スマホやパソコンなどのデジタル機器の普及が進み、私たちの生活に欠かせない存在となりつつある「ネットショッピング」。忙しい時でも指先の操作ひとつで買い物ができたり、効率的にポイントが貯まったり、オンラインでしか購入できない限定アイテムが販売される…など、現代人にとってはメリットだらけ。
ところが、コスモポリタン イギリス版に明かした心理療法士によれば、「ネットショッピングが大好き」という性分と、「ネットショッピングにハマりこんでしまう」心理の間には境界線を設けるべきとのこと。さらに、「ネットショッピング中毒は精神疾患の一つとして捉えられるべき」だとも指摘。
買い物依存症とも訳される「buying-shopping disorder(以下BSD)」は、実は昔から使われてきた言葉。
その症状を簡単に解説すると「買い物への強い欲求と、お金を使ったことで得られる満足感のサイクルを繰り返すこと」だそうで、ウェルネスに特化した専門サイト<Very Well Mind>によればBSDには以下のような特徴が挙げられるとのこと。
買い物依存症(BSD)の特徴
- 必要以上のモノを買うことに没頭してしまう
- 欲しいモノのリサーチだけでなく、不必要なモノの買い物にも多くの時間を費やす
- いらないとわかっていても、買いたい衝動を抑えられない
- 購買欲求を抑えられないことで経済的に困窮する
そしてその多くの場合が、誰かと店舗で一緒に買い物をするのではなく、一人でショッピングに行ったり、オンラインで購入をすることを好むんだそう。
また、ドイツのハノーバー医科大学で心理療法士を務めるアストリッド・ムラー博士がネットショッピング中毒の症状を訴える122人の患者を分析したところ、ネットショッピングにのめり込んでいる人は、一般的な人より高い確率でうつや不安障害を抱えているということが判明。ネットショッピングの存在が大きくなっている現代において、BSDの様相にも変化が訪れているよう。
ネットショッピングと店舗でのショッピングの決定的な違いは、インターネットでは24時間365日買い物が可能だということ。そのためネットショッピングにおけるBSDは、ますます一般的になってきているのだそう。
一方でBSDは未だに精神疾患としては認知されておらず、「他のどこにも分類されない衝動制御の疾患」という、広いカテゴリーの一部でしかないとのこと。そのため、前述のムラー博士は「BSDをひとつの精神疾患として認知し、ネットショッピングにおけるBSDの傾向や症状についてさらに知識を深め、さらなる調査や治療方法の研究を進めるべき」と警鐘を鳴らしています。
あなたはネットショッピングの衝動を抑えられていますか? 今一度、自分の消費行動を探ってみる必要がありそう。
※この翻訳は抄訳です。
Translation: Aryung Kim





