被爆国の日本だからこそ
『原発ゼロ』
原発利権を貧るは
『亡国への道』
『へらこい県民性会議』
浜田恵造会長に香川県知事をやめてもらいましょう
宮本欣貞氏に県会議員をやめてもらいましょう
水本勝規氏に県会議員をやめてもらいましょう
西川昭吾氏に県会議員をやめてもらいましょう
国滅ぶとも正義は行おべし リオン小泉の咆哮が安倍を解散に
『そこまでやるか!首長!お前は、恥を知れ!』リオンは吠えた!凄まじく!
そして、怒りを込めて!
首長がまたまたやらかした。そのことについては、後に詳述していく。
リオンの矛先は、さらに今回の突然の解散にも向けられる!
『大義なき解散は、国民の誰からも賛同を得ない。オレにはわかっている。今回の解散は、迫ってくるサムライの白刃が怖かったのだ!だから名付けて、タイムズ怯懦解散!そう、安倍(晋三首相)君は、(四国)タイムズの正々堂々たる活字とサムライ川上殿の鋭い刃(やいば)に恐れ戦いて、今回の解散に踏み切ったのだよ!
だから、今回の大義なき解散は、タイムズ怯懦解散なのだ!』。
ああ、タイムズ怯懦解散!
怯懦(きょうだ)とはまた恐ろしく時代がかった言葉が飛び出したものだ。
怯懦(名・形動)[文] おくびょうなこと。おじおそれること。また,そのさま。 「―な性格」「―にして狐疑する/西国立志編 正直」
(名・形動)[文]「唯さへーなる陳迂遠(ちんうえん)は意(こころ)の早くも之れを迎へて/新粧之佳人 南翠」
なるほど!
つまり、安倍首相は、たとえば小津前検事総長のこと、あるいは、隠し子のこと、あるいは、首長擁護のために東京にある「下関春帆楼」に匿いサムライ川上に対する恨み辛みを吐露させたこと、はたまた、大勲位の意向をそのまま受けて、迫り来るサムライ川上潰しで使用としたことなどなど。そんなことを不用意にしたらしたで、直ちにタイムズに書かれてしまう。
それは確かに、怯懦するであろう、誰であっても。
『なぜ、タイムズはあの極秘のことを知っているのか!』
安倍首相は、こう官房長官に叫んだという。それをジッと聞いている、菅官房長官。この男も一癖も二癖もある。思案顔でこういう。
『サムライには、それなりの者を向かわせねばなりませぬ。それは…』。
軍師ならぬ策士・義偉(よしひで)は、周りに誰もいないのに首相にそっと耳打ちする。
謀議――。
それは後述するとして、リオンがここで語るとおり、今回の解散は、まさに、『ライオン怯懦解散』なのだ。
リオンは吠え続ける!
『サムライ一人におんぶにだっこはあいならぬ!わしらはここで後陣をしっかり固めにゃならぬ。いいか、よく聞け!サムライの真の拠り所こそ、わしらだということをここに宣ずるのじゃ!
やあやあわれこそは、横須賀の白獅子なり!われはここに、我が国の背骨をまっすぐに伸ばすために、立ち上がろうぞ!そして虎ノ門に牙城を築く!その名には必ずリオンの冠を戴こうぞ!』。
リオンはついに、我が牙城の建設を声にした!その名にリオンを使うこともここに宣言したのである。
そしてそれは、サムライ川上を全面的に守り、そのバックボーとしての位置づけを明確にしたものになる、というのだ!ああ、ついにここに、ライオンとサムライとの実質的な邂逅と実戦部隊の構築となるのである!
2014年師走――。
これは、まさに歴史的なモーメントとして後世に残されるであろう。
『サムライよ、思う存分やれ!お前の居場所と後陣はワシが持つ!そうだ、死して屍拾う者は、ワシじゃ。安心して、斬りこめい!』。
そしてその矛先は、首長に向かった!
リオンは、すでに二人の検事総長のクビをサムライ川上が刎ねてしまったことを認めている。国の背骨を曲げてまで私利私欲に走る、亡国の輩をリオンは赦せない。サムライ川上はそういう輩ともう半世紀以上戦ってきた。
そしてとうとうリオンは、ここに来て、首長の目に余る行動を知るに至った。
『この男をきちんとしないことには、讃岐国だけでなく我が日本も背骨が曲がったままになってしまうぞ!
サムライよ、さあ思う存分、その腕と切れ味を試せ!オペレーションが、きちんと戦隊を組んでおろうぞ。安心して亡国の徒を斬り捨てい!』。
首長は追い詰められていた。タイムズの追及、サムライ川上からの追及。高をくくって、『私には検察や警察、国税局にも同僚がいます。あんたから情報はもらわなくても、同僚から直接もらいますから結構です』。
首長選に出る前、横着に足を組んでソファーに身を投げたまま、手のひらを顔の前で左右にひらひらとさせながら言った台詞がこれだった。サムライ川上は、怒髪天をついたが、そこは、武士のわきまえ、静かに、
『そうですか、…それなら真鍋知事が辞任に至ったのは本紙ですから、時間の合間に目を通して下さい』、と言って関連記事が掲載されている四国タイムズを手渡そうとした。
『いや、いいです。真鍋知事を御尊敬申し上げていますから』と返した。
サムライ川上は、取り付く島もない知事選挙前の首長にこう言ったのだ。
『それでは、今日、私が話した事実(内容)を、先で事(捜査の着手)が起きた時に、思い出して下さい』。
それから首長は、我が愛する郷土、讃岐をまるでかつて水俣病で冒された魚の背骨のようにぐにゃぐにゃに変えてしまった。歪めてしまったのだ。
サムライはひとり立ち上がり、首長のそれを糺してきた。遠慮なく糺してきたのだ。
しかし首長はそれを真っ向から受け取らなかった。箴言をするサムライを一方的に恨み、そして、サムライ排斥に血道を上げるようになったのだ。
あるときは、ぶち切れた首長がサムライ川上を打擲しようとしたことがあった。まるで松の廊下の梶川頼照よろしく知事公室長(当時の秘書課長)がそれを止めて危機一髪ことなきを得たのだ。
それを見てもわかるが、首長は自分への箴言には一切耳を貸すようなことはしない。いつだって、『俺様になにを言うのか、頭が高い!』、こういう姿勢である。
サムライに一番最初にのたまった台詞がすべてを象徴している。
サムライはそれでも我が讃岐を愛するが故に首長に対して、もの申してきた。下からものを言ったのではない。首長だからとうぜんすべきこと、それをうっちゃらかして、自分の私利私欲を貪るから、よどみなく諫言したのである。諫言し続けたのである。
その結果――。
今や首長はとことんまで追い詰められている。首長の因果応報をサムライがとことんまで抉り出すことで、逃げ出すことの出来ないところまで追い詰められてきているのだ。
そして、その懊悩を、ある人物に相談したのである。
首長は一線を踏み外してしまった。もう終わりだ。この上はしっかりと自らの引き際を導き出さなければならない。それができぬならば、首長は必ず晩節を穢すであろう。
このことをリオンは言いたかった。もう来るところまで来てしまったのだ。
首長が一線を踏み越えてしまった、ある24時間のドキュメント―。
11月7日の金曜日から土曜日の8日―。
焦りに焦っていた首長は、その日、東京での会合が終わるとすぐに名古屋に向かって新幹線に飛び乗った。あえて秘書などは同行させていない。会合が終わったときから、オフとしたのだ。
『川上が迫ってきている、川上が迫ってきている、川上が迫ってきている…』。
新幹線の揺れと走行音が、首長の耳にそう響いてきている。鬱陶しいことこの上ないが打ち消すことはできない。昨日の夜からほとんど寝ていないのだ。
『安倍首相は解散するつもりなのか…、それは私を捨て去ることだ…。もしそんなことになったなら、川上が迫ってくる、刃(やいば)を持って。川上の後ろには、オペレーションがいる…』。
首長は生きた心地もしなかった。わけもなく席を立ち、うろうろと通路を歩いてみる。ひとつ後ろにいた中年の男性客が、
〝おい、ちょっと落ち着いてくれないか、鬱陶しくてしょうがない〟
と咎める。
〝すいません…〟。
名古屋までの一時間半、結局、首長は20分ほどもその席にジッとしていなかった。
ようやく名古屋に着く。待ち合わせていた場所に急ぐ。
そこには二人の男が待っていた。ひとりは、弁護士、ひとりは、背の高いひょろっとした男。こっちは初めて会う男である。
首長はなじみの弁護士の顔を見て少しは落ち着いた。
21:30
3人は名古屋駅上にある高級ホテルのラウンジで打ち合わせをしている。
背の高い男が慇懃に首長に接する。
『なにもかもぬかりなく準備しております。首長、今夜はなにもかも忘れて思いっきり遊んでください。イヤなことなどすっかり忘れて、ね。私がご案内しますから』。
その男はいった。
そして、その男の経営している風俗店に連れて行った。風俗店は二軒もハシゴしている。アルコールと女性から発せられる熱気でさっきまでの鬱屈がすっかり晴れ上がっていくようだった。刹那的な逃避にしか過ぎないのだが、それはわかっていても、今この時の享楽の方が勝ってしまう。無理もない。心ははじめからイヤなことから逃げたがっているのだ。耽溺する――。
0:45
日付はすでに変っている。最初に落ち合った場所と同じ場所で同じ3人が陶然とソファに身を投げ出している。
『すっかり忘れられたでしょう、イヤなことなど。それでいいのです、やっぱり、男はいつになっても酒と女だ、ハハハハハハハ…』。
背の高い男は哄笑する。首長はその日、ちょっと移動して別のホテルに投宿している。1時を当に回った頃、申し合わせたようにノックの音がした。すっかりなじみになった顔がドアの向こうで微笑んでいた。
『弁護士も今頃は、部屋に戻って同じ様にくつろいでいるはずだ…』。その晩は泥のように眠っている。
翌日、背の高い男が呼びに来た。
『昼食を囲もうということです。その前にここで朝食を軽く取りますか』。弁護士も来ていた。3人で軽い朝食を取る。
そこから車で30分、黒いアルファードは、そういえば昨夜、何回も乗っている。ホテルから風俗店、風俗店からホテル、もう乗り慣れてしまった。後部座席にふんぞり返るように乗った。
『あっちの方はきちんといってもらいました、北海道ですよ…』。
すっかり忘れていたが、自分は今ここにいてはいけないのだ、北海道にいなければならなかった。しかし、そのアリバイはぬかりなくこしらえられていた。
とある住宅街に着いた。なかでも目を瞠るような豪邸に車は滑り込んだ。
『さあ、着きましたよ』。
そこの一番奥になった20畳ほどの部屋の上座にある人物が座っていた。首長は信じられないような気分だった。しかし腹を据えて、その人物の前に座った。弁護士は首長の後ろにつくねんと座る。
『あの川上を亡き者にして戴けたら、そりゃあ、申し分ないのですがね…』。
『ふふふ、だいぶ参っておられるんですな。まあ、あの男やったらそこまで追い込むやろうね。敵ながら天晴れな男ではあります、ハハハ』。
『なにとぞよろしくお願いいたします』。
上座の人物は無言で頷く。
静かな静かな食事が始まった。
『名古屋はいいところでしょう』、他愛もない話だけに終始する。
食事が終わりかけた頃、おもむろに、上座の人物が言った。たった一言。
『すっきりしましょ』。
その日、首長は名古屋に夕方までいて、やっと帰高したのが、21:30だった。昨夜の同じ時刻、疲弊しきっていた心から、今は180度転換し、すっかり有頂天になっていた。
本紙はこの日のすべてを知るに至った。この詳細は、川上事件を追う――サムライと呼ばれた男――、という書籍にすべて実名入りでまとめられる。まもなく出版されるのでそちらで存分にお読み戴ければ、望外の喜びである。
オペレーション今昔物語
遠慮もしがらみもない。ただ、正義を貫くためにルーツを思い起こせ!
「確かにこれまでガンガン進ませてきたオリーブ・オペレーションは、密かな成果を上げながらひとつの区切りを見せ始めています。川上氏の地道な努力、孤軍奮闘の図に触発されながら進めてきたこのオペレーションだったけれど、やっぱり今度の新長官の下でさらにやりやすくなったことは事実ですね。もう遠慮もしがらみも何も関係ないところでオペレーションの完成を目指していますもの、ね」(同)。
それが、新長官の最初の赴任地での事件にそのルーツ(徳島県)があったというのは、これこそ運命、ということであろうか。
「縁は不思議なもの、このたびの新長官就任で誰もが感じていることです。あの後藤田陣営への掟破りの切り込みがあったからこそ、今の新長官がいる。正義を貫くのにタブーも何もあったものじゃない。それをあの事件で痛烈に刻み込んだのでしょう。
そして翻って、現在、タブーも何も関係なく、正義貫徹のために起ち上がり、一人で旗を振り続けている男がいる。それは33年前、自分の運命を決定づけた事件で心と心のスクラムを組んだ男だった。これこそ、運命、事実でしか描けない大変な関係です。どんな筆が立つ小説家にも書けないすさまじいばかりのドラマですね」(同)。
それ故に、ついにこの讃岐でのオペレーションはひとつの節目を迎えることとなったのだ。それを今や警察庁全体が、トップから末端まで徐々に栄養が染み渡るように浸透してきているのだ。
「全く感慨深いことです。この感慨が正義実現のオペレーションへの原動力となるのです」(同)。
これまでにも記してきたが、オペレーションの対象となっているそれぞれの組織や団体、機関には、鋭いメスが入ってきた。
一時は敵なしだった、悪のスクラム、しかし、それを打ち破った!
香川県警から始まって、同県警と不適切な関係を続けていた地元暴力団若林組、その関係を側面から援助する形をとっていた香川銀行、そして、そんな腐食の構造を地盤としてそれを利用してきた、行政。
これだけの組織や機関が悪い意味でスクラム組まれてしまえば、もはや敵はなかったろう。一時はこれが一枚岩となって、絶対に砕くことが出来ない山塊と化して、我が香川県民、引いては隣県の市民を恐怖のどん底に陥れていたのだ。
ここで起ち上がったのが、いうまでもなく本紙川上社主なのである。それからの川上社主は、文字通り満身創痍となりながらも、それでも正義の追求に身を投じる。
「私たちが参戦したのは決して早かったとは言えないかもしれません。しかし、それでも川上氏は自ら切り開いていた道を黙って進んでいました。私たちのなかでは、川上氏のことを、〝讃岐のラストサムライ〟と密かに読んでいます。新長官だってそれは認識していますよ。
改革なしに正義は貫徹できない。今新長官になって、ようやくオペレーションの総仕上げの時期が来たと思います。オペレーションの対象となった諸組織、諸機関、それらは大幅な改革を求められることとなるでしょうね」(同)。
人間の運命というのは本当に判らないものである。しかし、意を同じくしていればやがては、どこかでたとえ長い年月が必要であっても、最後は、合流し、思いを遂げるのであろう。その人間の性というか宿命を、今回警察庁の人事や川上社主の飽くなき正義の追求に見た!
「そうです、私たちも目の当たりに見せてもらいました」(同)。
正義貫徹の思いは、やがて結実する!『こう、ご期待!』
今後の動向については、これまで再三報告してきたとおりである。政治の方もかなり動いてきた。当時の自民党総裁選では、我が高松が演説の場に選ばれた。
「内密ですが、それはオペレーションの影響が大なのです」(同)。
本紙並びに川上社主の路線に変更はない。いまだに初心を忘れていない警察庁の吉村新長官への期待も高まるばかりである。
いま、あえて、こういっておこう、『こう、ご期待!』
今こそ、すべての事件の全容解明を!数々の事件を埋まらせてはならない!
初心に回帰せよ、最後の段階を迎えたからこそ
「今や全体体制になって、最終段階を迎えています」。
こういうのは、警察庁の幹部。そう、実質、五年を消化したその時のオリーブ・オペレーションは、いよいよ、そのクライマックスを迎えるに至ったようである。本紙川上社主に対する反社会的な暴力事件が発生してから、その布陣が組まれたオペレーションだった。その長きに渡った努力の成果がついに現れることとなっていたのだ。
「川上氏を襲ったすべての事件は、結局、今になってもその全貌というか、本質が明確になっていません。これらの事件が単独でそれも場当たり的に行われたわけはない。犯行そのものは一見すると粗暴極まりないので、あたかも暴走がなせることだと思わされますが、この一連の事件の背景は実は常に首尾一貫しているわけです。一つ一つの事件は確かに短絡的ではありますが、深い計画性と時期の選択がったことが判ってきているのです。それだけのこの組織暴力というのは、前代未聞であるうえ、重大な事案なのです。
だからこそ、この一連の事件の全容解明に、これまた前例では比類無いオペレーションが組まれたわけです」。
これまでも繰り返し書いてきたが、今、中央主導でおこなわれているオペレーション(名付けてオリーブ・オペレーション)は、今の時代においては絶対許されない暴力による言論の壟断が起きたから、まずは緩やかな形で組織化されたものである。この措置はまさしく異例中の異例だったが、その後、川上社主に対する卑劣な暴力行為が頻発したため、ついには(オペレーションは)正式に組織化、体系づけられたのである。
「川上氏は、その間も、陰険極まる襲撃に無言で、しかし冷静に対処してきました。その対応ぶりを私たちは微をうがち細に渡って周知しています。これが私たちの意識を刺激し、決起を促したわけです」。
常に冷静であり続けた本紙川上社主へのエール
「当初、気付かなかった闇を川上氏が気付かせてくれた」
川上社主の理不尽な襲撃への対応は、ここでいわれるように確かに静か極まるものだった。決して冷静さを失わない対応だった。その対応に当局が顕著に反応した、というわけである。
「こういう事案はとかく、報復だの、怨恨だのというところに終始してしまって、泥沼の状態になってしまうのが通り相場ですが、川上氏の対応は全く違っていた。事の本質をいつも見抜きながら、闇に包まれた部分を明るみに出そうとしていました。当方は不覚でしたが、この一連の事件の深い闇について、当初は気付いていませんでした。だから、これは実に忸怩たる思いですが、香川県警の暗黒部の跳梁を許してしまっていたのです。
そう、香川県警の許されざる勢力は、わざと事件の本質を表に出すことをしないで、後ろからきわめて強固な糸を引いていたのです。それは、私たちが、その重大な事実に気付かないことを承知でやっていたことでした。
この重大な事実を、川上氏が、常に冷静な対応をしながら徐々に徐々に紐解いていったのです。触発されたのは、いうまでもなく私たちで、尚かつこの事案が重大ということが判ってきただけに、今のオペレーションが発動されたわけですね。そしてそのオペレーションも、今や最終段階に入り、まとめの時期に入ってきているのです。今、この長きに渡った期間を思い起こさなければいけない、というわけですね。これこそ、初心に返る、ということです」。
こう感慨深げにいう幹部氏の顔は、緊張で引き締まっていた。オペレーション発動の契機と発動後の長い期間をここで想起することによって、いよいよこの施策が王手をかける時期に来たことを実感させられるのだ。
しかも、このオペレーションの最初から最後までそこに一貫するものは、これまでの川上社主の、不撓不屈、というべきか、常に冷徹なる対処の姿勢がなせることだったことが、改めてハッキリしたのである。
香川県警、若林組、そして行政、首長、県や市の幹部たち
「四国タイムズのバックナンバーをもう一度熟読して下さい、そこにはすべての解答がある!」
「私たちが総合的に手掛ける相手というのは、いうまでもなく警察、それに行政であることはいうまでもありません。警察においては、香川県警の全面刷新、全面大改革という形としてこの先も反映されていきます。
一方、行政ですが、これはやはりいくつかの大きな刑事事件として、かかる事案は発露されてくるでしょう。この件については軽々に述べることは出来得ませんが、たとえばその対象は首長クラスになってくるわけです。あるいは県や市の幹部クラス、特に財務にからむ部署の不正の洗い出しは峻烈になっているはずです」。
ここまで司直の大幹部が明かすのは希有のことといってよかろう。心当たりのある御仁は多いと思われるが、
「そのヒントは、やっぱり、(四国)タイムズにあるわけですよ」。
と、この幹部氏はキッパリというのだ。
ここまでいわれると、これからの捜査対象が自ずと判ってこようというものである。それは前月号や前々月号の本紙をもう一度じっくり再読して戴くことをお薦めする。
「そう、(本紙の)バックナンバーを熟読することは、ある意味私たちがやろうとしていることの解答を導き出す、ということと同意でしょう」、幹部氏は重ねてアドバイスしてくれるのだ。
「香川県警の機構改革は、結局、暴力団に対する徹底的な牽制と表裏一体ですからね。裏を返してみればそれだけ警察と暴力団との関係性が密着していたということなんですね。これはもちろん他の警察本部でも警視庁でもあることでしょう。しかし、この連合軍の同じ標的に実際に危害を加えるなどという蛮行はどこにおいてもまだ発生していません。というべきか、いまだ確認されていないのです。こんなことがそう再々確認されたらそれこそ我が国は無法な国となってしまう。
同じ標的、というのは、いうまでもなく川上氏のことです。香川にとってよかれ、と思うからこそ、川上氏はどちらのポジションにも立たずに不正は不正、悪は悪、とハッキリ明らかにしてきたはずです。そうなると彼らにとっては、『川上憎し!余計なことはしないで目を瞑っていてくれ』、とこうなるわけです。そのようなことに耳を貸す川上氏ではなかった。それで、同じ共通の標的、となったわけです。
この経緯が示すように、私たちのこのオペレーションにおいては、県警と暴力団、ハッキリ言えば山口組系若林組ですが、この両者は、標的を同じくするぐらい同一と見なしているのです。川上氏が、文字通り体を張って、満身創痍になっても、その信念を貫徹させて曝いてきた前代未聞の悪行を、私たちがバトンを受け継ぎ、一斉に掘り返し、それなりの社会的な制裁を加えてやろう、というのがこのたびのオペレーションなんです」。
受け継がれていく正義のバトン
『悪の同一』壊滅に向けて…
その決意は実に固かった。本紙を手にとって、それを食い入るように読む彼ら司直の中枢。彼らの心中は、まさしくひとつの件、いやいや四国をほぼ網羅するくらいの、悪の枢軸ならぬ『悪の同一』壊滅への決意である。
県警、暴力団、そして、行政――。
オペレーションは、我が讃岐の腐りきった部分を摘出していく。もちろん、本紙もこれまで通り、我が道を脇目もふらず、驀進していくだけである。冷静さを失わずに。
香川県警の捜査放棄と冤罪捜査(その140)
司法改革の口火は本紙の告訴から
御嶽山の噴火に触発されたのか、讃岐香川の溜まりに溜った腐敗マグマが大音響とともに大噴火しそうだ。
司法改革の大チャンス。
宗像紀夫参与が言った、「検察の改革は不十分」だけで終わらず、裁判官や弁護士、それに、政治や行政も含めた司法全体に波及する大噴火と言って差し支えないだろう。いや、この際、不十分ではない司法改革に向けて波及ささなければならないのだ。
なぜなら、香川県の長年に亘って構築された腐敗構造が日本の縮図として今、オリーブ・オペレーションの手の内に集められているからなのである。いよいよ、オリーブ・オペレーションが捜査に着手して腐敗マグマを一掃してくれることを期待し、本紙川上は渡辺光夫弁護士を検事総長宛てに告訴状を発送した。
暴力団と司法の癒着の始まりは、香川県の佐長彰一弁護士が日本弁護士連合会「民事介入暴力対策委員会」の初代委員長であったから。
その佐長弁護士の後釜を、渡辺光夫弁護士が引継いで司法界を我がもの顔で渡り歩いているではないか。
究極の捜査放棄と冤罪捜査 本紙の告訴状を司法改革に活かせ
渡辺光夫弁護士は長年、県選挙管理委員会の会長代行常任委員。その立場を悪用か、瀬戸内学院の破綻の際、県が3億円の公金を投入する引き換えに渡辺光夫弁護士に3千万円が渡るよう中山貢総務部長に交渉させたのが当時の真鍋知事。今が浜田恵造知事。
さてそれでは、被害者の本紙川上が、加害者である渡辺光夫弁護士を検事総長宛てに告訴したので披露する。
【第1告訴の趣旨】
被告訴人の行為は、刑法104条の証拠隠滅罪に該当するので、厳重な処罰を求める。
【第2告発事実】
被告訴人は、香川県弁護士会所属の弁護士であるが、かねて香川県高松北警察署が捜査中の岡谷一子にかかる傷害事件につき、同人の処罰を免れさせようと企て、平成20年6月25日の事件発生以降、高松市内またはその周辺において、同事件の重要な証拠となる前記岡谷が犯行当時統合失調病であったことの事実を隠ぺいしようと考え、同人に対し、捜査官に対しては統合失調症にり患していることを隠すように指示するとともに同人からその旨記載のある診断書の受け取りこれを隠匿し、もって同人の刑事事件に関する証拠を隠滅したものである。
【第3告訴に至った経緯】
告訴人は、「四国タイムズ」を発行する株式会社四国タイムズ社の代表取締役であるが、香川県を始め日本各地におけるあらゆる不正を四国タイムズに掲載して摘発することで、同県を始め日本国全体を浄化すべく鋭意活動している。
そして、被告訴人は、四国タイムズにおいて、被告訴人の非違行為をたびたび指摘されていたことから、これが気に入らないとして、かねてから株式会社四国タイムズ社及び告訴人を破綻させたいと考えていた。
そこで、告訴人が四国タイムズで取り上げた岡谷一子による安西玲子氏に対する傷害事件の記事があたかも虚構の不実であって同記事が前記岡谷の名誉を棄損するものとして同人が告訴人に対し損害賠償請求するように仕向けようと企て、真実は前記岡谷が前記安西氏に対し傷害を負わせたにも関わらず、その事実を知っていながら、その重要な証拠となる前記岡谷が前記犯行当時統合失調病にり患していた事実を隠ぺいしてその証拠を隠滅し、これにより前記岡谷の処罰を免れさせた。
その後、被告訴人は、前記岡谷に対し、被告訴人らを代理人とさせ、告訴人に対する損害賠償請求訴訟を提起し、裁判所において告訴人敗訴の判決を得た(上告審:最高裁平成26年7月1日)。
しかし、安西玲子氏が前記岡谷に対し、傷害を受けた事実につき損害賠償請求訴訟を提起し、その過程において、同人が犯行時統合失調に罹患していたことが判明したこと等から、同人が前記安西氏に暴行を加えて傷害を負わせた事実が認定され、前記岡谷に対する損害賠償を認める勝訴判決を得た(上告審:最高裁平成26年7月1日)。
この一連の事実から、被告訴人が、告訴人を陥れるために、前記岡谷の刑事事件に関する証拠を隠滅していたことが判明した。
司法に身を委ねる公明正大かつ清廉潔白であるべき弁護士たる被告訴人がこのような弁護士倫理に悖る破廉恥極まりない犯罪を敢行したことは絶対に許すべきではなく、また、告訴人の名誉を回復するためにも、今回の告訴に至った次第である。
立候補の取り消し求める
小渕氏への「射殺予告」は本紙事件と酷似
本紙川上への拳銃発砲や鉄パイプ襲撃は平成9年から繰り返し続いたが、鹿島の羽田空港の不正工事や中曽根大勲位の新幹線大疑獄を扱いだしてからジャーナリストTへの脅しや暴力が頻繁に続く。
それも実行部隊は現役の警視長Mや暴力団やらで、鹿島グループのカネ目当ての関係者ばかりだ。
中には大分県を巻き込んだ御手洗会長のキャノンを巡り、鹿島の裏金捻出の脱税で逮捕された、コンサルタント「大光」大賀規久社長の次男である大賀達雄氏の姿も見え隠れするから事態は深刻である。
中曽根大勲位の迷走は孫に 康隆氏の政界デビューは堂々と立候補を
これだけの権力と暴力をひとまとめにして使い分けができるのは、歴史という長い時間に裏打ちされて初めて可能となったのであろう。鹿島と中曽根大勲位を枢軸として形成された強固な腐敗構造といえないこともない。
なにしろ昭和29(1954)年の造船疑獄において、犬養健法務大臣が佐藤藤佐検事総長に対して重要法案審議中を理由に佐藤榮作自由党幹事長の収賄容疑の逮捕請求を指揮権発動で強制捜査から任意捜査への切り替えさせたのを、当時の若き中曽根大勲位は身を持って経験したのだから。
その権力に酔いしれるグループが、時代が急テンポで移り変わっていくのに気付かない様子をここで紹介する。
先月27日、小渕優子前衆議院議員の事務所に、「射殺予告」とワープロ書きされたA4用紙1枚が入っている封筒が届いたという。政治資金問題や小渕氏の対応を非難する文章で、「いやなら即刻立候補を取り消すのだ」と記されていた。なぜ「射殺予告」なのかにフォーカスで迫ろう。
まず、群馬の政界情勢を地元から拾ってみよう。
《同県の報道関係者は「確かに、『小渕氏が議員辞職したら、康隆氏が出るのでは』という噂はある。ただ、先週の週刊文春には『小渕優子ワイン疑惑を告発した中曽根支持者』という記事が出た。真偽は不明だが、弘文氏は自民党県連会長でもあり、こんな状況で手を挙げたら、康隆氏への風当たりが強くなるかもしれない。》
なるほどそうなのか。小渕優子ワイン疑惑を告発したのは中曽根支持者だったのか。
次にこれ。
《自民党は11月19日、「政治とカネ」の問題で経済産業相を引責辞任した小渕優子衆院議員(群馬5区)を次期衆院選で公認する方針を固めた。小渕氏が所属する額賀派幹部らが明らかにした。小渕氏は衆院が解散する21日にも、立候補する自らの立場について説明する見通しだ。
小渕氏は党公認での出馬を検討しており、自民党選対幹部は「地元から公認申請が上がれば拒否できない」と話している。》
続けてこれ。
《衆院解散を11月21日に控え、自民党の候補者調整は最終段階に入った。群馬県連の中沢丈一副会長らは19日、茂木敏充選対委員長と党本部で会談し、群馬1区選出の佐田玄一郎元行政改革担当相(61)について「勝てる候補を見つけたいので1区支部長である佐田氏の差し替え、更迭をお願いしたい」と公認しないよう求めた。》
これら二つの情報から「射殺予告」の犯人像が浮かび上がってくる。
だってそうでしょう。
中曽根大勲位の孫である康隆氏を、なにがなんでも総選挙に自民党公認で出馬させたい思いが過剰に高まって冷静さを失った行動ではないか。
まずは、中曽根支持者がワイン疑惑を告発。ところが中曽根支持者の告発となれば群馬県連会長の息子である中曽根康隆氏のイメージに大きな傷がつく。ならば1区からでも出馬しようと試みる。
ここで自民党のホームページから、11月26日付の第47回衆議院議員総選挙自民党公認候補予定者を拝見する。群馬1区・佐田玄一郎、5区・小渕優子。ない、どこにもない、中曽根康隆公認の名が。
要するに、5区がだめなら1区からでも康隆氏を自民党公認で出馬させたいという熱い熱い中曽根大勲位グループの思いの発露が、27日の「射殺予告」なのである。
兎に角、「射殺予告」犯を検挙しなければ健全な民主主義は遠のくばかりだ。
厚顔無恥の浜田知事の正体
権力と暴力に頼る県政は県民が悲劇
《香川県暴力追放運動推進センター(会長・浜田恵造香川県知事)は27日、県警本部で2014年度定時理事会を開き、(中略)理事会には浜田知事や筋本部長ら約60人が出席。知事が「暴力団の存在を許さないという強い信念を持って、県民の安全で安心な生活を実現していこう」とあいさつ…》
これは、半年前の平成26年5月29日付四国新聞。
「厚顔無恥」とは、まさに香川県知事の浜田恵造・へらこい県民性会議会長を指す。
そもそも暴力追放運動推進センターとはなんぞやと、ウィキペディアで調べてみた。
〈暴力団員による不当な行為の防止及びこれによる被害の救済に寄与することを目的として、指定された公益法人である〉
続けてスローガン。
【暴力団追放三ない運動】
1、暴力団を恐れない
2、暴力団に金を出さない
3、暴力団を利用しない
生きた教材として、香川県民は県民が選んだ浜田恵造知事の行動から暴力団対策を一緒に学ぼうではないか。
1、浜田知事らが名古屋の暴力団と一緒に食事するとは、どういうことか。
2、浜田知事らが名古屋の暴力団に金を出すとは、どういうことか。
3、浜田知事らが本紙川上を亡き者にするよう依頼するとは、どういうことか。
暴力団を恐れないから一緒に食事をするのか。香川県知事なら暴力団に金を出してもいいのか。本紙川上を亡き者にするなら暴力団を利用してもいいのか。
本紙「投票ゼロ」の告発が波紋
高松地検の高松市職員逮捕から改革を
《四国タイムズの川上様が高松で告発されたことに触発されました。(中略)
名古屋市中区ではたともこの得票が0票でした。飯塚市では川合孝典への組織票が1票として集計されました。高松市同様の不正開票を強く疑っています。》
安倍晋三首相が先月21日、解散に踏み切った途端に投書が多くなってきた。
こんな投書メールも。
《安倍氏と懇意で選管が投開票を丸投げしている謎の企業「ムサシ」は米国、原子力産業とつながりがあるそうです。非合法なクーデター政権であるブッシュ政権下では、黒人の選挙権はく奪、集計装置による票の改ざん、投票箱・投票用紙の紛失など発生、米国で票の改竄で使用中止になった開票システムがやって来て我が国で使用されていると疑惑がもたれています。》
《選挙屋「ムサシ」は自動読み取り機、投票箱、投票用紙計数機、投票用紙、投票用紙自動交付機など一切合財を請け負っている》
《ムサシは2003年にすでに不正選挙問題で選挙無効を引き起こしている前科者。こんな会社のソフトをあえて採用してる時点でおかしい「ムサシの社員が市職員の立ち会いもなく誰にも見えない場所で投票機を操作していた」》
なんだこれは?ただごとではない。
念のため高松市役所の関係者に問い合わせてみると、「すでに高松市は〈ムサシ〉から1台5百万円の投票用紙自動読み取り機を7台購入している。今回新たに2台購入したので今は9台」。
なんと、投書メールが指摘した問題の「ムサシ」だ。
これらの投書から、本紙が検事総長に告発した意味が間違いなく活かされているのだと実感として伝わってくる。
さて、現状を確認しよう。
《「いかなる圧力があっても公正・的確さを死守すること」。選管職員らによる票不正操作事件を受け、27日に衆院選に向けた対策を提言した高松市の第三者委員会は、厳しい表現で職員の意識改革を求めた。(中略)
事件で白票水増しといった開票時の不正の隠蔽工作が、市役所内の書庫から票の保管箱を持ちだして行われた、とされるためだ。(中略)
会長の田代健弁護士は「職員は(開票の)迅速さも気になるだろうが、適法性の確保を忘れないでほしい」と注文した。》
本紙川上が、ここで宣言しよう。田代健弁護士は不正選挙の第三者委員会に最も相応しくない会長であると。
高知究極の捜査放棄と冤罪捜査
平成の龍馬はでっち上げ逮捕、反社無罪の被害者で産廃業者は生活の締め上げと逮捕への恐怖。本紙報道の当事者を救い出せ!
本紙ではこれまでにも、しばしば高知県、特に高知県警におけるちょっと信じがたい実情を報じてきたが、その後の行方を黙ってみていると、改まるどころか、増悪が進行していっているようである。
本紙10月号で取り上げた、『平成の坂本龍馬』こと小松満裕氏は、誰も知らない、気付かないところで、今年の7月12日、突然、逮捕されてしまった。
小松氏に関わるこれまでの経緯については、前述の10月号でその一切を詳らかに報じているので、ここに重ねて記すことはしないが、要するに、ゆがんだ高知県警をただそうとして一人立ち上がり、文字通り手弁当で糾弾していた人なのである。
実際、小松氏が有していた高知県に対するさまざまなエビデンスの数々は、すべて事実に則した極めて信頼すべきものだった。そのエビデンスに基づく糾明は説得力抜群で、高知県警以外からは拍手と喝采をもって迎えられて然るべきだった。
そこでの逮捕。逮捕理由は、詐欺罪だという。
生活保護を受けている小松氏が、ずっと以前に携っていた不在者神社の財産管理人の報酬を受け取った、それが生活保護費用の詐取に該当する、ということとなったという。
思わず〝そんな馬鹿な〟と、苦笑を禁じ得ないような話だが、現実は、小松氏は逮捕、そして即、起訴されている。このような異常事態はまったく報じられることはない。特に地元では、多くの市民は知らされないままなのである。
小松氏は、獄中で悔し涙にくれている。
さらに、本紙10月号で報じた、恐喝未遂でも堂々と無罪の判決を取った反社(反社会的勢力)の一件では、〝平成の坂本龍馬〟に対する理不尽にさらに輪を掛けたような状況に陥っている。
ここでの被害者は、産廃業者、岸田明彦氏である。
岸田氏は、借入に伴う恐喝未遂事件の被害者として高知県警組織犯罪対策課に被害届を提出、平成24年7月に、現役暴力団員をも含む加害者らはそろって逮捕された。二十日後に起訴となったが、その9ヶ月後、あっさり無罪となる。
そこから彼らの報復が怒濤の如く始まる。
岸田氏に対して、保険金詐欺で当該事件の加害者(高橋晃・長浜病院長)が被害届を提出、即逮捕となった。これが、無罪判決が出る前の平成24年11月である。これは岸田氏、なんとか起訴猶予になったが、無罪判決が出た平成25年4月以降は大変なものである。
まず最初に平成25年5月に、貸金請求事件、同8月には債権支払命令が下りてしまった。いずれも、事件の発端となった岸田氏の借財のことである(※この二件はいずれも民事である)。
平成二六年に入って4月、ついに岸田氏は今度は虚偽告訴で告発されてしまった。告発者は、先の恐喝未遂で暴力団員やなんかと同時に仲良く逮捕された長浜病院の高橋晃病院長である。
「この時、病院長は、高知市内の有力メディアらを引き連れて、そりゃあ声高に告発したものです。告発の受け手は、高知県警高知南署でした。
この理解不能の院長の告発を高知南署は直ちに受理しました。おかげで、いつ逮捕され身柄を勾留されるのか怯えながら毎日を過ごしています」(岸田氏)。
岸田氏の立場になったなら、それは誰だって同じような心境になるであろう。無理もない。
「先の小松氏の事例など聞くと、もう生きた心地もしないです。そうでなくとも生活権を奪われるようなことが頻々と起きるのです」(岸田氏)。
これはなにも大げさに言っているのではない。
何故ならば、まず第一に、産廃を収集したはいいがそれを棄てるところが全部、意図的に塞がれてしまったのである。
さらに、その産廃のライセンスにしても行政の方からあれこれクレームをつけられ剥奪の危険性に晒されているのだ。
「本当にたまったもんじゃありません。次々に裁判を起こされ、その一方では生業を圧迫してくる。生活など成り立つはずもありません。地獄の苦しみに喘いでいます」(岸田氏)。
これはもう偽らざる心からの叫びである。その岸田氏に、今度は、国税の峻烈な調査まで入った。
「収入などこれっぱかりもないきに(土佐弁)、なんで税なの?」(岸田氏)。
本紙は、この先も目を据えて高知県警はじめ官の動きを注視していく。
何せ、この状態は、かつての腐りきった香川県警そのものなのだから…。
高橋晃院長は直系組織の医療舎弟
権力と暴力の二刀使いは身を滅ぼす
高知県警の白バイ事件の闇に続き、権力と暴力の悪用が著しい高橋晃院長(長浜病院)の世渡り術が目に余る。
高橋晃院長は一度、逮捕された経験を持ちながら、なぜ目を覚まして今後の人生を見つめ直さないのだろう。
名門の土佐高校では中谷元防衛庁長官が同級生、尾崎正直高知県知事は後輩であるという恵まれた人脈を、なぜ大切に守っていかないのだろう。
本紙川上からすれば、恵まれすぎる周辺環境に甘えるべきではない、と声を大きくして言いたい。
また、中谷元防衛庁長官や尾崎知事にも言いたい。
「いくら高橋晃院長が土佐高校の同窓生で、選挙の際に票集めに奔走してくれたとしても、事実をまげてまで権力を行使すべきではない」。
「医療に専念しろ、暴力団員の治療をするのは君の務めだが医療を離れて暴力団の片棒を担ぐのだけはやめろ」となぜ高橋院長に言わないのか。
二次団体の関係者が今、岸田氏に危害を加えると六代目への使用者責任に発展するのだけは間違いない。
重大ニュース速報!
香川県知事の公金裏ガネ捻出の手口と行方!
香川県の首長に対して、どうしてかくもその道の主要人物が力を注ぐのか、いや、注いでくれるのか。この関係は一体なにが原動力となっているのか?本紙は掴んだ!
賢明なる読者の方々も、もうご想像しているはずだ。そう、その通り、首長と彼らを結ぶ線は、カネなのだ。
首長が用意したカネはなんと公金と見られている。密かに渡った相手は、今さら繰り返すこともないが、11月7、8日の『名古屋での一昼夜』をお膳立てした、時の官房長官、そしてその官房長官の陰のスポンサーであり、表と裏、アンダーグラウンドを繋ぐあの港湾荷役、あるいは港湾土木専門の横浜・藤木企業、これが東京側の“収”の主。
一方、名古屋側の“収”の主は、まずは、名古屋駅上にあるホテルまであの夜に迎えに来ていた、風俗王で、広域暴力団のこれまたスポンサーと見られているS氏、並びに、反社会的勢力のトップである。
では、このカネはどのように作られているのか?それは全くの闇なのだ。ただし、いくつかのヒントは見え隠れしている。しかしこれはあくまでヒントであり、ヒントが現実を指摘していることはない。しかし、どうにも不思議なことが、我が讃岐香川で起きていることは事実なのである。
東京・港区元麻布は、都心の高級住宅地として名高い。その名前を言うと、誰もが知っている高額納税者の自宅がひしめいていると言えば、その高級ぶりは充分にうかがえよう。
その一角に住宅地としては実に相応しくない一角がある。
三階建ての一見して社宅に見える建物。この建物の周りは、囲いがしてあり立ち入り禁止となっている。敷地内に入るための門がある。そこの看板には次のように書かれている。
「香川県職員住宅」
つまり、東京事務所の香川県職員のための職員寮なのだ。この建物と敷地は、これまで記してきたように使われていない。それも使われなくなってから久しい。実にもったいない状況なのだ。
香川県東京事務所の職員は、「ずっと前に、一般競争入札で売却しているはずですよ」、というのみである。
ということになると、ここに入るべき我が香川の職員は、どこに行ってしまったのか?他に同じような寮でもあるのだろうか?
「今は、同じ港区三田の讃岐会館内に職員寮があってそこに(職員は)いますよ」、というのである。讃岐会館といえば以前、管理委託で“疑惑の入札”があった。その詳細は、別項に譲るが、その讃岐会館内に職員寮を移した、というのも県民はまったく知らされていない。この元職員寮が注目されるのは、公金の捻出において最も多用されるのが、なにを隠そう、地元外にある行政所有の「固定資産税の水増し」なのだ。元職員寮の固定資産税はその規模や立地から見ても大変な額だったはずだ。しかし、ここは地元から離れているだけに、ノーマークなのである。すでに売却しているにもかかわらず看板そのまま、職員は曰く付きの讃岐会館内に寮移動__。
いずれにしても、カネの移動だけは、間違いないだけに、この公金で裏ガネ捻出は注目されるのだ。