会社社長とみられる男性を殴った疑いで知人の男が逮捕された事件で、2人の共同の事務所から多数の血痕が見つかっていたことが分かりました。
逮捕された住所・職業不詳の金歡喜容疑者(65)は、2021年4月と5月に大阪市中央区のビルにある事務所で、コンピューター関連会社の社長・八ツ田和夫さん(67)とみられる男性の顔を殴るなどしてケガをさせた疑いがもたれています。
警察によると2人は40年来の仕事仲間で、事務所を共同で利用していましたが、デスクや壁には多数の血痕があったことが分かりました。
八ツ田さんとみられる男性は10月2日、中央区のマンションの一室で全身を殴られ、血を流して死亡しているのが見つかっていて金容疑者は遺体の第一発見者でした。
警察は金容疑者が男性の殺害に関与しているとみて捜査しています。