薄々気づいていた。
そして、大多数の人がそんな事を思っちゃいけないと我慢している事も。
さらには、そんな中でも自分を大事にしたいと頑張っている人も。
私だけじゃない。
みんな、悩みがあり、頑張って1日を過ごしている。
だから、誰かを責めたり、誰かと比べてジャッジしたり、わざわざそれをたしなめようとしたりせず、優しく見守ろうと思った。
今までの私は、こんなに苦労しているんだから許してよ、分かってよ!って気持ちが強くて、相手のことを思いやりながらも、心のどこかであなたのほうがマシなのにと羨ましく思ったり、妬んだり、たしなめようとしていた。
相手のことを思えば、多少厳しい言葉でも伝えなくちゃと。
でも、厳しい言葉はいらないのかもしれない。
もっとこうしたら良くなるかもよ?なんて、子供に言うならまだしも、大人に言うのは失礼かもしれないなと思ったのです。
相手が悩んで、どうしたらいい?と聞いてくれたなら答える。
そんなスタンスでちょうど良かったのかも。
自分のやり方は間違っていない!と思っている人に何を言っても無駄だし、迷っている人で私に信頼感のない人ならきっと、あなたには言われたくないって気持ちになるだろうし。
あ、こういう事かと、最近よく感じるようになりました。
みんな、自分が大事だから否定されるのは嫌だろう。
私が良いと思っている事も人からすると良くないかもしれないし。
立場や、置かれている状況、メンタル面、色々混ざった状況で誰かに何かを伝える事って本当に難しいなと改めて思いました。
そして同時に、ただ受け止めるだけで良かったんだなと思ったのです。
愚痴や不平不満も、あー、今この人辛いんだなって、私を責めたり私にどうにかして欲しいんじゃなくて、ただ気持ちを伝えているんだなと思えば、不思議と反論も湧いてこないし、全部受け止めた後に、辛かったね、私に何が出来る?と聞けば、聞いてくれるだけでいいとか、こうして欲しいとか具体的な言葉が出てくるから、それまで待てば良かったんだなと思いました。
待てば、仲違いしなかった…
って事も分かって来たんですよね。
先回りしたり、深読みしたりしないで、
私に必要な事は
待つということ
でした。
これからの人生、少しずつ変わるような気がします。