1979年神奈川県生まれ。上智大学文学部卒。一般社団法人メディカル・フェムテック・コンソーシアム 事務局長。ロビイング、医療・ヘルスケア、フェムテック領域におけるサービス・事業開発、アライアンスが専門。思想、評論要素が強く、アンビバレントな感情を持つ書き手であり、根底に物語への愛があります。とにかく感じたこと、考えたことを愚直に言葉にします。著著:『梨花、』
記事一覧
- 自民党総裁選に立候補した野田聖子議員が成長産業として期待する「フェムテック」とは?
自民党総裁選に立候補した野田聖子議員は、次の日本の成長産業として「フェムテック」を挙げ、政策の中でもフェムテックの推進と明言している。フェムテックとは何なのか、なぜ成長産業として期待できるのか。
- 記憶と教訓を継承し続けるために「東日本大震災・原子力災害伝承館」に求められるものとは?
2020年9月、未曾有の災害の記録と記憶を、防災・減災の教訓として未来へつないでゆく施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」がオープンした。「知の交流拠点」としての役割を果たすために必要なものとは何か
- 3.11から10年。双葉町は浜通りにおける復興のシンボルに #これから私は
3.11から10年。廃炉作業など難題はあるものの、着実にインフラは回復し、新しい施設、空間が生み出されている。本稿では、復興の象徴とも言える双葉町にフォーカスし、その変化と未来への期待感を伝えたい。
- 出会いの場であり、職業訓練所でもある。寝たきりになっても働ける「分身ロボットカフェ」とは?
寝たきりの、先へ行く。これは、「人類の孤独の解消」を目指すオリィ研究所によるプロジェクト「分身ロボットカフェDAWN」のキャッチコピーだ。たとえ寝たきりでも仲間と共に働けるカフェとは、どんなものなのか
- 福島に芽生える2つの復興「Jヴィレッジ」と「廃炉資料館」
福島県双葉郡にある「Jヴィレッジ」と「東京電力廃炉資料館」。両者はともに原発から20キロ圏内に位置し、この8年間で興味深い変化を遂げた。何が変わり、どんな存在であろうとしているのか、注目してほしい。
- 患者は生きるか死ぬかの選択をするのではなく、いかに自分らしく生きていくかを模索していると知ってほしい
6月21日は世界ALSデー。難病の早期発見や治療の改善、誤解や偏見を取り除くという点で、疾患啓発イベントが果たす役割は大きい。私たちはそこから何を受け取り、何ができるのか、考える日にしたい。
- 「先生のようにはできません」と離れていく研修医。小児科医が語る、医師と母親を両立させる難しさ
「東京医科大不正入試問題」はいまだ記憶に新しいが、一連の不正や女性差別の酷さはさることながら、医師と母親を両立する難しさもまた浮き彫りになったと言える。現役小児科医に過酷な実体験を語ってもらった。
- なぜ、初めての育児に奮闘する妻は、帰宅した夫にイライラするのか
なぜ、初めての育児に奮闘する妻は、夫にイライラするのか。育児や家事をしないから? それもあるが、生の声を分析すると、実は夫そのものが原因ではなく、なぜイライラするのかわからず悩む人が多いことがわかる。
- 3.11が遠い記憶になってしまっても、震災遺族のためにできることがある
東日本大震災から7年。死者は1万5895人、身元不明のご遺体は62人、行方不明者は2539人いるという。遺族のもとに帰すために尽力することや遺族を直接的にサポートする以外に私たちは何ができるだろうか。
- 徘徊事故、認認介護…暗いニュースばかりだが、認知症の人たちと一緒に笑顔になれる場がここにある
高齢化が進む中、認知症患者の徘徊中の事故、介護疲れによる心中や殺人など、重苦しいニュースが目立つ。そんな中、認知症の人たちとともに笑顔になれる空間があるという。その名も「注文をまちがえる料理店」だ。
- ボクたちはみんな大人だけれど、燃え殻さんの書く100パーセントの恋愛小説を読まずにはいられない
Twitterを愛用していれば一度は目にする「燃え殻」さんのツイート。日常から切り出された短い文章に、僕らは魅了されている。そんな燃え殻さんの小説が発売されたのだから、読まないわけにはいかないだろう。
- 病と闘うのではなく、自分自身と向き合い、生きる。ALS患者・藤元健二さんから教わったこと
2017年3月31日、難病ALSの患者である藤元健二さんが亡くなった。Facebookでの投稿を通し「闘病」という言葉では片付けられない生き方を見守り、筆者は改めて疾患啓発の意義を考えるようになった。
- シロートIT企業は参入してはいけない? 医療・健康情報を扱うメディアのあるべき姿とは
急成長を果たしたメディアでも、得られるのは賞賛ばかりではない。情報は確かなのか、モラルが欠けている、という誹りを受けることにもなる。では、医療・健康情報を扱うメディアやサービスはどうあるべきなのか。
- パラリンピックは“つまずきの石”。TOKYOはどんなパラリンピックを見せられるのか
リオデジャネイロパラリンピックが閉幕した。4年後には東京で開催されるが、何かと味噌が付いたこれまでと関心の薄さを見るにつけ、不安が拭えない。果たして、TOKYOはどんなパラリンピックを見せられるのか。
- エリートの、エリートによる、大衆のための『シン・ゴジラ』
「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明さんが脚本、製作、総監督を務めたことで話題の『シン・ゴジラ』が、大ヒット上映中。12年ぶりとなるシリーズ最新作の興味深い“枠組み”について解説する。
- 私たちは本当に「全人格労働」を強要されることで、人間らしさを失っているのか
人生の一部であるはずの仕事にすべてを捧げ、心身ともに壊れてしまう。そのような状況に陥る原因として語られる「全人格労働」とは、何なのか。果たして、本当に企業は社員に全人格労働を強要しているのだろうか。
- 快適な医療空間を実現し、医療従事者のQOL向上に一役買う「メディアコマース」とは?
医療現場における患者のQOLについては議論されているが、それを支える医療従事者については、「仕事だから」という空気が醸成されているように思える。だが彼らも疲弊しており、QOLの向上が急務になっている。
- 色彩を持たない多崎つくるは、それでも“僕的なもの”としてセックスをする
村上春樹の長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。主人公の多崎つくるが色彩を持たないとはどういうことなのか、また色彩を持つ者たちとの間に横たわるものとは何なのかを考察する。
- 疾患啓発は一日にして成らず。「ALSアイス・バケツ・チャレンジ」のその先にあるものとは?
疾患に関する正しい情報を伝える、疾患啓発。早期発見や治療の改善、さらには誤解や偏見を取り除くという点でも、果たす役割は大きい。しかし一方で、効果という点では難しさもある。今求められる疾患啓発とは何か。
- なぜ、「Why」を見失ってはいけないのか。ひとりのメディア人として思うこと
インターネットの普及により、新しい形のメディアが次々と生まれてきた。一言で「メディア」といっても、今やその定義は曖昧なものになっている。このような状況の中で、メディアに携わる者に求められるものとは?
- 風化する震災の記憶とどう向き合うべきか。〜観光客として2度、石巻を訪れた理由
震災の記憶が風化してしまった、復興は遅々として進まない、誰ともなく向けられる怒りにも諦めにも似た言葉。しかし、現実はそう簡単に言い切れないものがある中で、震災の記憶とどう向き合うべきだろうか。
- “ファンダメンタル”の誘惑。FREITAGが提案する革新的な購買体験とは?
1993年、スイスのチューリッヒにフライターグ兄弟が創立したバッグブランド「FREITAG」。日本にも旗艦店があり、多数のファンがいる。なぜ、人々はFREITAGに熱狂させられるのか。その理由に迫る。
- 子どもは、現実と向き合い、新しい物語と出会うための“ノイズ”である
衆議院選挙の争点ともなった少子化。非常に根深い問題として活発な議論が交わされているが、果たして有効な解決策はあるのか。「自分の物語」と子どもという存在の関係性に焦点を絞り、少子化問題にアプローチする。
- 『7つの習慣』はむしろ、私とは、自由とは何であるかを考えさせることに長けている
言わずと知れた自己啓発本の金字塔『7つの習慣』を、マンガを用いてわかりやすい内容に仕上げた良書、と言ってしまえば簡単だが、本稿ではもう一歩踏み込み、本当の意味で得られる気づきとは何なのかを論じます。
- クラウドファンディングが切り拓く“1兆円市場”とは?
一見全くの別物に思えるポイントサービスとクラウドファンディング。しかし、市場の成長性や課題など共通するところが多いことがわかる。両者の融合による相乗効果で“1兆円”の市場規模を活性化させる手段とは?