死亡事故で逮捕されない事例
死亡事故を起こした加害者の衝撃的なLINEの内容も掲載しています。
新木商事による事故発生から近況報告まで
加害者ドライバーが仮釈放を申し出
芹澤拓也は刑務所に収監中、毎日新聞の取材を受けた際に「一生かけて償いたい」とおっしゃられていたようです。
しかし、芹澤拓也は刑務所に収監されてから仮釈放の申し出をするまで、私達の元へは何の手紙や連絡もありませんでした。
時が経過し、しれっと仮釈放を受け事故を起こす前の生活へ戻って行こうとしているように伺えます。
毎日新聞の記事の見出しには「加害者 一瞬の気の緩み後悔」とありますが、彼のしている後悔は「人の命を奪ってしまった懺悔の後悔」ではなく「自分が刑務所に入ることになってしまったという自己愛から発生した後悔」としか見受けることができません。
殺人者が発する「一生かけて償いたい」という言葉の重みはこの程度のもののようです。
新木商事が起こした死亡事故について
このページでは、2017年に横浜市の首都高湾岸線で起こった新木商事のトラック追突による死亡事故について書いております。
この他にも新木商事が起こしてしまった死亡事故はあるようですが、その事については詳細情報が分からないため記述しておりません。
事故の発生状況
発生日時 | 平成29年10月1日午前6時25分ごろ |
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発生場所 | 横浜市鶴見区の首都高速湾岸線鶴見つばさ橋近く |
事業用中型貨物自動車×乗用車2台 |
横浜市鶴見区の首都高速湾岸線上り方面、見通しの良い片側3車線を新木商事ドライバーが運転するトラック(3t)が業務のため走っていた。
路側帯には、走行中に異音が発生したため緊急停車した乗用車(a)、そして仲間の乗用車(b)が乗用車(a)の前方に縦に並び停車していた。
(2台の車は千葉県長生郡ロングウッドステーションで開催されるカーイベントへ向かう途中であった。)
↓
新木商事のトラックは路側帯に停車していた乗用車(a)に後方より追突。
新木商事のトラックは乗用車(a)を左側壁に挟み込み、乗用車(a)の前方に停車していた乗用車(b)を後ろから押し出すような形で前進する。
現場にブレーキ痕はみられなかった。
計3台が絡む事故となり、男性1人が死亡、新木商事ドライバーを含む計5人が重軽傷を負った。
↑事故後の新木商事トラック(3t)
事故の原因は?
加害者の新木商事ドライバーは事故直後や、上申書では「居眠り運転」という証言をされていました。
前の晩から歯痛がひどかったらしく、そのせいで眠れなかったというような証言もしていたようなのですが‥
事故から8日後、加害者ドライバーは新木商事社長と一緒に私どもの自宅に訪れた際から、
当初の証言からは一転、「居眠り運転はしていない。」「事故直前から記憶がない。」といった証言をするようになりました。
彼は、その後の捜査段階においてもそのように(居眠り運転を拒否。記憶がないと‥)証言していたようですが、
事故の捜査が進むにつれ、「記憶がなかった」では説明しきれなくなったのか、素直に「居眠り運転」を認めた方が罪が軽くなるからと弁護士にでも言われたのでしょうか?
(※後々の刑事裁判では再び「居眠り運転」を認めることになります。)
加害者側の弁護士は、加害者と新木商事の罪を少しでも減らすことが仕事です。
加害者ドライバーには妻と二人の子供もいるので家族の生活を守るために嘘をついてでも、罪を減らしたいことでしょう。
また、加害者ドライバーは事故のあった前月の2017年9月、300時間を大幅に超えた拘束時間で新木商事に従事しており、労働基準法で定められている拘束時間を完全に超えてしまっていたようです。
新木商事は多くの従業員を抱えています。
(約410名 ※関連会社、株式会社ケイワンロジ、株式会社アイバルス、有限会社アラキシステムサービス、アットマーク含む)
事故の原因が居眠り運転では、ドライバーが過労運転になってしまっていたことが疑われ会社への責任を問われてしまい、営業停止処分を受けてしまうと大きな損害になってしまうため、ドライバーの不注意によるミスが原因で事故が起きたと、嘘で真実を捻じ曲げてでも会社を守ろうとするのは当然のことといえば当然でしょう。
しかし、私達としては最初から素直に事実を述べていただきたかった。
自分たち(新木商事)のミスによって、若い命を何の理由もなく突然に奪ってしまったのです。
もっと、正直に真実を語って欲しかった。
彼ら(新木商事)の立ち振る舞いは自分たちのしてしまったことの罪の大きさを理解するよりも、自分たちを守るために必死になっていることがあからさまに伺えてしまうのです。
今では、彼ら(新木商事)の言っていることのそのほとんどが、自分たち(新木商事)を守るための嘘ばかりに聞こえてしまいます。
もし、今回の死亡事故を起こしてしまったことについて真摯に反省しているのなら、正直に事実を述べていただきたかったです。
重傷を負われた被害者、小宮さんの証言
また、今回の事故で重傷(第五頸椎椎体骨折・右後頭部血腫・高エネルギー外傷)を負われた被害者の小宮さんの証言では、
事故後、新木商事社長は詫び金を持参し、加害者ドライバーと一緒に小宮さん宅へ訪れた際、新木商事社長は「小宮さんの車がはみ出していなければ追突しなかった」と言われていたようです。
小宮さんは、加害者ドライバーが新木商事から「”居眠り運転”がバレなければ刑務所に入らなくても済む」とでも言われたのではないかと思われたようです。
加害者達(新木商事)は、そのように反省する気持ちもなく、ただ罪を免れたいというだけならば、わざわざ詫び金を持参した謝罪のような訪問などせずに、自分たちには非がないと言うことを裁判で証言なされば良いのではないでしょうか。
一体何を考えておられたのでしょうか?
おそらく、事故直後に新木商事一同が被害者側の面々へ訪れたのも、少しでも礼儀的に努め、ただ自分たちの罪を減らすための作業だったのではないでしょうか‥。
確かに、社長は業務中に自社の従業員が死亡事故を起こしてしまっては気が動転するのも無理はありません。
新木商事社長は、事故から8日後に私どもの自宅へ訪れました。
その時も、加害者ドライバーにはできるだけ話をさせないように務めているように感じ、事故直後の加害者ドライバーの証言とは違った、まるで取り繕ったかのようなお話をされていました。
※以下にその時、録音した音声を文章化したものの一部を掲載いたします。聞きずらかった部分もあるため完全に正確には文章化できなかった部分もございます。
新木商事社長と加害者ドライバー達が私どもの自宅を訪れた際の会話
【会話の中に登場する人物名と説明】
・臼井翔 – – – – – – 平成29年10月1日、首都高湾岸線の事故で亡くなった私たちの息子
・臼井翔の母
・臼井翔の父
・加害者ドライバー – – 今回の死亡事故で加害者となった新木商事従業員
・新木商事社長 – – – – 加害者ドライバーの勤める運送会社社長
↓下記のリンクからYouTubeで会話の内容をお聴きいただけます。
新木商事社長 : すいません。この度は、芹沢のですね、会社の代表をさせていただいております。木下と申し上げます。
この度はですね、ご家族の皆様になんと申し上げてよいのかわかりませんが、まずは本当に申し訳ございませんでした。
加害者ドライバー : 今回、自分の起こしてしまった事故で、臼井翔さんが
すいません、本当に申し訳ございませんでした。
臼井翔の母 : いや、謝ってもらっても、翔は帰ってこないので、どうしてこういう事になったんですか?
どうしてこういう事になったんですか?なんでですか?
私、死なせるために産んだんじゃないんです。返してください。
なんでこんな事になるんですか?
何してたんですか?
どうしてですか?
まだ21です。これからいろんな事やることができたんです。もうそれが何もできません。
どう思ってますか?
返してください。
臼井翔の父 : これが、(子供を亡くした)母親の心情ね。
臼井翔の父 : まだ、現実を見てないからこうなんです。
で、あと、一応、お巡りさんの方に僕らがこういうこと聞いてもいいんですか?っていうのを確認しました。
確認して、別にそれは、ね、全然聞いてもいいですよっていう確認をとりました。
今日。
新木商事社長 : そうですか。
臼井翔の父 : ええ。事故に関しての、例えば、その時間、ね、運転している、その、前、うん。
携帯電話とか使ってたのかな?とか。
そういのは聞いていいのかな?っつたら。
それは全然聞いても構わないんじゃないですか。って
運転手さんからの事故の詳細は事故の詳細。
それは全然聞いても構わないですよ。って言いましたよ。
社長さんんもね、この間、話した時には捜査中だから、私の方から言えない。と言ってたけども、
新木商事社長 : よろしいでしょうか?私どもあの、当日ですね。
ええ、まあ、警察の方から、ま、あの、彼を拘留されないということの中で、
連れて帰ってもいいと、ただし、外出禁止ということの中で、きちんと管理してください。
ということではいたのですね。あの、私どもが、その、余分にですね、配慮というか、そういったものなのかなと。
なので、事情聴取の方もようやく決まって、11日に車両見聞をやるということで。
臼井翔の父 : さっき電話したら、近日中に車両見聞をやってで、その時にうちの子供の衣類についているものがどういう風にやるか、これから検証していくと。
僕は自由に連絡を取っていいと言われてるんですよ。
警察の方と、大黒分駐所?捜査の**さんていう人。その人が二日後に来たんですよ。
ここに。その時の詳細は今もう捜査中だから、何にも言えないことばっかだったんですよ。
それでは、真相がわからないから、所長さんのとこへ電話したでしょ。
そしたらね、彼がものも言える立場じゃないし、そんな精神状態でなく、彼から何も聞いていない。っていったでしょ。
新木商事社長 : 聞いてないという、、まあそうですね。ええ。。
臼井翔の父 : それで、業務上のことだから。っていったでしょ?
新木商事社長 : はい
臼井翔の父 : 言いませんでしたっけ?俺、それは聞いているんだけど、
新木商事社長 : 業務上?
臼井翔の父 : だから、会社のことで、こういう事故があったから業務上ということですよね?業務に関してですよね?
新木商事社長 : はい、業務中の事故ということで、はい。
臼井翔の父 : 言ったよね。ゆった言わないは別にいいとして、そういう風に俺は受け止めたから、
新木商事社長 : 私どもは、きちんと身柄を管理するという条件に、窓口をお預かりしているというようなことで認識してたのですね。
それと、あとその、事情聴取の方がまだこれからということなので、上の様にまだ、ご挨拶するべきではないと勝手に判断し、それは配慮不足だったなと思いですね。
臼井翔の父 : それとね、あとね、それはもう過ぎたことだからいい。
あとね、今日ね、お巡りさんに確認したんだけど、
身柄を警察の方で、外出禁止だなんて言ってないらしいじゃん。
新木商事社長 : いや、そのように聞いておりますが私どもは
臼井翔の父 : 言ってないって、警察はそういうことは言えないって
新木商事社長 : いや、私どもは、
臼井翔の父 : それは会社が配慮して、自宅で待機しろって言ってるんじゃないですか?
新木商事社長 : いや、あのう、警察にも今もう一人来てるものが警察の対応は直接話をしているんですけども、
その方から聞いている中で、外出禁止の中で、やってくださいという風に聞いているんですけども。
臼井翔の父 : 警察の**さんていう人に、
先ほど電話して、七時に来るって言ってるんだけど、警察の方で外出禁止だって言ってるんですか?って言ったら、
そんなことは警察はいうわけがない。
拘束もしてないんだから、なんでそンなこというんですか?って言ってましたよ。
も、そこの時点で違うでしょ今日?
10時に***11時に来るって何それ?
おかしくない、普通に
新木商事社長 : いやや、来るっていう。11時に
臼井翔の父 : 伺いたいって。
新木商事社長 : 伺う準備だけはしてたということで、すぐ行けるようにということで、
あの、準備してただけですね、別にそれは、上の様にお時間を決めていただければ、
それに合わせるつもりでおった次第ではございます。
臼井翔の父 : そんなの前日に連絡くれるか、今言われて、11時に来るって言ったところで、
うちにだって聞きたい人間、いっぱいいるんですよ。
新木商事社長 : それについては私どの誤解なのかも
しれませんけども、実は土曜日の方に連絡をして、
私どもは外出禁止と認識していたものですから、連れ出していいものかその時判断できずに
ですね、警察の方に連絡したところ、土曜日日曜と、その担当者が二人いらっしゃるということだったんですけども
二人とも休日のために対応できない。と。
なので、本日の8時半に出勤だと聞いていたもので、まずは横浜まで移動してですね、8時半に警察に電話をして、上野様のご意向も含めて、まずはご無理だとおう話をお聞きした中で、私ども連れ出して上の様にお詫びへ行っていいのかと。
改めて確認したところ、それはまあ構わないでしょうと。その代わり、私どもできちんと連れていくということで、一人でいかすようなことの…
臼井翔の父 : で、俺はね、とりあえず今日はね、お詫びされたくないんですよ。ただ、話を聞きたかっただけなんですよ。
別に謝られても許すつもりはないから、今は。
話を聞きたかっただけにただ来て欲しかっただけなんです。
で、警察の方に「上野さんから新木商事さんの方に質問をぶつけるのは全然いいんじゃないですか。」って言ったんで、質問していいですか?
新木商事社長 : あの、私も、
臼井翔の父 : 答えられる範囲ですか?
それとも誠意があるんですか?運転手さんも。
新木商事社長 : いや、誠意はあの、*****つもりで来ているわけで、
ただ、その警察の方にお聞きになったという話ですけども、
私ども、本日確認したところでは、事故の詳細等について私どもがお話しするべきなのかどうか、
まあ、この前お電話いただいた時も色々と聞かれて、私も答えられない部分があって。
事情聴取も******お話ししたと思うんです。そのことも含めて、話すべきなのかと。
詳細については調査中ということで、話してもらって結構だと。
臼井翔の父 : だから、言ってるのはおまわりさんに今日、聞いたところ、運転手さんにその時の状況等を聞いてもいいのか?と。
「それは全然構わないですよ。それは全然法的な場所じゃないんだから。」
それは、誠意があるかどうかじゃないんですか?
新木商事社長 : いや、それを誠意といのであれば、そうなのかもしれませんけど、私どもの考えていたのは、
上の様にも私どもが感じたこと、その時の知ってることというのを、
仮に私どもがお伝えしたことが間違えて、もし伝わってしまうこととか、正直懸念しているところはございます。
臼井翔の父 : 社長の主観ね、見た限りでは出てた(車線から)
要するに、出てた部分だけぶつかったということですよね?
新木商事社長 : 私の見た限りでは、車線内を中を走っている中で当たっている。
映像を見た限りでの私の主観です。
臼井翔の父 : ぶつかった車の運転席やら助手席の方まで全部凹んでいるんですよ。
ってことはハンドルがもう左に行ってるんじゃないですか?
車の方に。
新木商事社長 : ぶつかった後の映像を見てますけども、ぶつかった後の衝撃というのは大きいもので、
カメラがこうなっているのかわかりませんけども、正直我々では解析できないような
映像だったんで、ぶつかるところまでは見ています。
臼井翔の父 : じゃあ、どっちみち記憶がないんだからブレーキかけたかどうかもわかんないだよね?
新木商事社長 : いや、それはおそらく、かけてないのではないかと私の見立てです。
映像の中で、****とかなったとか、そう行ったものは感じられませんでしたので、
おそらくブレーキはかかってないのだと思います。
臼井翔の父 : で、彼も覚えているんだか覚えてんだっけ?
ぶつかった後、ブレーキ踏んだような記憶があるていうことだっけ?
あんまりない?
加害者ドライバー : *****
臼井翔の父 : 実際問題じゃあね、事故直後現場検証ちょっとしているわけでしょ。
あ、いなかったわけ、もう運ばれていたわけ?
加害者ドライバー : ******救急車乗っていました。
臼井翔の父 : じゃあもう、ブレーキコンの趾すらもわかんないということですよね。
新木商事社長 : そのあと警察で色々***聞いていますけども、ただそれがどうだったのかということは、知らされてはおりません、現段階で。
ただ、私が見たところでは、ブレーキを踏んだような形跡は映像の中では私は感じませんでした。
新木商事 事故後の指導教育
新木商事は今回の死亡事故(2017年10月1日[日曜])が起こった週末、事故を起こしたドライバーが所属する横浜営業所では、下記のような教育実習を行われたようです。
事故概要の赤線部分には、「②車両2名中1名死亡(①車両の下に潜り腰を強打)」とあります。この1名死亡が私の息子・翔でありますが、腰を強打で死亡とは一体如何なものでしょう?
実際は、脳からの出血、頸椎骨折、身体中が傷・痣・出血だらけ。医師の説明では首が折れておりほぼ即死ということでした。
又、上記の新木商事の教育実習時の書類には「今回の事故原因は前方不注視によるものです。」と記入されていることから、新木商事ではあくまでドライバーに全責任を持たせようとしていることが伺えます。
事故直後は、加害者ドライバーも素直に「居眠り運転」だったと認めていました。
しかし、加害者ドライバーが後々に「記憶がなかった」と証言を覆したのは、新木商事社長らが加害者ドライバーへそうするように話を持ちかけた以外には、推測しようがありません。
事故直後の「居眠り運転」だったという証言のまま、前月の拘束時間が労働基準法を逸脱しており、過労運転だったと素直に証言なされていれば、加害者ドライバーのみの責任とならず新木商事にも責任が課され、加害者ドライバーの実刑はもう少し違ったものになっていたのかもしれません。
加害者ドライバーが新木商事の仲間に送ったLINEメッセージ
事故から2日後、新木商事の加害者ドライバーは同社で働く仲間に対して「まだ刑務所に入るかも決まってないっすから。笑」というメッセージを携帯電話で送っていました。
これは、実際に殺人を犯した人間がその2日後、職場の仲間に送っていたメッセージです。
加害者ドライバーからの謝罪文
事故から約1ヶ月半の後、新木商事の加害者ドライバーから謝罪の手紙が送られてきました。
※封書の宛名が「上野」で手紙の文章内の名前が「臼井」となっているのは、事故で亡くなった臼井翔の母親と父親私が離婚している関係です。
謝罪文は直筆で書いたものでしたが、Googleで「死亡事故 謝罪文」と検索して表示されたサイトに載っている謝罪文のテンプレートとほぼ同じ文章でした。
また、手紙を入れていた封筒は「新木商事」の業務用封筒であり、消印を見ると新木商事本社がある埼玉県の「杉戸」から発送されたことがわかります。
加害者ドライバーは新木商事の横浜営業所に在籍しており、神奈川県に住んでいるはずなのに、わざわざ新木商事本社の埼玉県北葛飾郡杉戸町から発送されてきました。
加害者ドライバーは、これから裁判が始まるという段階になり、弁護士や新木商事社長との打ち合わせで、新木商事の本社へ呼び出されたときにでも書かされたのでしょう。
加害者ドライバーがご自身の意思によって書かれていない手紙であるということがわかります。
↓下記の画像は、今回の事故で被害者となった方々(伊藤様、小宮様)へ発送された謝罪文です。
すべての謝罪文が、平成29年11月14日に新木商事の加害者ドライバーによって作成されたようです。
加害者ドライバーの実刑判決が確定
事故から、約1年半後の平成31年3月21日 (木)、東京高等裁判所にて今回の死亡事故を起こした新木商事トラックドライバーの被告・芹澤拓也には2年の禁固刑を科されることが決定しました。
事故の原因は過労運転?
裁判をおこなっていく過程で、加害者ドライバーの普段の生活パターンなどを聞いた結果、どう考えても会社(新木商事)の労働環境が原因で今回の死亡事故を起こしてしまったとしか考えられません。
新木商事社長は自分の会社を守るためですから、真実をありのまま証言できないのは当然でしょうが、誰かがこのような労働基準法から逸脱した労働環境を改めさせるため訴えなければ、これからも新たな犠牲者は生まれ続けてしまうでしょう。
日本人が一生のうち交通事故が原因で死亡する確率というのは、約0.5%くらいとも言われております。大半の人は一生無事に過ごせるでしょう。
しかし、0.5%という数字は少ないように思えますが、日本人の総人口で考えると大変大きな数字になります。
交通ルールや自動車運転に関する決まりごとを改善しない限り、今後も確実に新たな犠牲者は生まれます。
私たちはこのような悲惨な出来事を他の誰にも味わっては欲しくありません。
過労運転の犠牲者は私達の息子・翔を最後にして欲しいです。
従業員へ過重労働を強いらなければ運営できない会社、そのような社会のシステムは私達の時代でおわりにし、未来に生きていく人達には絶対に残してはいけません。
コメント
私も新木商事で働いていましたが非人間的な扱いを受けました。配車の三橋、畑などからです。