夜、みんなの前でナルシストの成瀬くん(城田優)が意外な面を見せる。
出演者
【出演】増田貴久,池田エライザ,吉川愛,ゆうたろう,城田優,【語り】高橋克実
原作・脚本
【原作】オダトモヒト,【脚本】水橋文美江

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 古見
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  3. 万場木
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  5. 友達
  6. 文化祭
  7. 太郎
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  9. チラ
  10. ボク
  11. 一緒
  12. 線香花火
  13. 本当
  14. ゾゾッ
  15. トイレ
  16. ビー子
  17. 学校
  18. シャッター音
  19. ドア
  20. トン

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(男子生徒)
お疲れ。 通るよ。 ごめん ごめん。

(女子生徒)
そこの男子 何やってんの? ほんとに。

伊旦高校 文化祭に向けて準備に忙しい。

ちょっと!
(男子生徒)もうちょい右です。

(田中)只野くん これ ちょっと
続きお願い。 (只野)はい。

(鈴木)これ飾っておいてくれない?
はい。

(山田)これも花つけておいて。
分かりました。

(エイ子)かわいい~! 古見さんって
何やっても ちゃんとしてるよね。

(ビー子)ほんと 何でもできるんだね。
ねっ 私のも やってほしい!

(シー子)はい ずうずうしい。
(ビー子)そうだよ 失礼だよ。

古見さん怒ってる。
えっ 怒ってる? 古見さん怒った?

古見さん…。

回想 只野くんは
古見さんには無理だって

決めつけてるんじゃないかな。

(古見)もう… 大丈夫です…。

えっ いいの? やってくれるの?
(ビー子)いいの?

ありがとう 古見さん!

えっ じゃあ 私もお願いします!

(成瀬)みんな~ ご苦労さま!

ティータイムだよ!

(歓声)

お待たせ~!
ありがと~!

サンキュー。
はいは~い。

ねっ 古見さんは どっちがいい?

えっ 待って待って。
古見さん 衣装が…。

(ビー子)やば やばっ
袖まで一緒に縫ってる。

ウソ! ほんとだ! えっ かわいい~!

ハートもつけてくれてんじゃん!

ほんとだ! えっ これ 私の!?
ありがとう 古見さ~ん!

じゃあ 一息ついたら
女子は喫茶関係の買い出し よろしく。

は~い。
(成瀬)それと

ポスター 表の掲示板に貼らなきゃ。
誰か手伝って。 行くよ。

(チャイム)

(チャイム)

[ 回想 ] 古見さんのことは分かるよ。

「そうか
これが好きっていうことなのね!」。

「好き? 好き?
これが好きってことなのか?」と

古見さんの中で
「好き?」が渦巻いている…。

♬~

痛い…。

♬~

(足音)

♬~

古見さん うれしい。

「ありがとう」が言いたい。

(緑川)文化祭委員いますか?
あっ はい。 あっ 只野くんだ。

あっ 緑川さんも?
そうそう。

これ ちょっと確認してほしいんだけど。
はいはい。

あれ? 何やるんだっけ。
メイドカフェ。

コミュニケーションを
苦手とする人の多くは 恐らく

友達が 自分の知らない関わりない人と
話しているところへ

入っていくことができない…。

あと 高いものとかもダメ。 分かった?
はい。

そして その時の感情は…。

あと何か分からないとこある?
ああ…。

あるいは 「嫉妬」と呼ぶことが
できるかもしれない…。

(緑川)じゃあ お願いね。 バイバイ。

「ばんそうこう ありがとう」と
言いたい古見さん。

「好き?」が渦巻いて
「ありがとう」がなかなか出てこない。

「あぁ うまく貼れないから
貼ってほしいのかな」と思った只野くん。

ドキドキドキドキドキ… と古見さん。

「どこかな? ここかな?」と
真剣な只野くん。

「そこじゃないけど
もう どこでもいい!」と思う古見さん。

ばんそうこうを貼り終え
「これでいいかな?」と一安心の只野くん。

気恥ずかしい古見さん。

「余計なことをしてしまった」と
ちょっと後悔する只野くん。

依然として気恥ずかしい古見さん。

「やっぱり余計なことだったんだ」と
落ち込む只野くん。

ドギマギして顔をそらす古見さん。

チラ そらす。 チラ そらす。 チラ そらす。

そらす そらす。 チラ チラ。 そらす。
万場木さん。

バイバ~イ。 文化祭よろしくね。
は~い。

(万場木)なじみちゃんのとこ
「占いの館」やるんだってさ。

そっか。

あっ 飲む?
えっ! やっ 飲むわけなくない!?

か… 間接何ちゃらになっちゃうよ。
何ちゃらって?

キ… キス。
あ… ああ ごめん。 あ… すいません。

何かあった?
えっ。

古見さんと。

…あっ ないです。

私には言えないか。
あっ いや… ないない 何もないです。

じゃあ 行きますか。 ねっ。
いや… ちょっと待って。

その…

ご… ご趣味は?

はい?
違う! 違う違う…!

違う
そういうのが聞きたいんじゃなくて。

そんな… あの…

只野くんは…
好きな人とか いるの?

えっ? あっ えっ
い… い… い… い…

いな… いないと思います。 思います?
い… いな… いないです。

古見さんとか?

あ… ないない ないですよ。

そう…。 へえ~。

(なじみ)そういえば知ってる?
文化祭の都市伝説。

いろんな出し物を回った2人は
思いがより深く通じ合って

卒業後も 固い絆で結ばれるんだって。

古見さんは? 誘いたい人いないの?

ど…。
ど?

ど…。
あっ 書いて話す? はい。

いや 象形文字か!

何? 何で そんな動揺してんの?

どうしました?
えっ… あっ やっ 別に…。

あの あのさ…。

文化祭の日 ほんのちょっとでも
時間が空いてたらさ…。

はい。

どうしたんですか?

(なじみ)それって
誘いたい人がいるってことだよね?

いいじゃん! そういう人がいるなら
思い切って誘ってみなよ。

「文化祭 一緒に回りませんか」って。

誰かは聞かないけど。

いいから ほら! 行っといで!

文化祭 一緒に回ろっか。

…なんつって!
いいですよ。

えっ…。
えっ?

いいの?
何でですか? 時間があったら行きましょ。

おお…。
おお?

覚えてろよな!

えっ…。

♬~

ちょちょ ちょちょ…!

「いいですよ」って言ってくれた!

只野くんが 私と一緒に
文化祭 回るって!

えっ? 万場木ちゃんって…。

古見さん…。

あっ 違うよ。
あの そういうのじゃないからね?

あの 時間があればっていう
そういうのだけだから

本当に そういうのじゃないから…。

あっ 違う。 あの よかったとか
そういうのじゃなくて!

あの 本当に…
本当に そういうのじゃないからね。

そういうのじゃないから。

(成瀬)
みんなが帰ったあと… 夜の学校…

トイレの… 奥から3番目のドアを…

トン トン トン…。

そして… 名前を呼ぶ…
太郎く~ん…。

いやいや いやいや…。
し~っ!

すると…
誰もいないはずのドアの向こうから…

はい!
いやいや いやいや…!

し~っ!

と 返事が聞こえましたとさ…。

えっ 終わり?
うん 終わり。

えっ 怖くも全然何ともなかったんだけど。
怖かった?

ほら 全然怖くないって。

何かないの? 怖い話。
いやいや いやいや! ないよね?

ある。

もっと怖い… ゾゾゾッてする話…。

何それ 聞きたい!
聞きたい?

聞きたい。 まぶしい。
(成瀬)ごめん。 聞きたい?

いたいた!
ねっ 肝試しやんない?

ええっ?
今日は夜遅くまでいていいんだし。

いや でも みんな もう帰っちゃってるし。
それがいいんじゃん。

もう この学校にいるのは
ボクたちだけなんだしさ。 ねっ やろう!

やろう!
やろう!

わ~!

2人ペアで 誰もいないトイレまで行って
戻ってくる。

(成瀬)ペアってことは 1人余るね。

本当にいたら どうする?
トイレの太郎くんが。

(なじみ)うん 1人は居残り。
あの 3回ノックは やめた方が…。

代わるかい?
いやいや いやいや… ここで待ってます。

そう… じゃあ 出発します!

(成瀬)僕の手 離さないでね。
(なじみ)行ってらっしゃ~い!

(成瀬)右よし! 左よし!

只野くん。
えっ?

心配? いやいや いやいや…。
あ~ ほら あの 何て言うか

古見さんのことだから
太郎くんと友達になって

太郎くん連れて帰ってきちゃったり
何かしちゃ…。 いや ないか…。

そんなことないですよね…。

ノート! あっ。
古見さん ノートあった方がいいよね?

あっ うん そうだね。
渡してくる。

(なじみ)待って! ボクが持ってく。
(万場木)何?

古見さんのノート 貸して。
えっ?

いいから貸して!
えっ どうして?

ああっ…。

♬~

そっか… そういうことか…。

うわっ…
私 ほんとバカ! めっちゃバカ!

何も気付かなくて… 気が利かなくて…。

あぁ… 本当にバカだ。

笑っちゃうよね!

考えてみれば そうだよね。

そっか そっか。
あっ…。

♬~

只野!
えっ…。

もう呼び捨てにしちゃう!

明日さあ 文化祭 一緒に回るって言ったの
ごめん なしで!

えっ。 何かデートって誤解されちゃうのも
何か あれじゃん?

だから… ごめんね!

…大丈夫ですか?

えっ 何が?

あ…。 あっ じゃあ 行ってくるね!
肝試し 行ってきます!

♬~

ごめん お待た…。
ごめん!

えっ 何で なじみちゃんが謝るの?

ボク ズルしちゃった。
ズル?

あみだくじ。

只野くんが誰ともペアにならないように
わざと居残りにしてた。

えぇ~。
平和主義だからさ ボク。

つなぐ?
フフフ… いいよ 大丈夫。

やっぱり… つなごっかな…。

(なじみ)行こう!
(万場木)うん!

どうしてるかな? 古見さんと成瀬くん。

全然怖がってないから
もう終わってるかもね。 そうだね。

誰かいますか~?

…なんてね いるわけない。

行くよ。

奥から1 2 3番目のドアを
3回ノックする。

ちょっと これ持ってて。

じゃあ… やっちゃうね。

(ノック)

…太郎く~ん。

…はい。
うわぁ~!!

今の声は?
成瀬くん?

でででで でででで…!!

成瀬くん!?
でででで でででで…!!

成瀬くん!?
でででで でででで…!!

いや~ 夜の学校って
人の意外な一面を引き出すよね。

(万場木)いや… 古見さんの声を
トイレの太郎くんと間違えるなんて。

アッハハ… 誰だ?
そんな意外な間違いしたヤツは。 ん?

あの…。
(成瀬)はい 成瀬です。 すいませんでした。

あ… も… もっと…。

あっ ノート使う?
あっ 俺の背中 使って。

(なじみ)なんつ~こと。
カモン!

書くんだ。

も…? もっと もっと…。

あっ 分かった!
さっき俺が言ってたやつだ。

もっと怖い ゾゾッとする話があるって。

ああ あったね。
何それ 聞きたい。

(万場木)聞かせて。
ん~ しかたないなぁ…。

只野くん 座って。
あぁ はい。

じゃあ 世にも恐ろしい ゾゾッとする話。

ある小学校の ある男の子の話。

その男の子は… 転校生で…
早くみんなの輪の中に入りたくて…

「修学旅行で どの班に入りたい?」と
聞かれて

「どこでもいいよ」。

「学芸会で何の役をやりたい?」って
聞かれても

「なんでもいいよ」。

みんなに嫌われたくないから
自分を隠して

「なんでもいいよ」って言い続けていたら

「なんでもいいよ」は

「どうでもいいってことだぞ」って
言われて。

恐ろしいことに その男の子は

「どうでもいい子」と
呼ばれるようになって…

やがて どうでもいい扱いを
されるようになり…

結局 友達は
ひとりもできませんでしたとさ…。

ゾゾッ! ゾゾゾゾッ! こえぇ~!

ねっ ゾゾッてする話だったでしょ?

(なじみ)確かに 夜の学校は
人の意外な面を引き出すかもね。

成瀬くんは転校を繰り返したんだ。
は? 俺じゃねえし。

いやいや 男の子の話で 俺じゃないから。
俺 友達いるし! 1人だけど。

(万場木)1人? (成瀬)そっ。
どこにいるの? 同じクラス?

(せきばらい)
俺!

(万場木 なじみ)えっ。
えっ。

だから 俺!
(なじみ)ふざけてんの?

ふざけてないから。
俺だけ! 俺の友達は俺だけ!

ここは…?
ただの同級生?

まだ友達になってないってこと?
いや 別にならなくていいし これからも。

ええっ。
必要ないし。 友達なんか必要ないし。

いたって無駄だし。
いたらいただけ もめ事とか起こるし。

俺がいれば それで十分!

あ~あ…。

友達…。

ほんとに… 必要… ないんですか…?

ない。

あっ そうだ。 買い出しに行った子から
もらったんだけど。

これ みんなでどうぞって。

わ… 私。

100人 目指してて… 友達 100人。

で 今…
数えるくらいしか いませんが…

でも もう既に…

気持ちは100人です…。

分けてあげたいです この気持ち…。

ああ…。

大丈夫 大丈夫です。
大丈夫ですよね?

うん 伝わったよ? 言いたかったこと。
(万場木)うん 最高。

分かった?

「分かったか?」って聞いてんの!

おお… やめ やめ…
い… 痛い 痛い…!

分かった! 分かったって言ってんの!
分かったって!

来た来た!
(万場木)あ~!

試したいヤツ いないか?
あっ 来た来た来た!

あっ すごい! すごい 線香花火。
線香花火じゃないでしょ それは。

(万場木)1本ちょうだい。 ありがとう!

万場木ちゃん いくよ! いいよ。
はい チーズ!

地球の反対側の人も燃えてるかい?

(万場木)イェ~イ! 終わっちゃった。
あっ 1本ちょうだい。 はい。

ありがとう。 わ~い! (シャッター音)
いいね。 エモ~い。

トリプルバージョンだ!
トリプル線香花火!

(なじみ)入るかな? はい チーズ!
(シャッター音)

(万場木)イェ~イ!
(なじみ)いい感じ! きれ~い!

(万場木)
只野くん ちょっと こっち向いて。
(シャッター音)

♬~

よいしょ。

あっ 「好き」ってやつ分かった?
こないだ分かんないって言ってたけどさ

ほら 「好き」っていう感情?

そういうのって
友達の先に落っこちてたりするんだよね。

♬~

私の場合は違うけど。

私 只野くんと回るのやめたんだ。
あっ だから 古見さん誘っちゃいなよ!

あっ あれだよ 只野くんを誘ったのは
ほんとにノリだから。

あの ほんとに
そういうのじゃないからね。

あの なじみちゃんと回った方が
楽しそうだなと思ったからだよ。 フフフ。

あっ! これ 最後の花火。
あっ やるやる~!

(なじみ)絶対 僕の方が…。
(成瀬)いいや 僕だね。

(万場木)ちょうだい。
(成瀬)はい。

(なじみ)絶対 僕。
(成瀬)いいや 俺が花火の神様。

花火の神様の本気を見よ!

古見さんは
見てる方が好きなんですよね?

あっ 線香花火はどうですか。

あっ…
また余計なこと言っちゃいましたね。

好きです…。

えっ。

ああっ あっ 線香花火… 線香花火か…。

あ… じゃあ やりますか?

♬~

明日は文化祭…
それぞれ思いはあるけれど

いい日になればいいなと思っている
なじみ。

連絡先の交換を言いだしたいが

「友達は俺ひとり」と言った手前
言いだせずにいる成瀬くん。

明日が来なきゃいいのにと思ってしまう
万場木さん。

そんな自分が 嫌になっている…。

♬~

勝負です。

♬~

僕は 古見さんが…。

行けって言ってるじゃん!
ほんとに めんどくさい!

ボクは
人の数だけ人生があると思ってるから。

やっぱり 友達はいらない。

うまくできなくても
いいんじゃないかな?

大好きなので…。
もしも 何か嫌な思いをしたって

そういう時のために
友達っているんじゃないかな。