威厳あり

協力会社からの購入商品が納期トラブルを起こしていて

最近になって、同じようなトラブルが何度か発生

それが原因で、うちの会社からお客さんへの納品にも影響が出ているらしく…

それを巡って、上司がまた関係者たちともめていた

でも思い起こせば、昔はそんなトラブルは本当に何年かにあるかないか程度でしか起きたことがなく…

その頃は、直属の上司が協力会社の担当者にお願いして、トラブル回避出来ていた

しかし、今はお願いしてもトラブルが回避できないようで

時代背景とかもあるのだろうけど、今の経営者たちは営業出身がほとんど

奴らの協力会社への考え方は「値引きさせろ」「仕事を与えてやっているのだから」

それに比べて昔は協力会社の人たちもうちの会社の仲間的な考え方で、言わば持ちつ持たれつでいい関係を保ってきた

こちらが困った時には助けてもらい、向こうが困った時にもこちらで出来ることなら助けていた

そんな間柄だから値下げ交渉なんかしなくても、見積書には文句無言で値引きを書いてくれていたものだ

それを今の経営者になってからは「叩け、叩け」とばかりで、協力会社との関係をすごく軽視

自分等の都合のいいことばかりを押しつけていて

その結果、協力会社と仲違いになってしまったり、困った時にも助けてもらえなくなったり

仕事の取り引きとは言え、繋がっているのはやはり人と人

感情的な部分からの影響も、全くゼロではないだろう

それにしても、昔の上司は本当に上手くまとめていたし、協力会社もその上司からのお願いはほとんど聞いてくれていたよな

そう考えると、経営者ではなかったけど昔の上司の方が今の経営者たちよりも遥かに威厳も信頼もあったな

当時も思っていたけど、やっぱりあの人はスゲェなきらきら