ざまあ見ろ、女をなめるとこうなるんだ

映画『Cosmetic DNA』

2021年10月9日(土)よりK's cinema他にてロードショー!2021年10月9日(土)よりK's cinema他にてロードショー!
キャスト / 藤井愛稀 西面辰孝 仲野瑠花 
川崎瑠奈 吉岡諒 石田健太

監督・脚本/大久保健也
プロデューサー/西面辰孝 大久保健也(穏やカーニバル)
ポスタービジュアル/najuco
宣伝デザイン/NORA DESIGN
配給/Cinemago Cinemago
配給協力/Giggly Box
販売元/オデッサ・エンタテインメント
2020年/日本/109分/DCP/カラー/16:9/ステレオ
#CosmeticDNA
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INTRODUCTIONINTRODUCTION

INTRODUCTION

2020年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に突如現れると観客を熱狂、映画監督の清水崇・映画評論家の塩田時敏らをも魅了し北海道知事賞を獲得。 《男尊女卑》という理不尽に傷つけられた美大生が、コスメ(化粧)をきっかけに同じ悩みを抱える2人と出会い、世界への復讐と《新世界の創造》へと突き進んでゆく物語は、女性のみならず「自分らしく生きたい」と願う人々からの共感が殺到した。 ドイツ・ハンブルク日本映画祭へ正式招待された他、カナダ在住でホラー映画・コミックに精通する評論家アダム・ジョン・シュマクや「孤高のカルト芸人」永野など各界からも絶賛の声が届いている。

INTRODUCTIONINTRODUCTION

INTRODUCTION

14歳の頃から映画制作に没頭してきた大久保健也監督が、自らの偏愛的映画美学を存分に注ぎ撮影当時24歳で作り上げた劇場デビュー作『Cosmetic DNA』。
主人公アヤカを演じるのは、『血を吸う粘土~派生』主演で知られる藤井愛稀。第2の長編映画主演作となる本作では次世代の才能溢れるキャスト陣と共に、物語にふさわしい主人公像を熱演した。そして胡散臭い自称映画監督・柴島役を、本作と『令和対俺』での大怪演により注目を浴び続ける西面辰孝が務めた。
若き異才達が魅せる次世代インディペンデント・ムービーが今、解き放たれる!

STORY

コスメを愛する美大生アヤカ(藤井愛稀)は、ある時「映画に出演してほしい」とナンパしてきた自称・映画監督の柴島(西面辰孝)に薬物を盛られ暴行を受ける。泣き寝入りをせざるを得ない状況に追い込まれ精神的に病むアヤカだったが、大学院生のサトミ(仲野瑠花)、アパレル店員のユミ(川崎瑠奈)との出会いで少しずつ心を取り戻していく。

しかし、柴島の次の標的がユミと知ったアヤカは突発的に柴島を殺害。やがて死体処理を進める中で「人間の血液こそが、理想の化粧品の材料となる」ということに気づく。

愛と友情、そして破壊の先の未来とは?アヤカ・サトミ・ユミの《私たちの未来》のための革命が今、始まる。

CAST

  • 藤井愛稀

    藤井愛稀 (ふじい・いつき)

    東条アヤカ役

    1996年生まれ、京都府出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科卒業。

    出演作に『嵐電』(鈴木卓爾監督/第11回TAMA映画祭最優秀作品賞、第34回高崎映画祭最優秀作品賞) 、『特撮ドラマシリーズ FUGA』(タケウチユーイチ監督/田口清隆監督主催 「第11回自怪選」優秀賞)、主演作に『血を吸う粘土〜派生』(梅沢壮一監督/シッチェス映画祭正式出品作)、『West End Girls』(片岡大樹監督/国際短編映画祭SSFFアジア2020観客賞)がある。その他、多数のMV出演や商店テーマソングのメインボーカルも務める。

    第2の長編映画主演作となる『Cosmetic DNA』では、コスメを愛する美大生・東條アヤカ役に挑戦。「男尊女卑」がはびこる世界に破壊と革命をもたらすため行動する女性の姿を快演した。

    Twitter : @ITSUKI031

  • 仲野瑠花

    仲野瑠花 (なかの・るか)

    西岡サトミ役

    1998年生まれ、大阪府出身。

    幼少期に参加した市民参加劇「みのおキッズシアター」をきっかけに表現に興味を持つ。その後、テレビドラマ・映画などのエキストラを経験し、大学在学中は「タテヨコ企画」主宰の横田修氏の元で演劇を学ぶ。2018年に『I swear』(奥本はじめ監督)で初の短編映画に出演した後、『銀河旋律』(村澤智弘演出)など舞台作品にも出演。現在はメモリプレイやモデル、舞台や映像などで精力的に活動している。

    長編映画デビュー作となった『Cosmetic DNA』では生殖工学を学ぶ大学院生・西岡サトミ役を務め、アヤカとユミとの出会いを通じて「未来」を創ろうと奮闘するサトミを演じ切った。

    Twitter : @rukaruka_mugi

  • 川崎瑠奈

    川崎瑠奈 (かわさき・るな)

    松井ユミ役

    1998年生まれ、佐賀県出身。

    初舞台は、8歳。 佐賀東高校演劇部卒業後は「劇団青年座」養成所へ入所。その後は東京で時代劇、現代劇等主に舞台女優として活動しており、最近では、CM、webドラマなど映像にも活動の幅を広げている。

    『Cosmetic DNA』ではアヤカ・サトミと出会うアパレル店員・松井ユミ役を演じ、自身の幸せや愛について悩むユミの心情を繊細に表現する。

    Twitter : @pompomoon0910

  • 西面辰孝

    西面辰孝 (さいめん・たつたか)

    柴島恵介役

    1994年生まれ、兵庫県出身。

    大阪大学外国語学部在学中、メインキャストとして参加した『嗚呼、残酷な世界』がカナザワ映画祭2018「期待の新人監督」にて入選、ハンブルク日本映画祭にて正式招待される。その後も様々なインディーズ映画に精力的に出演し、今回の『Cosmetic DNA』では胡散臭い自称映画監督・柴島恵介役を怪演。同作ではキャストのみならず、プロデューサーとしても製作に携わった。

    2021年には主演作にして大久保監督との共同脚本作『令和対俺』が完成した。

    Twitter : @westmen57

  • 吉岡諒

    吉岡諒 (よしおか・りょう)

    吉田大輔役

    1993年生まれ、山口県出身。

    2012年、関西大学在学中に役者活動をスタート。一度は大手イベント会社に就職するも、夢を諦めきれず再び挑戦。仕事をもらう姿勢から自ら取りに行くスタイルへと転換し、『Cosmetic DNA』では堕落してゆく映画青年・吉田大輔役を獲得した。

    近年の出演作は「劇団WAO!」企画の磯部宗潤初監督作『夏の匂いは嫌いじゃない』(カンヌ国際映画祭出品作/相川智役)など。また主演作の大東市地域活性化プロジェクト長編映画『STAMPEDE』の公開が2021年秋に控える。

  • 石田健太

    石田健太 (いしだ・けんた)

    撮影監督役

    1999年生まれ、兵庫県出身。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)映画学科卒業

    多感な思春期の頃に、改めて映画・ドラマから生きる力をもらい、映画の道に進むことを決意。主な代表作は『嵐電』(鈴木卓爾監督/子午線役)、『ばちらぬん』(東盛あいか監督/クバ笠の少年役)、『オーファンズ・ブルース』(工藤梨穂監督)など。その他、多数の自主制作映画、学生映画にも主演、助演で参加している。

    俳優として、世界中の人の心に深く寄り添える存在になることが目標。

    Twitter : @kenkentankenta

DIRECTOR

大久保健也

大久保健也 (おおくぼ・けんや)

1995年生まれ、大阪府育ち。 中学校時代に『アバター』を観て衝撃を受け、映画監督を志す。近畿大学文芸学部中退後、フリーランスの映像作家としてインディーズアイドルのミュージックビデオ等を手がける傍ら、ジャンルを問わず自主映画の制作を続ける。 そして2020年には初の長編監督作『Cosmetic DNA』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて北海道知事賞を受賞した。 2021年にはアングラ漫才師の葛藤を描く新作長編『令和対俺』を完成。同作はゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021に出品され、2年連続ノミネートを果たした。

Twitter : @AtatakaiSumeshi

COMMENT

※敬称略・順不同
  • ありとあらゆるアイデアをぶち込んで、フェミニズムはおろか映画業界とオタク界隈とタランティーノと果ては監督自身までもが議論しながら最終的には観てる自分も議論に参加していた109分でした! 観賞後ジョン・ライドンが歌う「Anger is an energy」というフレーズが頭の中で鳴りました。上手い映画は世の中たくさんありますが、血がたぎってる映画にはなかなか出会えません。監督の未来に幸あれ!

    永野
    /お笑い芸人

  • まさに【狂"気"乱舞】
    「まとも」じゃない人を、お前らは「異常」だと呼ぶ。でもその「まとも」とやらは誰が決めた?お前らの言う「異常」が、本当は「正常」であったとしたら?ねえ、ウチらの何が間違っているわけ?
    女に生まれたから……を女に生まれて良かった!に変えるパワーを、女の子は全員持っている。
    メイクは武器、ファッションは武装、人生は戦い。そして、「誰かのため」という視線の飾りを脱いだ女は、どんな宝石よりも光放つ。眩しくて見えないって?サングラスでもかけてろクソ野郎。ウチらの強さをなめんなよ!

    きらめく星のなったん
    /インスタグラマー

  • 赤い口紅に短いスカート、ピンクのリボン。全ては自分のためにある。自分の所有権は自分にしかない。全てを武器にして戦う女たちは強すぎる。そして美しい。
    この美しさは男たちには絶対に奪えない。

    全ての男たちと、男たちが作る映画界を堂々とディスりまくりぶちのめした監督に感謝と盛大な拍手を。
    こんな面白い尖った監督がいたとは。私もまだまだ知らないことだらけ。
    女優という武器を持って、いつか大久保監督と共に戦ってみたいと思った。

    冨手麻妙
    /女優

  • この映画を冷静に観ていられる映画界人はどれくらいいるんだろう。
    お前らもいつやり返されるか、ビクビクしながら怯えて待て!

    私もこの世界に生きたい!みんなでやればこわくない。とにかくテンションの上がる復讐劇! あ、私ってやっぱりやられたらやり返したい人間なんだなって再実感。
    最後のシーンで胸が熱くなって泣いたのは自分でもなんでだか、まだわからない!

    石川優実
    /俳優・アクティビスト

  • まぁとにかく、とことんダメな男しか出てこない。でもそれが監督の大久保くん自らを含めた現状認識なのだとしたらパイセンの俺等の、そのまたパイセンたちの責任だよな。
    男はもう少し遠慮して生きなされ。この映画のラストはハッピーエンドなのだ。

    川瀬陽太
    /俳優

  • 過剰に過剰を重ねたハイパーさ、というものにそれ自体として一定の価値があるのは当然だが、 内容と文体が分かちがたく結びついた本作においてそのハイパーさは「詩情の噴出」とでも言うべきものへと変質を遂げている ハイパーであることは状況がもたらす必然でもある。完全に発狂した社会において人間らしさを回復するためには、抑圧というハンマーで砕かれた精神の破片を地べたに這いつくばってかき集めるところから始めるしかないのだから。

    高橋ヨシキ
    /アートディレクター・映画評論家

  • 少女たちが命の限りを尽くして暴れまくる様を、強烈な映像でパワフルに描き切る!目と耳と心に突き刺さるハイパートランス・バイオレンス。大久保監督が放つ衝動とエネルギーに魂が震える!!!

    人間食べ食べカエル
    /人喰いツイッタラー

  • 低予算の中で、中島哲也とクエンティン・タランティーノの融合を成し遂げた、史上初の映画監督。
    ノンストップのアイデア×カオス×エネルギーに満ちたジェットコースター・ムービーに、ぜひ皆さんも乗ってみてください!大久保監督の今後が楽しみです!

    アダム・トレル
    /映画プロデューサー

  • 男ウケ?誘ってる?勘違いすんな。お洒落もメイクも私のためにやってんだよ。
    女を商品化し評価して消費しようとする社会に制裁を下す、最高に「わきまえない女」たちの滅茶苦茶カワイイ戦争映画。いつか本当に、男の役目が終わる世界が来るかもしれない。男たちよ、震えて眠れ。

    上埜すみれ
    /俳優

  • 低予算映画の概念を変える、新たなZ級ジャンル映画。後半登場のエキストラ群に笑、圧巻の銃撃シーンに呆然、まさかのSF展開に愕然。 いやー、目をキラキラさせながら楽しめました!

    長谷川朋史
    /映画監督

  • 私たち人類は、映画の発明から未だ、そこに魔法のかけ方を知らない。
    しかしどうやら大久保監督はその膨大なアイディア・エモーション・ポストプロダクションにより、その執念でもって映画に魔法をかけることに成功してしまった稀有な人間のようなのです。
    どうかこの映画から飛ぶ血飛沫が、孤独な映画少年の祈りによるものと心して感じてほしい。
    大久保監督がそうであったように、この傑作映画が誰かを救う日がもうそこまで迫っている。

    河内彰
    /映画監督

  • 最初から最後まで爆発の連続。大久保健也監督の一見穏やかな物腰からは想像もつかない圧倒的パワー。リズムに乗ったポップな色と編集、可愛い主人公たちと全く予想のつかないストーリーのツイストの連続が観客を飽きさせない。この新鮮な感覚、劇場で味わうべき必見の作品です。

    小川深彩
    /映画監督

  • ぶっ壊れてる。そしてこちらもぶっ壊れた。でも、清々しいぶっ壊れた方。アナーキーでファンタジーで。日本でこんな映画を作れるなんて、誰が想像しただろうか。特にラスト30分のぶっ壊れ度は常にMAX。大久保さんは和製ハーモニー・コリンかな。でも、やっぱり、「映画が好きだから」かな笑。

    坪井篤史
    /シネマスコーレ副支配人

  • 低予算のチープさは、悪いクスリでも盛られたんじゃないのかという、極彩色の画面展開で強引になぎ倒していく。で、描かれるのは、ジェンダー、シスターフッドにアイドル、デートレイプ、リベンジ、リビングデッド、ジェノサイド等々のごった煮…。
    そんな混沌の中で、女3人の友情と連帯だけは、筋を通して熱く描かれる。実は21世紀の『テルマ&ルイーズ』なのではと、ちょっとだけ、思ったり思わなかったりして…。

    松崎まこと
    /映画活動家・放送作家

  • 「性別」のウィークポイントについて考えさせられるエッジの効いた数少ない劇薬エンタテインメント映画でした!劇場の大きなスクリーンで観ることでさらに世界観に浸ることのできる作品だと思います!

    中山優輝
    /俳優

  • 戯画化されたクソ男の台詞行動が残念ながら私達にとっては日常。
    女3人のシスターフッドに希望しかなかった!
    クソ男は皆殺し〜最高のフェミニズム映画です。

    れんげちゃん
    /アルファツイッタラー

  • 必要以上に相手に立ち入らない。自分に立ち入らせない。
    相手を傷つけたくない。自分も傷つきたくない。
    半径5メートル。なあなあの日常をぐずぐず描いて。
    そんな日本映画に満足かい。

    くそったれの男どもを、女たちがぶっ潰す。
    おもちゃ箱をひっくり返したような、ぎざぎざでぎらぎらでぐじゃぐじゃの色彩で。
    カタルシスが匂う。だけどイカセてくれない。

    バカみたいに安い賃金で保障もなく働かされて。
    そこからは上がれないよ、女なんだからと蹴落とされて。
    コロナのワクチンなんていちばん後回しにされて。
    ここまでコケにされても怒らない、立ち上がらない。
    オタクの奴らをやつけて満足かい?

    もっと殺したい奴はいないのか。敵はうじゃうじゃいるじゃん。
    大久保健也の次の銃弾は、いつ、どこで、誰に発射されるのか!

    北里宇一郎
    /脚本家

  • とんでもないエネルギー。とんでもない発想。
    全編隅から隅まで余すところなく注がれた大久保監督から3人の女性への愛!
    その眼差しと情熱に感動する……。
    ヤバっ!ボーッと感動してたらオレも彼女たちに殺されかけていた!!
    まったくとんでもない映画だ!!

    梅沢壮一
    /映画監督

  • 最初から最後までアクセル全開の脳内麻薬作!!
    互いに認め合い、補い合う3人の女の子たちが最高に可愛くて眩しかった。
    誰にも、私という存在を搾取させない。

    もっちゃん
    /YouTuber

  • 『Cosmetic DNA』は日本のアンダーグラウンド・シネマの中で真に秀でた存在だ。
    大久保健也監督は、日本から飛び出す次なる「ビッグネーム」となるだろう!

    アダム・ジョン・シュマク
    /ホラー映画・コミック評論家

  • 攻めに攻めた表現に見え隠れする映画少年の顔。と思いきや、全てを裏切られてしまった。 最低を最高に描く、これがファンタスティックか……!(驚愕してます。)

    辻凪子
    /女優

  • #MeTooスプラッターミュージカル!として、注目すべき若き才能だ。

    塩田時敏
    /映画評論家

  • 観客の予想の斜め上いく感性でストーリーを自在に展開させ、聴かせたい音楽を爆音で流し、極彩色のエフェクトで味付け。B級趣味も全開に、監督のやりたいことを徹底的にやっていそうな、まさに正統派な自主映画だと思って観ていると、不意に社会性を持ったテーマが重厚に語られたりする。
    そのアンバランスさも含めて、完成度の高い“怪作”だと思う。

    本田隆一
    /映画監督

  • 「そういうやり方があったか!!」と発見が連続のハイテンション映画。 ストレートにフェミニズム風刺と受け取ったら負けなような気がするので、すべてが実験と受け止めました。
    切って繋いでが109分続くともはやドラッグ。今日は寝られないなぁ。

    氏家譲寿(ナマニク)
    /文筆家

  • 女性蔑視全開のクソ野郎どもに天誅を下すべく、ひょんなことから友情を築いた女性3人組が勢いよく暴走するという、僕的に大好物なジャンルの作品でございました。
    映画自体もいろいろな意味で突っ走っていて、とにかく最後の展開はビックリしましたッ!

    カミヤマΔ(三角絞め)
    /映画ブロガー

  • ショットの氾濫とめまぐるしいスピードの中に登場人物たちが溶け込んでいて総体で一つの画を見たような印象の映画でした。
    何よりも作品を作る情熱が伝わってきました。

    田口敬太
    /映画監督

  • 17歳で感じた苦しみと殺意が蘇った。泣いていた。あの頃に出会いたかったよ、Cosmetic DNA。
    逃げることなく、世の中と向き合って闘っているこの映画を支持したい。目を背けずに、男女関係なく、ひとりの人間として、僕も生きてる限り闘いたい。
    愛があれば変わると信じてる。届くと信じてる。

    クレゴン太
    /俳優

  • 自分が女の子かどうかわからない、女の子で居ることが辛い。
    そんな可笑しな気持ちは認められず、ただ傷つけられてしまう「子ども」がいます。
    リズムに乗った哲学、愛らしい狂気が、悩みながら生きることを、強い女の子の存在を、おままごとみたいに軽快に、肯定してくれました。
    役者さん、スタッフさん、そして監督さん、素晴らしい映画をありがとうございます!

    近藤珠理
    /女優

  • 大久保健也は、これまでインディーズ映画やMVの制作に携わってきた。その経歴は様々なエフェクトやカメラの構図など、『Cosmetic DNA』のスタイリッシュな映像の中にハッキリと現れている。
    そしてショッキングな内容を綴った作品に、ユーモラスなトーンを与えているのは、これらの映像と大胆不敵に描かれたキャラクターの存在だろう。

    オリバー・ゲオルグ
    /ハンブルク日本映画祭代表

  • この映画は、正直な過激さとまっすぐな怒りと共に
    世界にはびこる「運命」という理不尽に立ち向かっている。

    フロリアン・ハルベイゼン
    /映画評論家

(C)穏やカーニバル