1973年の映画 「燃えよ ドラゴン」で ブルース・リーと共演した俳優です。
俳優になる前はアメリカのいくつかの空手選手権で優勝した実績を持つ、本物の空手スター。
今時の優しい男が好きな日本人女性には絶対受けない、我が道を行く性格。
映画の中でも、実生活でも。
その性格故トラブルも多かったらしいですが、ブルース・リーもそうでしたから。
空手の人はね・・・。
でも、男が憧れる男でした。
荒っぽくて、今風に書けば「ツンデレ」って言うんですか?
大好きですよ。
私が女なら、そんな男に付いていきますよ。
自分の信念を曲げないで、その為には死をも辞さないから、絶対に裏切らない。
丁度、ベトナム戦争も終わり頃、アメリカ国内で、暴力の嵐が吹き荒れていた時の映画ですね。
その世情が少しだけ、映画の中に要素として入っています。
見ていない人には分からないでしょうが、本当に素敵な人でした。
とても寂しいし、悲しい。
有難う、ジム・ケリーさん。
さようなら。