葛藤の中で

ウチの息子は来年小学校に入学予定です。


上にきょうだいがいて、今までずっと一緒にいたし、当たり前のように同じ学校に行けると思っているようです。


親としても、きょうだいが同じ学校に行ってくれるほうが行動範囲も同じで何かの時に助かります。

※欠席の連絡や、プリント類の持ち帰り、先生や保護者さん達との関わりなど



そして、息子も幼稚園からのお友達が多く、気持ちの上で安定しやすいので、地域の支援学級を希望しています。



ただ、知的障害があり、まだ発語もありません。


自閉症の特性もあります。


見学に行った時に、


とある先生から、



『学校は勉強をするところです。』


『地域の学校にと言われて、無理に入学されるお子さんもいますが、実情、ここに来ても本人がしんどいだけなので、教員配置もしっかりあり、特別支援教育の資格もある先生がいる支援学校のほうが良いと思います』



と、言われ、



正直、落ち込んでいます。



確かに、先生のおっしゃっている事もすごくよくわかるし、子供のためにという事も理解はしています。


ただ、やっぱりまだ迷っている自分がいます。



そもそも、障害のある子が通えるように設置されたはずの支援学級に、なぜ専門の先生を振り分けられないのだろう?と。



支援学校だけでなく、支援学級にも特別支援教育を学んだ先生を配置出来るようになれば、先生方の負担も少しはマシになるのではないか?と。



人員が足りないのももちろんですが、親側の意識もやっぱり大切で、先生方に任せきりというのではなく、もう少し色々出来れば良いのですがね。



結局、どれが正解という事もなく、言ったもん勝ち、やったもん勝ちな部分も少なからずあり、人の意識を変えるのは難しく、自分が変わるしかない。


悩めば悩むほど、気を使えば使うほど、苦しくなる選択。



ある程度周りを気にする力は持ちつつも、周りを気にし過ぎて自分の思いや考えを曲げてばかりも辛いので、子の未来のために私が出来る事を頑張るしかないなと思っています。


ベストな環境を得るためなら、努力は惜しまない。


無理してイタイ感じにもならないように、なんとか、周りも納得して、嫌な思いをせずに手を貸してもらえるような、そして、そんな優しさに感謝し、恩返しをしていけるように、頑張ろうと思います。









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