母親失格

テーマ:

外ではいい子。


うちでは全然ダメ。


私の言うことなんて聞きやしない。


でも、無理矢理何かをさせたいとも思わない。


家でくらい、楽したらいい。


私が子供だった頃出来なかった事。


家でくらいゆっくりしたい。


家族みんなでのんびり気を使わず、たれぱんだみたいに、ゆっくりしたい。



だけど、


『お母さんがしっかりしないと!』


『外で出来るなら家でも出来るはず!』


『お子さんの将来のために』



頑張れ!


もっと!


しっかり!


手を抜くな!


気を抜くな!



『あなたがお母さんなんだから!』



そんな声が追い詰めてくる。



お母さん、やめたい。


しつけ、しつけ、しつけ、

ガミガミ、ガミガミ。


あなたの事を思って!


将来のために!


ちゃんとしないと!


きちんとしないと!



そんな私の母のような母親になりたくないのです。



子供の気持ちなんかより、世間体ばかり。

出来のいい子は幸せになれる!


わかる、わかるよ。



あれが出来た、これが出来た!


確かに、子供のためには出来るようになったほうがいい。


でも、外では出来てるんでしょう?


迷惑かけてないんでしょう?


それじゃダメ?


母親の在り方、母親はこうあるべき。




押し付けるのはやめてください。



世間の白い目。



毎日、毎日頑張っても理解してもらえない、糠に釘な育児。


毎日、毎日、気の済むまでこだわりに付き合って、少しでも外で頑張ったことを慰めて、受け止めて、先生たちが頑張らせた皺寄せが私に来る。


でも、出来た事を喜んで、嬉しいです!ありがとうございます!なんて笑顔で応えて。


嘘ではないし、成長は嬉しいです。


でも、キツい。


しんどい。


私だって手柄が欲しいし、褒められたいです。


毎日頑張って、頑張って、ボロボロになりながら、何のご褒美も、労いもなく、なんなら、もっと頑張れと言われて、自分で自分を褒めておけと言われる。



自分以外に私を褒めてくれる人はいない。



我が子を育てているのだもの。


当たり前か。


当たり前だけど、労働力を搾取されているみたいで辛い。


毎日毎日、世間の白い目にさらされて、なんなら謝り倒して、キツい子育てをしているのに、褒められるどころか、まだまだもっと頑張ってと言われる。


キツいな、ほんと。



この私の気持ちを理解して、優しく肩を叩いて慰めてくれる人はいないだろうか?



私は何のためにこんなにも毎日ボロボロになりながら頑張っているのだろう。



意味あるのかな?


私じゃないほうが、色々うまく行くんじゃないかと思う。


私が母親だから、ダメなんじゃないかとさえ思ってしまう。



疲れたな。



言い訳も、甘えも。



情けない。






AD

コメント(4)