aliasを設定する
alias、なんて読むかご存知ですか。
エイリアスと読むそうです。
私はずっとアライアスと読んでいました。
というか正しい読み方を知ってからもついアライアスと読んでしまいます。
そんなaliasですが、デフォルトのコマンドを任意のコマンドで実行することができる機能です。
初期状態のmacOSには特に設定されている様子がなく、買ったばかりのMacでさあ作業するぞってときにいつも使ってるコマンドが使えなくて出鼻を挫かれるので設定しました。
aliasコマンドの書き方は以下の通り。
$ alias 任意のコマンド='実際に実行されるコマンド'設定ファイルを作成する
aliasコマンドは実行後すぐ適用されますが、再起動すると無効になります。
そこで、起動後に自動実行されるコマンドに登録します。
ホームディレクトリに移動して.zshrcという名前のファイルを作成します。
すでにある場合は追記します(初期化したmacOS Catalinaにはなかった)。
$ cd ~
$ vi .zshrcこのファイルに書いた内容は、shellの起動時に毎回実行されます。
私はls -lartをllで使いたいので以下のように書きます。
~/.zshrc
alias ll='ls -lart'私が使いたいaliasはこれだけ。
再起動すると適用されますが、すぐ適用したい場合は以下のコマンド。
source ~/.zshrcこれで、任意のコマンドを入力すると実際に実行されるコマンドが実行されます。
(今回の場合llを入力するとls -lartが実行される)