任期満了に伴う長野市長選(24日告示、31日投開票)で、新人で元保育士の百合ゆり恵氏(58)=若槻団地=が15日、県庁で記者会見し、無所属で立候補すると表明した。新型コロナウイルスワクチンの接種を強要しないことなどを訴え「より良い長野市をつくりたい」と述べた。兵庫県西宮市の政治団体「市民生活を守る会」から推薦を受ける。
新型コロナワクチンは安全が確認されていないとして、子どもへの接種停止や、希望しない人に接種を求めることの禁止を目指すと主張した。0歳児がいる世帯や高齢者らを対象にしたおむつの無料給付など、福祉分野にも力を入れると説明。「元保育士の立場を生かした政策に取り組んでいきたい」と話した。
百合氏は長野市出身。戸板女子短大(東京都)を卒業後、銀行や幼稚園などに勤務。2019年の長野市議選に「NHKから国民を守る党」(当時)から立候補し、落選した。
市長選は他に、会社役員の土屋龍一郎氏(60)=妻科=と元参院議員の荻原健司氏(51)=石渡=の無所属新人2氏が立候補を表明。市内の会社役員男性(75)が立候補を検討している。
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