さて、連れ合いの父親(私からは舅)に関しては、どういう性格なのか全く
分からなかった。20年以上も解らないままだった。が、エニアでタイプ5w6
と判定できた後は、実によくわかる人になりました。
で、実によく判るようになれば、誤解したり、疑ったり、不信に感じることも
無くなるので、関係性がよくなり、相手をそのまま受け入れられるようにな
ると考えられます。
なお、以下を幾度も読んで頂けたらタイプ5の気質が少しは解るかと、再度
載せたいと思いました。
「 親父(タイプ5w6)のこと」→ここ
舅は、判を押したような生活を60年以上も続けていたようです。また、舅にと
って「記憶する」ことは、最も重要な仕事だったみたいです。毎日欠かさず、幾
つかに分類して書きだし、それを冊子にしたてて保管していました。
まずは、新聞記事を全部読んでから、必要だと思った記事を切り抜いて冊子
に仕立てて保管していた。家計簿も、毎日欠かさず記録していたが、それで
家計を分析するなどは無かった。
なお、ちょっとおかしな記録簿もあった。舅は、朝早く散歩がてらに海岸にて拾
ってきた物(主に腕時計など)に荷札を付け、拾った場所や日付けを書いて、物
置場にキレイに保管していた。時計などは壊れているのであり、保管する必要
性もないのに、どうしてなのか!?!?
神社に関する本や辞典も多く、各種の統計本などもあったが、すべて「記憶」す
るために購入していたと考えられます。それに、役所に勤めているのでもないの
に、まるで、「書記官」みたいです。
たぶん、記録簿は、いつかは何かで役に立つだろうと考えていたのではないか
と思われます。
さて、たぶん誰も聞いたことがない、トンデモ出来事を書き留めたいと思います。
あれは暑い夏の朝のことです。
姑と連れ合いは、買い物やその他の用事があり、連れ合いの実家に残されたの
は舅と私だけ。で、私が新聞を読んでいると、舅は大きな声で私を呼びました。
何やらわめいていたのですが、発音が分かりにくく…で、声のするほうへ近づくと、
そこはトイレ。
で、舅、曰く。「便が出て来ない、掻き出してくれ!」 と。…それを聴いてギョとのけ
ぞってしまった…。たぶん、そうだったと思う。
どうしょう!! と、狼狽しつつも玄関から外に飛び出すと、また大きな呼び声が聞こ
え…、で、仕方なく廊下をたどって行くと、なんと! 新聞紙を敷いて、その上で寝転
び体を横向きにし、尻を私のほうに向けて、「手で掻きだしてくれんか! 」
驚天動地です。「そんな!!」と言ったのかは忘れたが、玄関まで走っていくと、姑の顔
が見えたので、このことを知らせると、「まあ、じいちゃん、なんということを…」と驚い
て、姑は嫁(私)に謝った。その後、本人なのか姑が掻きだしたのか、そういうことは
聞いていません。知りたくもなかった…。
舅は朝の排便も、日課のように出さないといけないらしい。が、それにしても、羞恥心
の無さは他に類をみないと言えます。これだけで「攻撃タイプ」と絞れます。
羞恥心が少しある………8・2・5……攻撃タイプ
羞恥心は中間 ……… 3・6・9……調和タイプ
羞恥心が強すぎる …… 7・1・4……防御タイプ
また、舅は、他人の名前や住所などは、一度聞いただけで覚える人ですが、その人が
どういう性格なのかは知ろうとはしない。社交的でもなく、自分の健康には気を付ける
が、家族のことを気遣うとか心配するなども全くない。ただし、台風などの災害には素
早く行動できる人と言えます。
しかし、日頃は「感情」というものが無いかのようにみえました。尤も、舅はたった一度だ
け嫉妬したことがあるらしい。また、他人から理不尽なことをされたとか、侮辱されたなら
ば、絶対に許すことはなかった。一生、断絶となった人が複数います。
攻撃タイプ(8・2・5)のなかで感情的になりにくいのは、タイプ5と絞れます。タイプ8もあま
り感情的にはならないほうですが、妻や娘であれば愛情一杯になることがあります。
一方、タイプ2は感情的過ぎるとも言えるくらいで、家族や他人にも介入することが多く、
ある意味うっとうしく思われることも多いタイプと言えるでしょう。無論のこと、タイプ2の全
ての人がそうなるのではありません。誤解しないでくださいね。
つまり、タイプ5は口うるさい人ではなく、心配する必要もない人ですが、やるべきことは
やってくれるのは助かります。教えたがりでもなく、誰に対しても介入することがないので、
うっとうしいなどはまずありません。が、家族や友人、子どもなどと親しみ、助け合うことも
殆ど無さそう‥、まるで、心を通わせることができないAIで、記憶力から見ても、AIみたい
です。
つづく