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〈衆院選 新潟4区・新潟5区〉県知事や市長の経験者 因縁の対決へ

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新潟 2021.10.14 20:28

10月19日公示の新潟県内の選挙区の戦いでは県知事や市長といった地域行政のトップを担った人たちが多く立候補を表明しています。そういった点で注目を集めている2つの選挙区の情勢をまとめました。

長岡市の中心部や小千谷市、南魚沼市などを抱える新潟5区。県知事の経験者2人が出馬を表明しています。

〈自民党/泉田裕彦・前衆院議員〉
「いま、党の部会で大きく政府に求めているのは、地方にお金を渡して、地方が決める力を持つこと。」

自民党の泉田裕彦氏(59)です。2004年から3期12年に渡り、県知事を務めました。

〈米山隆一氏〉
「皆さんの命と暮らしを守る。そういう政治を実現するんだ。その思いでみんなが一つになってるんです。ぜひ皆さん、一緒に政治を取り戻していきましょう。」

米山隆一氏(54)は前の知事です。野党からの支援を受け“事実上の統一候補”として臨みます。2016年に泉田氏が知事のバトンを渡したのが米山氏でした。

この知事経験者同士が戦う構図に割って入ったのが森民夫氏(722)です。長岡市の市長を5期17年務めました。

〈森民夫氏〉
「高齢ですから、そういう意味では経験もあるし、人と人とのつながりも豊富ですから。」

中越地震の際には当時知事だった泉田氏と復興にあたりました。

2016年には県知事選挙に出馬しましたが、当選したのは野党3党が推薦した米山隆一氏でした。

その米山氏。女性問題を理由に県知事を任期途中で辞職しましたが、その後、作家の室井佑月さんと結婚。知名度を生かして二人三脚で活動しています。野党共闘で勝利した県知事選挙の再現を狙う米山氏は10月1日、市民連合と政策協定を結びました。

〈米山隆一氏〉
「野党は統一できて、市民連合の方々の力も得ることができた。体制が整ったところもありますので、更に気を引き締めて活動にあたっていきたい。」

自民党の前の議員・泉田氏は国会での公務と新潟5区での活動を両立させようとしましたが、新型コロナウイルスの影響で思うように動けませんでした。自民党の県議からは危機感を抱く声も上がっています。泉田さんは…

〈自民党/泉田裕彦・前衆院議員〉
「与党の議席をあずかっている以上、大きな責任をしっかりと背負って歩かせていただきたいと思います。」

さらに自民党が神経をとがらせるのが森氏の動向です。泉田氏と森氏で保守系の票が割れる心配があります。一致団結して議席を守ることが出来るのか。

〈自民党/泉田裕彦・前衆院議員〉
「コロナ禍の中の選挙ということで、気を付けながらいよいよ頑張ろうと思っています。」

一方の森氏、この日、選挙事務所にスケートボーダーが訪れました。

〈男性〉
「あそこにスケートボードパークがあったりしたら…」

森さんはその経験を活かして地元の人の悩みを聞いたり、選挙区を歩いたり、独自の“草の根活動”を展開しています。

〈森民夫氏〉
「政策とかそういった事を机の上で考えるのは簡単です。私の持ってる感覚とか経験とか知識ではなくて、当事者である若い人の意見を聞くしかない。それの積み重ねの中で生きた政策ができてくる。」

知事経験者2人に前長岡市長。新潟5区は因縁の三つどもえの戦いとなる見込みです。

一方、三条市や新潟市の秋葉区などを抱える新潟4区。

立憲民主党の前議員・菊田真紀子氏は14日、議席を巡って争う相手について話しました。

〈立憲民主党/菊田真紀子・前衆院議員〉
「三条市長として立派な業績・実績を積まれた方なので、私にとってはかつてないほど大変な強敵だと思っています。しかし、逆境に強い女ですから、ここからなんとか頑張って走り続けたい。」

菊田氏に“大変な強敵”と評されたのは自民党の国定勇人氏。前の三条市長です。10月13日に総決起集会を開きました。

〈自民党/国定勇人氏〉
「あと一歩、あと一歩の力がどうしても必要なんです。10月31日(投開票日)、私を引き続き三条のために働かさせていただく、その地位にお付けいただきたい。」

国定氏と菊田氏。かつては三条市長と国会議員として三条市のために一緒に働いた2人です。国定氏が三条市長の職を退いて丸1年。国政選挙は初挑戦です。

“三条市以外での知名度不足”が課題だとして、この1年間、新潟4区内をくまなくまわってきました。

〈自民党/国定勇人氏〉
「菊田さんが現職の国会議員である一方、私は一介の挑戦者にすぎない」

菊田氏は6期18年に渡って衆議院議員を務めてきました。ここで負けるわけにはいきません。

〈立憲民主党/菊田真紀子氏〉
「新潟県で私たちがまず先陣を切って、政権交代の先駆けを走っていきたい。」

解散で事実上の選挙戦がスタートしました。公示に向けて、各陣営の動きは加速していきます。

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