黒(ブラック)トリガーは、ワールドトリガーに登場するトリガーの中でも別格の性能を誇るチートトリガーです。今まで作中に数種類登場していますが、確かにどれもノーマルトリガーとは一線を画す性能となっていますよね。
今回、黒(ブラック)トリガーについて作中で明らかになっている情報をまとめました。黒(ブラック)トリガーの情報を振り返りたい方はぜひご参考ください。
黒(ブラック)トリガー
命と引き換えに生み出されるトリガー
黒(ブラック)トリガーは、トリガーの一種で優れたトリオン能力者が自らの全トリオンを注ぎ込むことで命と引き換えに生み出されるトリガーである。ただ、優れたトリオン能力者であれば必ず黒(ブラック)トリガーを生成できるというわけではなく、成功には運が絡む。黒(ブラック)トリガーの生成にはサイドエフェクトも関係しているようで、サイドエフェクト持ちの人間のほうが黒(ブラック)トリガーを生成できる可能性が高いらしい。
圧倒的に高い性能を誇る
黒(ブラック)トリガー最大の特徴が圧倒的に高い性能。ノーマルトリガーとは比較にならないほどの性能となっているので、ボーダー内でも黒(ブラック)トリガー持ちの人間はS級隊員に位置づけられ、ランク戦に参加することはできなくなり、チームも外され単独行動となる。
使い手を選ぶトリガー
また、黒(ブラック)トリガーは通常のトリガーと違って使い手を選ぶという特徴もある。ノーマルトリガーのように誰でも使えるわけではなく、その黒(ブラック)トリガーに適合する人間でないと起動することはできない。中には風刃のように20人以上の人間に適合する黒(ブラック)トリガーも存在するが、そういうトリガーは稀らしい。
黒(ブラック)トリガー一覧
空閑遊真のトリガー
使用者 空閑遊真
生成者 空閑有吾
戦闘時はレプリカが体にまとわりつき戦闘体に換装する。印という様々な種類の効果がある紋章を自在に出すことができる。印は重ねがけしたり、数種類の印を組み合わせることでより強力な効果を発揮することが可能。また、相手のトリガーをコピーして新たな印に加えることもでき、幅広い戦い方が可能な黒(ブラックトリガー)となっている。
風刃
使用者 迅悠一
生成者 最上宗一
風刃は迅の師匠だった最上宗一が黒(ブラック)トリガーになったもので、数年前に迅が争奪戦を勝ち抜いて手に入れた。物体に斬撃を伝播させることができ、目の届く範囲ならどこでも攻撃することができる能力で、壁や地面を伝って刃を飛ばすことができる。ただ、遠隔攻撃を行うごとに剣から出ている帯が消費されていき、0本になるとリロードをしないと使うことができない。
天羽月彦のトリガー
使用者 天羽月彦
生成者 不明
ボーダーのS級隊員天羽月彦も黒(ブラック)トリガーの持ち主だとされている。ただ、作中で天羽の戦闘シーンがまだ描かれていないので、どんな能力の黒(ブラック)トリガーは不明。第二次大規模侵攻では一人でトリオン兵軍団を壊滅させ、担当地区を更地にしていたので相当な破壊力のある能力だと思われる。
卵の冠(アレクトール)
使用者 ハイレイン
生成者 不明
アフトクラトルの玄界遠征部隊隊長のハイレインが使用。トリオンをツバメや魚やトカゲといった動物型のトリオン弾にして撃ち出す能力となっている。弾はトリオンをキューブ化させる能力が付与されており、トリオン体はもちろんトリガーで作られた武器もキューブ化されるので、まともに防御することができないチート級の性能となっている。
窓の影(スピラスキア)
使用者 ミラ
生成者 不明
アフトクラトルの玄界遠征部隊メンバーのミラが使用。黒く丸い窓を開いてワープゲートを作ることができる能力。窓からトゲを出して攻撃することも可能。
星の杖(オルガノン)
使用者 ヴィザ
生成者 不明
アフトクラトルの玄界遠征部隊メンバーのヴィザが使用。アフトクラトルの国宝とされている黒(ブラック)トリガー。自身を中心に超高速の刃が走る円を複数展開できる能力となっている。巨大な建造物をも一瞬にして細切れにする破壊力に加え、錨印(アンカー)による重しを打ち込んだ状態でやっと遊真が見切れるほどのスピードを兼ね備えているので、星の杖(オルガノン)による攻撃をかいくぐるのは相当困難を極める。
泥の王(ボルボロス)
使用者 エネドラ
生成者 不明
アフトクラトルの玄界遠征部隊メンバーのエネドラが使用していた。自身を固体・液体・気体に変化させることができる能力。本体は常に液体化しているので、弱点以外への攻撃はすべて無力化されてしまう。主な攻撃は固体化させた刃だが、気体化させたガスを相手に吸収させ、体内から斬り裂くという初見殺し技も得意とする。
まとめ
以上、黒(ブラック)トリガーについてまとめてみました。黒(ブラック)トリガーはまだ詳細が明らかになっていないものもありますし、新たな黒(ブラック)トリガーもまだまだ登場してくるでしょう。これからも黒(ブラック)トリガーの活躍には注目していきたいところです。