主演福原遥×語りバカリズム「アンラッキーガール!」#2史上最悪の合コン[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

主演福原遥×語りバカリズム「アンラッキーガール!」#2史上最悪の合コン[字][デ]

24時間365日トラブル連発で大暴れするアンラッキーコメディ!世界一不運な3人を待ち受ける「大凶日」!?最凶ガールズは最強タッグで幸せをつかめるのか?

出演者
福良幸…福原遥

朝倉香…若月佑美
桜田卓海…板垣瑞生

二石紗菜…長井短
藤良男…岐洲匠
三田亜子…新井舞良
  ○
語り…バカリズム

福良重流…丸山智己
  ○
綾波樹…高梨臨

指宿恵徳…生瀬勝久
番組内容
幸(福原遥)と香(若月佑美)は、樹(高梨臨)に誘われて合コンに参加することに。指宿(生瀬勝久)は「史上最悪の合コンになる」と不吉な予言をする。相手は、見るからに好青年の駿河、樹が就職相談をした吉田、そして幸の父・重流(丸山智己)。幸は、なぜ父が合コンに来るのかと困惑。樹も、ケンカ別れした吉田との再会ですっかり不機嫌に。さらに卓海(板垣瑞生)が女性を連れて来て…。そこから悲劇の連鎖が幸たちを襲う―!
監督・演出
【監督】
スミス
原作・脚本
【脚本】
伊達さん(大人のカフェ)
音楽
眞鍋昭大
宗形勇輝
【主題歌】
「Lucky Days feat. OKAMOTO’S」福原遥
制作
【琉球風水監修】
シウマ
【チーフプロデューサー】
沼田賢治
【プロデューサー】
中山喬詞
櫻井雄一
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/unluckygirl/
番組SNS
【Twitter】@unlucky_ytv
【Instagram】@unlucky_ytv
【LINE ID】https://lin.ee/1OD5cuD

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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(バカリズム)
<炊飯器が…空を 飛びました>

♬~

(真壁)福良 幸さんですね?

昨日 朝倉 香さんのご自宅で
逮捕した強盗犯ですが

実は押収した金が
一部 足りなかったんです。

(幸)足りなかった?
ええ。被害額は
1億円なんですが…。

<ボストンバッグには 5000万円
しか入っていませんでした>

残りの半分を共犯者が
所持している可能性があるんです。

はあ…。

(虫が飛ぶ音)

何か心当たり ありませんか?

福良さん?
あ はい。

心当たり ないですか?

<幸は…怪しまれて
しまいました>

♬~

(虫が飛ぶ音)
うわっ!わっわっ!わ~っ!

<こうして今日も 福良 幸の

世界で一番「ついていない」
1日が始まります>

<幸は さっきの虫を
仕留めきれずに

家を出てきたことを
気にしています>

(亜子)
昨日の火事
もうネット記事になってる。

え?
「パワー強すぎたか」ですって…。

お客さん 増えるかもですよ。
あ~。

どうだろ…。
幸さん 弁償するんですか?

全額は請求されない
みたいだけど…。
へ~。

金額は会社の人たちと
いま 話し合ってるみたいで。

うわあ あの子 整形してたんだ。

♬~

《あ~~~~~》

<弁償でよかった。
拷問じゃなくて良かったと

幸は そう考えるようにしました>

(香)あの…。

あ…すみ…。

どうも。

この後…少し話せる?

そっか。そっちにも
警察 行ったんだ。

はい。
なんか ごめんね。

いえ そんな…。

(樹)ちょっと いい加減にしてよ!
(良男)指宿さん。

(指宿)
おぉ!引き合うなぁ。君たち。

なんで あなたたちまで
いるのよ…。

え…どうしたんですか。
どうしたも こうしたも ないから。

そこ歩いてきたら 急に引っ張って
きたの。訴えようと思って。

訴えても勝てないぞ。
弁護士だから。

(指宿)コーラ。
(良男)はい。

あ そうだ。あの後 どうだった。

え?
昨日。

どうだ。えげつない1日だったろ。

あ でも お肉…
美味しかったですよね。

あっ…「でも」って言った。という
ことは ひどかったってことだな。

昨日は昨日だから。

今日は まあ…良いことあるし。

(指宿)ストローいらない。
(良男)あ はい。

今日 何か あるんですか?
まあね。

ないぞ。今日も。
は?

いいことなんて何もない。

今朝も ちゃあんと見てるんだ。

何 勝手に占ってんのよ。

(通知音)

♬~

どうした?何か あった顔だな。

あなたたち 夜は暇?

え?
え…私は何も。

あなたは あれよね。
彼氏と別れたもんね?

まだ ちゃんと話してない。

もう いいよ。とっとと忘れなよ
あんな男。

急に何?
今日ね 飲み会 入れちゃってたの。

合コンか。
一緒に行かない?

仲間に裏切られたな。

あなただって
新しい出会い あるかもよ。

この前は たしかに
別れるって言ったけれども…。

え 何!?まだ悩んでんの!

ホットサンド。
(良男)は~い。

あんなポンコツの
どこが良いのよ。

あなたに
言われる筋合い ない。

顔は割といいけど
中身アレじゃね。
何?

もう なんでも いいから
とにかく来てよ!

どっちにしろ
お金ないから行きたくない。

運命の相手が見つかるかも
しれないんだよ?

いい いい。
その発想が すでに違う。

出会って
結果 縁が続くのは分かる。

だが振りかぶって 運命の人を
探しに行ったら

痛い目に遭うだけだ。
もう黙っててくれません?

(指宿)その服の色 ブラック

ダークグレー ホワイト。

良縁とは程遠い色の組み合わせだ。

幸ちゃんは行くで良いよね?

あ えっと…。
ありがとう。

いや なんも言ってないし。
あ いや あの…

私 ついてないので

私が行くと だいたい
ろくなこと起きないですけど

大丈夫ですか?

う うん。
後悔するぞ。

当日キャンセルは お金かかるの。
新宿のお店に19時。

新宿か。

何してんの。
え~ たしか
君たちの生年月日はと…。

だから何してるのって。
絶対に当たる 九星方位気学。

(指宿の声)
説明しよう!九星方位気学とは

その人の生年月日に基づく
占いのひとつだ。

生年月日や干支から
運気が下がる方角や

相性の良し悪しなんかが
手に取るように分かる。

新宿は絶対 やめたほうが いい。

五黄殺だ。
自らの判断で過ちを招く。

勘弁してよ。
じゃあ 行くと良い方位って
あるんですか?

吉方位か。

え~ 今日の吉方位は…

ないな。
ない?

(指宿)ない。家にいろ。

ずっと家にいろ。

ふざけないで。
ただの合コンじゃないの。

これで再就職への道が
切り開けるかもしれないのに。

行くのも行かないのも自由だ。
だが…。

俺は止めたからな。

史上最悪の合コンになる。

取り返しの
つかないことになるぞ。

あのおっさんの言ってたことは
一切 気にしないで。

あなたも ありがと。

まあ…
お金 出してくれるって言うから。

もちろん。
向こうの幹事の近藤さん?

超優しいから
多めに出してくれるはず。

向こう頼りじゃん。
近藤さん

人事の人とも知り合い
多いみたいだし

転職の相談にも乗ってくれるって。

すごい がっついてんじゃん。
あなたも これを機に

次の恋に踏み切んなさい。
いや 私は別に。

よし行こう。

♬~

大丈夫。きっと いい会になる。

♬~

すぐ来るって?

一応ね コース
頼んでるんだけどね。

<そして 40分が経過し…>

コースの方
始めさせてもらっても…。

帰る?
いや もうちょっとだけ待とう。

<会が始まりません>
ちょっとだけ…。

かしこまりました。
すいません。

何か連絡は…。
ガン無視。

もう…なんなの。

(駿河)遅くなってしまって
本当に すいません。

(吉田)こんばんは。

飲みの場での話 本気に
しないでもらえますか?

今回は すいません
ちょっと待って!

俺もう仕事なんで

なんで…。

今回も よろしくお願いします。

いや~ すいません。
遅くなっちゃって。

新宿の地下道って なんで
あんな分かりづらいんですかね?

♬~

お預かり致します

♬~

<合コンに…父親が来ました>

(重流)
そうですね。座りましょう。
立ち話も なんですのでね。

座りなさい。ね。

お三方は お友だち同士か
何かですか?

(重流)あ!自己紹介しましょうね。
≪そうですね≫

<これは 何が何でも
幸運を掴みたい

そんな彼女たちの話>

<史上最悪の合コンの話>

♬~

♬~

え~…吉田です。

近藤とは友人です。

以上です…。

(駿河)駿河俊介です。

近藤さんは
大学のときの先輩です。

(吉田)で…お願いします。
(重流)はい。

澤本重流です。51歳です。

新しい自分を
よろしくお願いします。

(吉田)あれ?澤本さんは

近藤と どういう…。

ジムが 一緒なんですよ。

あの~近藤さんは?

あの人 幹事ですよね。

あ…近藤は今朝
体調を崩したらしく

俺に連絡が来ました。
いらっしゃらないんですね。

女性陣の幹事の方に

かなり 張り切ってる方が
いらっしゃるらしく

今から無くせない。

代わりに お前が行ってくれ…と

泣きつかれまして。
フッ…。

それが 綾波さんだと知ったのは

後の話ですが。

まあ 今日は楽しく行きましょう。

そうですね。
(重流)うん。

ねっ!せっかくですから
盛り上がっていきましょう ねっ!

よろしくお願いします。
ハハハ…はい。

じゃあ 飲み物を たのみましょう。
すいません…。

すいません…。

♬~

おお…幸。

何で ここにいるの?
え?トイレ。

違うよ!何で ここにいるの?

びっくりだよな~。
なんでだろうな~。

「澤本で~す」って

ナチュラルに
旧姓で自己紹介して。

(重流)
あ それな 父さんな 実は…

離婚しました。

は!?
ま この場で
話すことじゃないか。

うん。じゃ…。
え 離婚!?

うん。ちょっ…トイレ。
いやいや…。

ちょっ…離婚したの!?
(重流)うん。

また 今度ちゃんと
話すから。な?

あ!この場では
親子だってことは 伏せていこう。

いや!お父さん!

<トイレ前で 父親に

離婚を打ち明けられる
幸なのでした>

♬~

だいぶ少なくないですか それ。

(重流)あっ これ 僕ねえ

これ見ると
占い思い出すんですよ。

こう ジャカジャカってやつ。

あ~ ありますね。
あるでしょ これ。

(重流)
あれ 街にいる あの人たちは 一体
どこから出てくるんでしょうね。

よく いますよね。
(吉田)全く よく見かけます。

うっ…。
(重流)あ~!

福良さん 騙されましたね。

それは 我が社が作った
食品サンプルで~す。

(吉田)
え~すっげ 本物みたいですね。

(重流)よくできてるでしょ。
これは差し上げます。

いりません。
(重流)
まあ そんな遠慮なさらずにね。

ね 皆に お配りしようと思って

全員分 持ってきたんですよ~。
へへへ…。

(駿河)映画館で観たんですか?
はい。

(駿河)いや 良かったですよね。
うん。

4Dって 初めて観たから
びっくりしたけど。

今度 一緒に観に行きましょうよ。

え?

ああ…。
行きましょ?

うん そうだね。

やった!約束ですよ。

うん…。

<幸は思いました。

この3人の誰かにとって
素敵な会になれば

それで いいのだと…>

(重流)
しゅうまい1年分 プレゼント。
(店員)いらっしゃいませ。

予約の お客様でしょうか?
(卓海)あ そうです。

(店員)
ただいま お席ご用意いたします。
少々お待ちください。

たっくん?

(瞳)知り合いの人?

別の店 行きましょ。
えっ…ちょっと!

たっくん!たっくん!

あっ…。

ちょっと俺 様子見てきます。

いや ちょっ…駿河くん!

ちょっと!

(武藤)痛っ!
(水谷)どうしたんすか 武藤さん。

なんだ この しゅうまい!!

店員呼べ!!

(水谷)おい 店員!
あ…あの…。

あ あの…違います。
(水谷)ああ!?

それ…

食品サンプルなんです。
よくできてるでしょ。

これね
僕が作ったんですよ。フフン。

意味わかんねえこと
言ってんじゃねえぞ コラ!

やめてください!
やめてください!

(武藤)ふざけんなあ~!

(店員)
おめでとうございます!
皆様が当店 ご来店

1万人目のお客様になります。
今は やめて!

ハハハ…。

(紗菜)ありがとうございま~す。

あ…ラッキー!

これ 食品サンプルなんです。

フフッ…。

<こうして 合コンは
強制終了してしまいました。

しかし…>

(卓海)急いで!
(瞳)え ちょっと…走れない!

また連絡します。ごめん。
(瞳)なにそれ。

たっくん!
うわ…ちょっ…。

やめろ!
わあ~!

待って!たっくん!

あっ…。

♬~

生クリーム くさ…。
<史上最悪な合コンの話は

まだまだ終わりません>

それにしても まさか

あんなことに なるとはな~。

お父さんのせいでしょ。
え~ へっへ…。

それにしても

呪われた飲み会だったな~。

なあ!

今日 泊めてくれよ。

やだよ。

そんなこと言うなよ。
絶対やだ。

でも まあこうやって
幸とも会えたし

まあ 良かったかな。

長いな これ。長いよ これね。

その前に 言うことあるでしょ。

やっぱり離婚したんだ。
やっぱりとか言うなよ。

そうだ。先 帰っててくれ。
え?

近くで知り合いが
お店やってて。

ちょっと 顔だしてくる。

いや えっ…ねえ
その前に泊めないからね。

(重流)
あんまり遅くならないように
するから。

いや 泊めないから。

本当に いやなんだけど。
(重流)先 寝てていいからね~。

うわ やべっ。
ちょっと!絶対 泊めないよ!

自分でホテル取ってね!
ねえ ちょっと!

(重流)ちゃんと 歯 磨けよ~!

<こうして
唐突に現れた幸の父 重流は

暗闇に消えて行くのでした>

じゃあ 私 こっちだから…。

あの!

さっきの男の人は 香さんにとって
どういう人ですか?

う~ん…。

彼氏…かな?分かんない。

じゃあ…。

もう少し 話せませんか?

ごめん。今日はもう。

♬~

痛っ…痛っ…。

大丈夫ですか?

あ…ごめん。

ごめん。
(駿河)いえ…。

あ…ここで大丈夫。
(駿河)はい。

ありがと。

さっきの人と 暮らしてた。

彼氏?

付き合って3年。

なんか いっつも
ダメな男選んじゃうの。

彼となら きっと幸せになれる
って思うんだけど

失敗しちゃって…。

たっくん

最初は
ちゃんと してたんだよ。

でも…

最近は 働きたがらなくて。

あの人の分も
養ってるってことですか?

なんだろ…。

だんだん 一緒にいるのが
当たり前になってくると

もっと愛さなきゃ~って
なってくるんだよね。

だから どんどん
ダメにしちゃうのかな…。

こないだ

ある人に言われたの。

私がダメにしてるって…。

私のせいなんだよ。

駿河くん…。

人を愛して

それがいけない
なんてことないですよ。

香さんは

人を愛するのに
疲れちゃっただけです。

僕と一緒にいる間だけは

愛されてくれませんか。

♬~

<史上最悪な合コンの話は…>

たっくん…。

<まだまだ 終わりません>

(虫が飛ぶ音)

♬~

(携帯の着信音)

んっ…ん~!
(携帯の着信音)

あれ…。

あ!
あ 幸ちゃん!

樹さん。
電話きた?

はい。香さんちって
この辺でしたよね?
うん。

(窓ガラスが割れる音)

<炊飯器が…空を飛びました>

♬~

えっ…。
えっ…あ!

ちょ…今の何ですか?
えっ 何!?

え…あっ あそこ!

香さん!
≪ふざけんなよ!≫

ねぇ やめて!

大丈夫ですか?

ちょっと ちょっと…!

ちょ ちょ…!

あ…いった~!

意味わかんない!
意味わかんない 今の!!

♬~

たっくん!!

(卓海)いってぇ…。

ずっと どうしてたんですか?

信頼できる人の家に
いたりとかしてた。

あれ以来
悪いことは もうしてない。

こういうのも 全然

いいことじゃありません。
俺だって

あらためて
ちゃんと話しようと思って

そこに隠れてたの!
そしたら 知らない…。

自分だって 知らない女の子と
飲もうとしてたじゃん!

あれは…
働き口の相談してたの!

嘘だ。

あ いいよ。別に嘘だって思うなら
思えばいいじゃん。

あ~ 俺はショックだったな。
こんなクソみたいにダサい男と…。

俺は 香さんのことが好きです。

香さんを幸せにします。
てめぇ ふざけんなよ。

ねぇ たっくん!

もう やめて…。

そうだよ。

もうやめようよ。

みんな もう寝る時間だよ。

寝て忘れよ。

もう…やってらんないよ。

♬~

♬~

(駿河)香さん。

また…連絡します。

♬~

<香は 自分の決断に

自信を持てなくなっていました>

え!ねぇ ちょっと…
うわ 何これ…

<彼女は 卓海を選んだ時
たしかに思いました。

今まで つらい恋ばかりだった。

でも 彼となら
幸せになれると…>

<しかし それもまた

間違いだったのかもしれません>

<そして 彼女は
ひとつの決断をしました>

♬~

さよなら…。

<こうして 史上最悪の
合コンの話が ようやく…

いいえ むしろ ここから…>

これ 昨日の
駿河くんって人だよね。

結婚詐欺の常習犯だって。

顔も出てるし
もう逮捕されんじゃない?

え…!

「あえて低収入の女性を狙い

金目当てという
警戒を解いた上で

じわじわ貢がせる悪質な手口。
常套句は

僕と一緒にいる間だけは
愛されてくれませんか」。

あ…汚い。香さん 汚いです。

どうすんの。あのポンコツと
やり直すのは やめなね。

別れるよ。

それとこれとは 関係ないから。
ふ~ん。

人間不信か?
だから 家にいろと言ったんだ。
私のせい?

(指宿)コーヒーまだか?
(良男)ああ すいません すぐ。

あの!

香さんが 今日 行くといい
方角って わかります?

吉方位か?
はい。

香さん。この後 その方角
一緒に歩きましょ。
え?

もうずっと
ず~っと歩いてみませんか。

何かいいこと
起こるかもしれません。

大きくでたね。

吉方位は 北西だな。

北西。

では。

北西に向かって どこまでも。

よしっ 行くか!

まあ昨日 付き合ってもらったし。

あ でも夜には帰るからね。
観たいドラマあるから。
はい。

私も そんな時間まで
歩きたくないよ。
行きましょ!

吉方位が勝つか
奴らの底なしの不運が勝つか…。

(良男)ありがとうございました。

北西って…

壁…ですね。

大体 北西なら もう良くない?
回っていこ。
ですね。

えっと あ…こっちです。

香さんって 卓海さんと
どこで出会ったんですか?

う~ん…道?
なにそれ。

家の近くの工事現場で
たっくんが バイトしてて

で ある時 目が合ったの。
それだけ?

結構 長いこと目が合って。

で なんとな~く
その道通るたびに

会話するようになって…。

で…どっかで告白された。

工事現場で長時間
目合っちゃダメでしょ。

どこが 好きだったんですか?

腕をまくった ここの部分とか?
あ~…。

そういうのは
分からなくないけど。

そういうとこで選んでるから
いけないのかな。

出会わなきゃよかった。

でも…。

出会って良かったって
あとあと

じわじわ思うことも
きっとあると思いますし。

大丈夫です。

あ…私たち今
吉方位 歩いてるんで。

今んとこ なんもないけど。
フフフ。

いや この先 きっと
いいこと待ってますから。

ホントに?
ホントですよ。

うっ!!いって…
いって た…あっ!

ちょっと大丈夫?

大丈夫です…吉方位なんで。

おい!
俺のチャリに何やってんだ!

おまえ…昨日の!!

え…なんで!?
(水谷)てめえ

武藤さんのチャリに何した!!

どこが いいことなのよぉ…。

信じましょう。吉方位なんで。

(武藤)
おい…傷ついてんじゃねえか!

あ~ 弁償ですね 武藤さん。
これ結構 高かったんすよね!

なんかこっち来る
こっち来るけど!

大丈夫です 吉方位なんで
吉方位なんで!

(武藤)弁償しろよ!なあ…。

払わなかったら どうなるか
わかってんだろ?

弁償しろおお!!
すいません すいません
すいません!

吉方位 吉方位 吉方位…。

武藤さん あれ。

クッソ…!なんでだよ!

やった。
どういうこと?

あ…やった!

嘘…。

(真壁)待て~!
駿河くん…。

香さん!

あ 駿河く~ん。

邪魔だ どけよ!
きゃあ!

香さん!大丈夫ですか?

あたし…え?

あ…あれ!

(真壁)待て!
(駿河)おい!どけ!どけどけ!

♬~

たっくん?
ここ どうなってんの…。

♬~

うわっ ごめんなさい…。

おとなしくしろ!署に連絡。

助かりました。
ありがとうございます。
(卓海)あ いえいえ。

よし 連行するぞ。ほら 立て!

(駿河)わかったよ!

たっくん…。

あの方角で よかったんだよね?

どうですかね…。

ずっとね…
苦しいなぁって思ってて。

(卓海)うん…。

近くにいると
今起きてることが つらいから

最初の頃 感じてた
楽しかったことも

思い出せなくなってくんだよ。

うん…。

だからさ たっくん…。

別れよう。

♬~

(卓海)うん 分かった。

♬~

俺…俺のこと ちゃんとするから。

今まで…ごめん。

♬~

香に会えて
良かったと思ってるよ。

♬~

じゃあ…。

♬~

<このとき…卓海が香に
黙っていたことがあります>

♬~

(真壁)待て!
(駿河)
おい!どけ!どけどけ!

<彼があの時
威風堂々と登場したのには

もう少しだけ
現実的な理由があったのです>

♬~

<しかし それはもう
大事なことではありません>

<卓海と出会えて良かったと
言える日が来るかもしれない。

香はたしかに
そう思えたのでした>

(虫が飛ぶ音)

(チャイム)

よっ!

<朝日とともに
唐突に重流が現れました>

入るよ~。
ちょ…。

こんな買ってこなくていいのに。

え?親心ってやつだよ。

ねえ…ちょっと
食べながら歩かないで。

お母さんみたいなこと
言うなよ。

ねえ まだ大事なこと
ちゃんと話してない。

どうして別れたの?
もともと

うまくいってなかったのは
知ってたけど。

お父さんの浮気のせいで。

(ため息)

まあ…俺のせいだよ。

あとは タイミングだな。

何それ。

こういうのってさ なんかこう…

カチッっと はまると
急に来るんだよな~。

不思議なもんでさ。

あ~ もう一緒にいないほうが
いいんだな~って。

(重流)別れってのもさ

全部 巡り合わせなんだよな~。

まあ ふたりが
納得してるんだったらいいけど。

♬~

今日は仕事?

うん 仕事。

じゃあ 行くかな。

え もう行くの?
おう。

いろいろ あるんだよ。
何いろいろって。

♬~

じゃあ 今度は親子で飲もう。

おいしい魚屋 連れてってやる。
はいはい。

(虫が飛ぶ音)

あ…。
ん?
(虫が飛ぶ音)

お父さん。
ん?

来てくれてありがとう。

おう。じゃあ。
じゃあ。

<虫が出て行ったので 幸は
ここまでを合コンの話として

強引に
ハッピーエンドにするのでした>

♬~

<これは
何が何でも幸運を掴みたい

そんな彼女たちの話>

♬~

お待たせ。

♬~

(重流)先 寝てていいからね~。
うわ やべっ!

ちょっと!絶対 泊めないよ!
自分でホテル取ってね!

♬~

(重流)お待たせ

♬~

悪いね 今日も。

<こうして今日も 福良 幸の

世界で一番「ついていない」1日が
始まります>

♬~

♬~

♬~