芸能人も集結した筒井康隆「断筆宣言」
司会の挨拶後は中島らもが民族楽器のサズーを演奏。その後も続々と文化人や芸能人が登場。ワハハ本舗の梅垣義明は鼻に詰めた豆を飛ばしながら越路吹雪の「ろくでなし」を歌う。清水ミチコは矢野顕子や松任谷由実らのモノマネを熱演。俳優の斎藤晴彦はクラシックの「トルコ行進曲」に「トルコ風呂」をネタにした歌詞を乗せて歌いあげた。
麿赤児は熟達の暗黒舞踏で観客を魅了。アメリカで活躍するスタンダップコメディーのTAMAYOも英語と関西弁で過激なしゃべりを披露した。ブルースシンガーとしても知られた故・原田芳雄も風邪を押して参加し、ハスキーボイスで「横浜ホンキー・トンク・ブルース」を。
会場が盛り上がりを見せる中、主催者代表がエンディングを告げ、皆で再び「ジャズ大名」の演奏が始まる。するとステージの真ん中の天の岩戸に見立てた岩の扉のセットが開き、クラリネットを吹きながら筒井康隆が登場。開演2時間半にしてファン待望の筒井康隆登場であった。そしてアンコール……。