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響く「乾杯」の声、みんなで飲む酒は格別だ…「警戒発令」解除で店に賑わい戻る

響く「乾杯」の声、みんなで飲む酒は格別だ…「警戒発令」解除で店に賑わい戻る

"警戒"解除で居酒屋に賑わい

響く「乾杯」の声、みんなで飲む酒は格別だ…「警戒発令」解除で店に賑わい戻る

久々に居酒屋で乾杯する客たち。テーブル間には感染予防の仕切り板が設置されている(15日夜、福井市で)

 新型コロナウイルス対策で福井県独自の警戒発令が200日ぶりに全面解除された15日夜、飲食店では、久しぶりに会食を楽しむ人たちでにぎわう光景が見られた。県が4人以下でテーブルを分けるなどすれば5人以上での会食も容認したこともあり、経営者らは感染対策に気を配りつつ、景気回復に期待を膨らませている。(長沢勇貴)

 15日夜、福井駅前の居酒屋「味とら」はほぼ満席となり、「乾杯」の声が響いた。職場の同僚約10人で訪れた会社員の男性(47)は、「1年半以上ぶりにみんなで飲むお酒は格別。待ちに待った瞬間」と笑顔を見せた。テーブルを分けて座り、飲食する時以外はマスクを着けて会話を楽しんでいた。

 「第5波」で県は8月上旬、県独自の緊急事態宣言を発令し、県内全域の飲食店に午後8時までの営業時間の短縮を要請した。同店は要請に応じ、売り上げは感染拡大前の半分以下にまで減った。店長の男性(54)は、「満席になるのは1年ぶり。にぎわいが戻ってうれしい」と話す一方、「忘年会シーズン前に感染が再拡大しないよう対策を徹底したい」と気を引き締めた。

 福井市中心部の繁華街・片町のワインバー「煉瓦(れんが)館」も、食事やお酒を楽しむ人たちでにぎわった。

 繁華街で感染が拡大した6月下旬から7月上旬には、県が片町を含む順化地区を「感染対策特別地域」に指定し、同店では売り上げがほぼゼロに。オーナーの男性(43)は、「『片町には行ってはいけない』という雰囲気もあり、補償金もなく苦しかった」と振り返る。カウンターの客と客の間には仕切り板を設けており、「気兼ねなく片町で飲食を楽しめる雰囲気が戻ってきてくれれば」と期待を寄せた。

 片町のあるタクシーの男性運転手は、今夏は売り上げが例年の1割ほどにまで減ったといい、「何度もお客さんを乗せるのは本当に久しぶり。この流れが続いてほしい」と話した。

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